オルフェウスの窓(6)
池田理代子
集英社文庫
舞台はロシアに移った第三部。
かなり政治的な動きが強くなっていて、舞台背景が難解になってきました。
日露戦争後の1905年ごろまでが舞台となっていました。
日本史あまり得意じゃなかったから、どうも背景知識が希薄な自分には難しいね!
ロシア革命が1917年だから、まだ作品世界内では先の出来事だけれども、ずっとそういった反政府組織が潜伏して活動していたんだな。
教科書や参考書にはそこまで描かれないから、そもそも思い至らないもんです。マンガや映画で作中人物が息づいて動くことで、ようやくそういった単語が生きた単語となる。当たり前のことに今更思い至りました。
よりにもよってヒロインの恋した相手クラウスがその革命派に所属していたと…。もうこれ悲恋確定だわあ。
恋しい男を追いかけてロシアまで行ったヒロインのユリウス。
行方もわからない男を追いかけていくその行動力がすごいね。
そのクラウスの過去についてもかなり描かれています。
今まで写真だけ出てきていたクラウスの兄のドミートリィが処刑されるまでの流れも描かれていました。
とにかく情報量がすごくてまだ頭の中で整理できていない感じです。
これ、どうやって物語終わらせるんだろう。
残りあと3巻、じっくり読んでいきます。
