最近の生徒さん達色々と質問して下さるようになりました
先日「京の四季」をお稽古していた時
冒頭の
♪~春は花いざ見にごんせ東山~
当楳茂都流の振りでは片手懐手しながら扇を仰ぎだして花に向かいます
↑三船敏郎氏の懐手
そこをお稽古していると「なんでそうするの???(なんで懐手するの?)」ケガしてる人にしか見えないと(;^ω^)・・・
懐手とは↓
三省堂 大辞林
ふところで [0] 【懐手】
( 名 ) スル
①
和服を着て,腕を袖に通さず懐に入れていること。抜き入れ手。 [季] 冬。 《 -して宰相の器たり /虚子 》
②
人にまかせて,何もしないこと。 「 -で大儲けする」
女舞ですと手を袖の中から上手に身八つ口の上を通し、特に舞ではキチンと着物の中で胸の上に掌を置きます
お写真:玉三郎の宇宙より 玉三郎さんありがとうございますm(__)m
なんで?って・・・←考えた事なかったとは言えない・・・
又来週!!と言って調べてみました
舞の振りでは物思いにふけったりする時に良く使われますが
辞典の説明にもあるように、決して礼儀正しい格好ではない
寒い時などにもするようです
京の四季冒頭の振りの場合はリラックスして、または浮かれて花を見に行っている様子と言う事になるのでしょう
子供たちのお稽古で私が勉強させて頂いておりますm(__)m
さて、いよいよ明日は世界フィギュアスケート国別対抗戦ショートプログラム
羽生結弦選手のLet's Go Crazy!! ラスト プリンスです
懐手して♪
と言う訳には行かないでしょうが、今季最終戦
最後のお花見とばかり精一杯楽しんで拝見したいと思っております(*^^*)
お写真はお借りしておりますm(__)m