今から20年以上前の話だけど、MTSを卒業した兄弟が偽札を作って使用したところ、当然の事ながらお縄になったという話を聞いて仰天した事があります。

MTSとは、エホバの証人の独身の兄弟だけが参加できる宣教訓練学校であり、模範的な開拓者の兄弟しか参加できないめちゃめちゃ特権なんであ〜る。

でも、今ひとつ実態はわからなくて、たぶん今までの兄弟がグレードアップして帰って来て、会衆に爽やか〜な霊的益をもたらしてくれるんだろうくらいに思ってました。

そしたら、なんだい!

偽札作りの訓練学校だったんか〜い!

なぁんて冗談はさておき。開拓者学校もそうだけど二週間はその学校の為に時間を拘束されるからね。

偽札兄弟も、MTSに行くために仕事クビになったのかもしれないよね。

エホバがなんとかしてくれるに違いないって思って信仰を強めながらMTSに参加してね。

でも、MTS終わっても仕事がなかなか見つからない。

経験によくあるように、「以前の雇い主が声をかけてくれました♪これもエホバの導きのおかげです♪」なぁんて事は起きなくて、にっちもさっちもいかなくなって悪い事とは知りつつも犯罪に手を染めたって所なのかなぁ。

開拓者学校ならさ。たいていの開拓者は新聞配達だったりお弁当屋さんだったり早朝の仕事して地元の近くの王国会館に行けばいいからさ。

MTSの会場はそういかないでしょう。

広い巡回区からやって来るんでね。

泊まりがけになります。

うちの会衆からも一人の兄弟が参加して(この人は要領がいいので金銭的な点は大丈夫)戻ってきた途端、長老に任命されました。

会衆が霊的にグレードアップしたかというと、けしてそんな事は無く、常に会衆内の人間関係のいざこざがあって長老も巻き込まれたりして、うんざりするような日々が繰り返されるのでした。

その後、ご夫婦で参加もできるって形に変わったようだけど以後、誰かがMTSに行った話って聞いてないです。

 

付け加えるけど、開拓奉仕学校も生涯に一度(正確には開拓奉仕一年後)って言ってたんだからさ、最近になって急に二回も三回も招待しなくていいの!

毎朝、早朝から通ってさ〜

事故った人いるんだよ!

途中で具合悪くなった人もいるし、季節によっては炎天下奉仕する時間もある。

ある姉妹の年配のお母さん姉妹は学校終わった途端に亡くなったんだよ〜

開拓者奉仕学校なんて一回で十分!