録画して先程観ました。
終わってしまったのですよ。
昭和~平成~令和と生きてきた主人と私と娘、
この番組を観て笑えましたし、
いろいろ思い出しました。
なんか、ドラマが面白くなくなっちゃったね。
なんか、歌が心に響かなくなったね。
なんか、誰もかれも軽く謝るようになったね。
と、主人と言うようになっていた
原因がこの番組を観て分かりました。
不適切な言葉や行動や場所とか、、、
まあー、増えたねえ。
やりずらく過ごしずらくなってしまったのですね。
私たち3人はスマホを購入することに躊躇しているのです。
主人と娘は使いこなせないから、変なことに巻き込まれたくないからと。
私はスマホの画面が老眼で見にくいのです。
パソコンのがいいのです。
付き合いも減って携帯電話の使用頻度が減ったというのもある。
何年前だろう、、、27年前かあ~、、、
思い出したのですよ。
『セクハラ』
と、言う言葉が会社で出たころ。
上司(管理退職(55歳)して支店の課長となった)が、面白い人だったのですよ。
伝票に判を押してもらいに行くと、受け取るときに必ず手を握って褒めてくる。
私はゲラゲラと笑って
「こんなおばさん(当時38歳の二人の子持ち)の手を握ってくれる人なんて
なかなか居ないのに、課長さんだけだよ。」
と、笑い合ってたね。
課長さんの年齢としては、まあ触るのが当たり前の年代。
目くじら立てるのが恥ずかしい年齢。
18歳で社会に出て働いてきた私は、胸もお尻も手も触られました。
最初はギャアーーーなどと騒いでいましたが、
慣れてしまい、身をかわす術を身に着けたり、
笑いに持ってったりとその場を楽しく楽しくとしていた。
ところが、33歳と43歳の独身女性が私の名前を出して、
この上司をセクハラで訴えたのだ。
総務課の女性管理者が私の所まで来て
「大丈夫?嫌な思いしたね。」
と、言ってきた。
「ん?何でしょうか?どういうことでしょうか?」
と、聞きましたら
詳しく説明してくれた。
どうも、その上司の手を握るやお尻に触れる等の行為をすごく不愉快に思っているとのことだ。
私は
「あのう、ちょっと待ってください。
私、もうおばさんの年齢。生娘(きむすめ)じゃあるまいし、
そんなことぐらいで騒いで訴えるなんてすることは、かえって恥ずかしいし、
だいたいなんで私の名前が出たんでしょう?」
女性管理者
「○○さん、そういうのはダメです。
そんなことぐらいではありません。年齢は関係ありません。
触られたんですよね。握られたんですよね。
それはセクハラなんです。
ここで分からせなければいけないんです。
女性を軽視していることになるんです。
訴えていいんです。」
と、、、。
私
「そんなことしたら、せっかく上司と和やかに穏やかにとなっている職場の雰囲気が
変になるじゃありませんか。
私は不愉快とは思いませんでしたから、訴える名前から外してください。
お願いします。」
女性管理者
「なんで平気なの?」
私
「若い時のほうが、もっと酷かったですから。
それに比べたら大したことありませんから。」
女性管理者
「え?もっと酷かったって、どんなことされてたの?」
私
「飲み会の参加は強制。行けばお酌は当たり前。手を握られるのは当たり前。
チークダンスは当たり前。胸のわしずかみにお尻を触ってもみもみ。
隙あらばキス。気が付けば数人でモーテル。まあ、いちいち怒っていられない。
うまくかわす術が付くもんです。
今となっては、若いときはもてはやされていたんだなって思えるんです。
なので、この歳になってもって思うと笑えるんですよ。
でも、セクハラという言葉が出来て、男性社員も女性社員も意識を変えるということならば
変えていきます。上司と話してみます。それでいいでしょうか。」
女性管理者
「そんなだったの。よく平気だったね。
それでいいんだったら、訴える名前からは外しておきます。」
と、なった。
そのあと、上司と話して、
「なんか、コミュニケーションの仕方を気を付けなきゃとなったね。」
上司
「あー、気を付けなきゃだよ。
まあ細かくいろいろと言われたよ。
たぶん、訴えた二人は移動になるってよ。」
数日後の朝礼で、副支店長が二人の名前の移動発表を伝えていた。
急なことで、なになにとなった。
訴えられた課長はそのまま。
名前を使われた私もそのまま。
訴えた人たちが移動で良かったのかなと思ったけど、、、。
まあ、セクハラに関わるとはと思ったことでした。
確かに心が寛容だ。
ギスギスしてなかったな。
ストレスほぼ無かったな。