大坂の陣152「浪花の事も夢のまた夢」集団ストーカー&テクノロジー犯罪 | 京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

2018年4月集団ストーカーとテクノロジー犯罪を日本精工の大津工場で認識。
得意な現象と見て先ずは退職。地元京都でタクシー勤務も3ヶ月間は集スト。
その後テク犯罪被害者。パナソニック10年以上勤務経験の生かし周知活動も改善術で加害撲滅を目指す

精強な薩摩隼人らの軍勢は

一気に九州を北上すると

並み居る強豪を撃破する

北九州には龍造寺家と大友家がしのぎを削るが

とうとう南から突き上がってきた島津に

呑み込まれつつある。


最早猶予は成らぬと大友宗麟は、

天下を席巻しつつある豊臣秀吉の元に赴いて

九州への下向を懇願しに現れる。


徳川家康が傘下に組み込まれ中原を完全掌握した

豊臣秀吉は毛利、四国勢に九州への進発を命ずる。


この頃より秀吉の西日本制圧は、

その後に南蛮への対処と同時進行となる。


家康や天海らとの折衝により九州制圧は

キリシタン大名の掌握、

その後に豊臣政権による

明やルソンらとの外交や交易を見据えた

布石を打つこととなる。


「毛利家や長宗我部家を尖兵とし

弱体化させる事で両家を差配しやすくします」


軍監を拝領した黒田官兵衛は豊臣秀吉に献策する。


「確かに」


「しかし官兵衛。ワシは上様の遺志を引き継ぎ、

日の本だけに及ばず」


「大明国にまで兵を進めたい」


「それには毛利には配慮が必要じゃ」


「朝廷からの信用も厚く、かつての将軍家も

頼りにした家柄である」


「京や大坂より九州に延びる瀬戸内の水運も

把握しておる」


官兵衛に取り毛利は取り除きたい宿敵であった。

秀吉は抜きん出た才覚を官兵衛に見出し軍師として

重宝するが、やはり竹中半兵衛と違い

人を軽んじる風潮を危惧する。


家康との秘密交渉は、

正妻のおねと弟の豊臣秀長にのみ

打ち明けた。


(官兵衛がどの様な男かは未知数だが、

余り何にでも相談すべきではない)


(どこか優越感に浸る嫌いがある)


朝廷を懐柔する為に跡目争いにかこつけて

関白を賜り、織田信雄を織田家の当主にすげ替える事で

世間からの悪評を取り除く。


公家として新たに豊臣の名を拝領する事で

朝廷で重きを成すと言う。


破天荒な織田信長と違い融和に心掛ける

秀吉であった。


敵にも厳しく味方にも厳しい信長と違い、

農民上がりならではの天上人への憧れや敬意は

払拭出来る者では無い。


時として残忍に思える軍事行動も、

なるべく相手方や味方に犠牲を生まない様に

配慮する事を美徳とする。


官兵衛はあからさまに朝廷を掌握と

言葉を発するが、秀吉の内心では

如何に争わずに相手を降すかを思案している。


「官兵衛に任すが、朝廷の威厳を上手く利用ではなく」


「活用する様に」


秀吉は言葉を選び釘を刺す。


官兵衛は少し温度差がある違和感を感じ取る😅


続く🌷