私の世代は25歳過ぎると「売れ残りのクリスマスケーキ」と言われて揶揄われる世代でした。
失礼な事言うねぇ、男ども。
私がバプテスマ受けたのは、クリスマスケーキ真っ盛りの年。
バプテスマ受けて、すぐ、異言を語る事を自慢してた兄弟からプロポーズされたけど、兄弟と付き合った事も無いし話が突然過ぎて、即、お断りしました。
それに彼も開拓者だしね。
その後、ある兄弟のお母さんからうちの嫁にと声を掛けて貰ったけど、知ってんだ。その家、強面のお母さん姉妹と同じく強面のお姉さん姉妹が二人いて、皆んなバリバリの開拓者だって事。
霊的に弱い私なんかの居場所じゃないし、格が違い過ぎるし申し訳ない。
いつも冷遇されてる私に、よく声を掛けてくれたとその事にはとても感謝でしたがお断りさせていただきました。
大体、こう言う考えになったのも一人の兄弟が関係しています。
集会に行くようになり、群れの司会者の兄弟が爽やか〜な青年でした。
彼は私の鬼司会者の奉仕により見出された研究生でした。
鬼司会者ははじめ彼の妹さんに再訪問をしていたのですが、たまたま、応対したお兄さんの彼が鬼司会者の毒牙に引っかかり、某有名大学の建築家にいたにもかかわらず、エホバの証人の道を選ぶと言うね。
エホバの証人になってなきゃ、きっと立派な一級建築士になってたと思うよ〜
ご両親よく許したね〜
多分、この兄弟と密かに結婚したい姉妹、たっくさんいたんじゃないかな。
ある日、群れの高齢独身の姉妹から食事に招待されました。
嬉しかった。
でも、姉妹から言われた言葉で奈落の底につき落とされました。
「うめ姉妹、爽やか兄弟とは釣り合わないから結婚なんか考えちゃ駄目よ!」
あんだって〜?私だって憧れてはいたけど結婚したいなんて思った事ないよ〜!
それに初恋君とも、別れきれずにゴタゴタしていたし。
ホントは自分が結婚したかったんじゃろうが!
うめは爽やか兄弟に、好き好きアピールした事も無いよ〜!
何を勝手に誤解して釘刺してくんのさ!
でも、霊的に釣り合わない人と結婚したらいけないのねって言う事だけは理解できました。
爽やか兄弟はその後、援助が必要な県へと移動して行くのでした。
何故か「うめ姉妹はいつか巡回監督の奥さんかなぁ」などと言う意味のわからん言葉を残して…
こんな霊的に弱くて会衆の下層にいるうめが、そうなるわけ無いじゃん!
最後のリップサービスか?
ここに居たら、たぶん、一生独身のままで、職場の上司から売れ残りのクリスマスケーキって揶揄われ続けるんだろうなぁと暗澹たる思いに浸るうめなのでした😭