日本側の警告を甘く見ていた
李氏朝鮮は、まさか倭国が大明国まで派兵するなどとは
信じられなかった。
朝鮮王朝は宗主国である明国に報告するものの、
ニベにもなく追い払われ、
両国とも油断している。
朝鮮との貿易に頼る宗氏としては、
武力衝突を避ける最終交渉を続けたが
徒労に終わる。
倭国の大船団が釜山沖に現れ、
始めて事態の深刻さに気づくのであった。
完全な奇襲から始まる渡海軍は、
朝鮮水軍の内部同士の不仲から、
初戦から敗北し制海権を失う。
精強無比の日本軍に対しては、
暫く戦さらしい事もない
未経験多数の守備軍との力量は
雲泥の差である。
たちまち教頭堡を確保され、
翌日には第二陣や本軍も上陸し
間髪入れずに内陸へと侵攻する。
これら手際がいいのは、
既に何年も前から準備されてるからであった。
王朝への不満から民主も
解放軍と捉え、
日本軍も「百済新羅の末裔らが帰ってきた」と
触れ回る。
聞いたこともない轟音が轟く
鉄砲の三段撃ちに、まともな抵抗も出来ずに
三々五々逃げ惑う。
100年続いた内乱により、
兵卒に至るまで百戦錬磨の強兵らは
ひたよせに北上する。
破竹の勢いとはこの事であった。
続く🌷