「利休居士が蟄居?」
遠い会津の地にて、高弟である蒲生氏郷は
驚愕する。
「石田治部辺りによる策略か!?」
遥か京より離れたる嘆きを
家臣ら披見するなどと、
豊臣を支えるには遠すぎる奥州の地からでは
何も出来ない。
「上方にいる細川殿や古田殿が、
殿下を諌める事など出来ぬ」
「徳川殿や前田殿に使いを出して
止めて頂きたい」
自らも体調が優れない氏郷は、
急ぎ根まわしに走る。
利休の弟子達はどうにか再考と
赦免を秀吉に願い出る。
だが、秀吉は一切受け付ける様子が無い。
有無を言わせぬ対応に、
諸大名らは首をかしげる。
戦乱の世が終わり
太平がもたらされ、
奉行衆の権限が増大してる。
朝鮮出兵へ反対するものへの
粛清には、賛同するものは
少ない。
国内を統一した豊臣家への
忠義が、試される場面ではあった。
続く🌷