大坂の陣154「浪花の事も夢のまた夢」集団ストーカー&テクノロジー犯罪 | 京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

2018年4月集団ストーカーとテクノロジー犯罪を日本精工の大津工場で認識。
得意な現象と見て先ずは退職。地元京都でタクシー勤務も3ヶ月間は集スト。
その後テク犯罪被害者。パナソニック10年以上勤務経験の生かし周知活動も改善術で加害撲滅を目指す

上方からな大軍は洗練されており

豪華絢爛綺羅びやかな装備に身を纏う。


折しも島津も状況不利として戦線を縮小する。

先方たる毛利が露払いを行うが抵抗は無い。


寧ろ島津より強要された軍役に辟易した様相で

投降してくる。


かつて小牧長久手の戦いの折り煮え湯を

飲まされた長宗我部を矢面に立たせ

敗北させる意図は官兵衛からの提案であった。


秀吉は躊躇するが戦後処理として

四国に豊臣政権を根付かせるには

古い勢力を一層する必要がある。


長宗我部の騎馬兵の戦上手は

三好、十河より聞き及ぶところであった。


長宗我部、十河を衰退させる事で

四国には新たな勢力を送り込みやすい。


信長から引き継いだ風習が異なる

地方を統治する上では必ず必要となる

策略であった。


九州地方への統治は少し違う。

中原を抑えるに辺り毛利からの協力は

ただならぬものもあり、

毛利を軸に九州への足掛かりは果たせた。


ただ、毛利も完全に織田政権を引き継ぐ

豊臣秀吉の色に染め上げるにはさらなる

工夫が必要であった。


小早川隆景や安国寺恵瓊ら早くから

豊臣贔屓が存在する毛利には

すぐには手をつけない。


猛烈な敵対者吉川元春が存在するからだ、

外交上手な大国はそんじゃそこらでは

臣従しない。


朝廷よりの官位を利用する事で

徹底的に高みを目指した秀吉は、

帝の権威を最大限に利用する。


官兵衛はその事を理解し

九州における作戦準備は

軍師たる本領を発揮し、

九州を抑える事はすかわち

海の向こうを意識するに至る。


「上様が御存目の頃にようやく追いつきましたぞ」


秀吉は本隊を京より出陣する前に天王山を仰ぎ見た。

既に先方は九州への橋頭堡は完全に抑え

北九州から島津は一掃された。

自ら出馬する目的は総仕上げのみである。


「織田家は決して蔑ろには致しませぬ」


本能寺の変の直前、

毛利は風前の灯火であった。

降伏する条件を大詰めに控え、

そのまま九州へ下向する目的であった。


信長は本能寺をたち中国で秀吉光秀の軍と共に

九州の討伐を始める前であった。

毛利が降伏すれば既に帰順が決まってる

大友と共に、島津の最終意思確認をする状況であった。


「ですが古きこだわりを踏襲すれば

新生な世の中は訪れません」


正にその時をなぞる時であった。


「明智光秀であった者は今や天海を名乗り、

徳川殿と共に世のゆく末を差配します」


「本願寺との和睦の条件には

密かに南蛮からの侵攻を抑止する為」


「上方にも浸透したキリシタンを如何に

管理するかは」 


「九州の浸透具合にて判断します」


かつて無我夢中で中国を大返しし、

弔い合戦を広げたこの地の頃は、

どうして明智が天王山を占拠せなんだ理由を知り

愕然とする。


秀吉に意図的に敗北する。


それが裏切り者の果たすべき罪滅ぼしと・・・


僧侶として随伴した天海をチラリと見

秀吉は感慨深いものとなる。


続く🌷