大坂の陣150「浪花の事も夢のまた夢」集団ストーカー&テクノロジー犯罪 | 京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

2018年4月集団ストーカーとテクノロジー犯罪を日本精工の大津工場で認識。
得意な現象と見て先ずは退職。地元京都でタクシー勤務も3ヶ月間は集スト。
その後テク犯罪被害者。パナソニック10年以上勤務経験の生かし周知活動も改善術で加害撲滅を目指す

「上様。赤間の関に兵糧を運ぶ算段が整いました」

近江長浜時代よりの子飼いである石田三成が報告する。


「佐吉か。手際が良いな」 

豊臣秀吉は本能寺以降順調に勢力を拡大している。

中国、四国を傘下に収め後顧の憂いたる

徳川を従えた以上、九州平定に動きだす。


豊臣政権は安定期に入ってる

長浜時代からの子飼いの家臣らが

それぞれ成長する兆しを見せている。


三成らの近江衆は文において才を発揮し、

長束正家や増田長盛と共に豊臣の財を切り盛りし、

加藤清正や福島正則らの子飼いの

親族に等しい尾張衆は勇猛において武が期待される。


「佐吉や虎之助、市松らがワシを支えてくれるでょ」


今も溺愛する正妻である寧々に嬉しさの余り

毎夜の如く自慢する。


「弟君の秀長様も影ながらの支柱でございます」


嬉々とする秀吉を見るのが楽しみな寧々は

秀吉の母なかと共に喜び合う。


「あの日吉が立派になって…」


実母は歳を取り涙もろくなっている。


秀吉は家族と子飼いをひときわ大切にする。

信長に認められ一介の百性から天下人にまで

のし上がったのだから、

立身出世はここに極まる。


三成からの報告を受け家族らと談笑するが、

明智光秀の生存をどの様に扱うかは

悩みの種であった。


徳川家康との会談では動揺の余り

その場の勢いで諸手を挙げて聴き入るが、

暫くすると躊躇する。


ただ秘匿すべき話し内容であるが、

国政に関わる重要事項である。


佐吉や虎之助らに話しを漏らすと

若気の至りで噂が広まる。


腹違いながら弟の秀長は良いとして、

小寺官兵衛はまだ信用できない。


重要な決め事を決定する時、

いつも懐かしく感じる人物らが思い浮かぶ。


「小六どんや半兵衛が存命ならば…」 

蜂須賀小六と竹中半兵衛であった。


天下人となるものの、従来の性質は

人を喜ばせる事が自分が幸福と感じるタチである。


本能寺の変以降せわしなく

振り返る余裕がなかった。


のんびりと有馬の湯に浸りながら

瞑想に吹けたいが忙し過ぎる。


政務の合間に少し間時間でも

落ち着かない。


「まだ振り返る時期ではない」


秀吉は親族にのみ悩みを打ち明けるのであった😅


続く🌷