お隣の会衆に越境集会している姉妹がいます。

越境姉妹は長年の開拓者で、とても辛口の姉妹。思っている事を本人にズバズバ言うのでみんなから煙たがられています。

ある日、疎外感が耐えられなくなったかお隣の会衆に越境集会するようになりました。

そんな姉妹とたまたま町で出会ったのですが、私がもう集会に行っていない事を知らないのか話しかけて来ました。

姉妹は今もお隣会衆に行き続けているけど、なんと!その王国会館が閉鎖して更に又お隣の王国会館に行ってるんですって!

今までの距離の倍の距離。かかる移動時間も車で15分が30分になったけどそれでも越境集会続けてる。

かなり高齢、まだ自分で運転してるって事だよね。

大丈夫かなぁ。心配。だけど元の会衆によっぽど戻りたくないんだね😮‍💨

越境姉妹の事考えているうち、ふと、日本のエホバの証人の年鑑の伝道者数、バプテスマ数、会衆の数の推移を調べてみようと思い始めました。

アナログ人間なので、ノートに1975年からざざっと書き出して見てみると、1975年は伝道者がまだ33480人しかいない。うち開拓者は7662人(4人に一人は開拓者)バプテスマが7505人と多い。ほぼ開拓者と同じ数。なにしろ開拓者一人一人が研究生に「1975年は大患難の起きる年ですよ」って煽っていればほぼ同数の人がバプテスマうけるのもなんら不思議はないのかもしれない。

大患難起きなかったけど、伝道者数は減ることなく少しずつ増え続けて1988年には四倍の120722人になっています。そしてバプテスマが9211人。ここからバプテスマ数が毎年増えてゆき、1993年には13000人という最高数になっています。バプテスマが一万人超えるという快進撃は1997年まで続きます。

ピークは1998年。伝道者222912人、バプテスマは7779人とはじめて一万人を切るものの会衆の数は3802と最多。開拓者の数は89513人と最高数になっています。

ちなみに私も「開拓者はエホバからの祝福受けるわよ〜!開拓奉仕学校は霊的パラダイスよ〜!」って言う詐欺商法にまんまと乗せられて、この年開拓者になっております。

ところがだね〜

この年をピークに伝道者の数は微妙な減少をみせて2024年の報告によると、214457人でピーク時から差し引くと8455人の減少が見られます。

そりゃそうでしょう。

ここら辺の人達は一つ世代説を信じてて、少なくとも2000年来るまでには楽園来るって信じてたからね。私もそう信じてたもん。

変更された重なる世代説で目覚めた人もいると思う。私は騙されてたままだったけど。

更に、エホバの証人同士の結婚は、まして開拓者同士ならば子供を持たない人が多い。

経済的にも大変だし、楽園で家族を持ちましょうって考えだから。

そして高齢の兄弟姉妹が楽園の到来前に亡くなっておられる。

伝道者数が減少するのはこんな理由もあると思う。

一見、わずかの減少に見えます。

しかし、1998年からの2024年までのバプテスマ合計数を見てください。

79219人。これだけの人達がバプテスマうけているのに、伝道者数が減少しているのはおかしいと思いませんか?

単純計算すれば、2024年には伝道者数は約30万人になっているはずですよね。

しかも、会衆の数ピーク時の3802件が2024年で2888件、つまり914件の減少になっています。

つまり、約8万人のエホバの証人の人がエホバの証人の組織から出て行った事になりませんかね。(1988年から見た数なので、1975年から計算すればトータル約26万人がバプテスマうけてます。1975年の伝道者の数にプラスしても約30万人の伝道者になっているはず)

開拓者の数は71282人とピーク時よりも18231人減少しましたが。奉仕時間が月に70時間から50時間の変更があって楽になった分、増加してもよいはずです。

年鑑の数字から見えるのは、日本のエホバの証人の組織はこれからも成員の減少が続いて行き、増加傾向は見られず弱体化してゆくだろうという事です。

何度も、嘘の予言を繰り返し変更して信じ込ませ、奉仕して人々にハルマゲドンと楽園の到来を告げ知らせ、一人でも多くの人をエホバの証人にして救う事が、エホバのご意志であり最高の生き方だと何度も何度も洗脳されて来ましたからね。

本当にエホバの祝福と後ろ盾があるならば、日本がエホバの証人だらけになっていいくらいのもんだけど、減少傾向にあるのはエホバの祝福も後ろ盾も無いって言う事が、年鑑の数字から見えて来ますね。