補習校について
子ども達の補習校選びについて思うことを書いていこうと思います。私達の住むミシガン州にはありがたいことに日本人補習校があります。通える範囲にある補習校はNovi(ノバイ)にあります。
デトロイトりんご会補習授業校
検索をかけると真っ先に出てきます。幼稚園~高校まである補習校です。毎週土曜日の通学です。小学生のクラスでは人数の多い学年では100人を超えますが、小学校の高学年をピークに学年が上がるにつれ生徒数は少なくなります。近隣の州やカナダ🇨🇦から通う人も中にはいます。日本人がいない現地校なので日本人のお友達を作りたいと言う理由で遠くから通っているケースもあるそうです。
通わせて感じること
日本の学校のような感覚で過ごしているように感じます。入学式、卒業式、運動会など日本の学校のような行事があります。高校生は生徒会や委員会活動なんて言うものまでちゃんとあります。
補習校の中は日本語での授業、日本語で話せる環境なので緊張しながら通っている現地校に比べるとリラックスして過ごせているように感じます。小学生の次女はクラスのお友達と漫画の貸し借りをしたり楽しくやっているようです。小学生は駐在の比率がとても高いのでクラスメートの転入や転出が非常に多いです。逆に高校生の長女はクラスメートがほぼ永住の子なので、周りはみんな顔見知りでクラスメートを覚えるのが大変なようです。補習校の学年は日本の学齢に合わせているので、同じ学年の子であっても現地校の学年が違う子もいます。高校生の長女はダウングレードして10th(ソフモア)で現地校へ編入したので、補習校の11th(ジュニア)の子からいろいろと大学受験やSAT、ボランティア情報などの収集の場にしているようです。
お勉強の面で感じるのは、非常にゆるいです。小学生の次女も補習校の勉強だけでは本帰国した時には全く日本の教育に追いつけないのでは⁉️という焦りがあるくらい少ないです。もちろん週に1日で全てが補える訳がないので仕方ないのですが、どちらかと言うとお勉強<遊び要素が強い気がします。高校生に関して言えば、生徒数が少なくなっているので希望者が少ないと理数系科目は開講しない年が出てきます。長女も数Ⅲの履修希望を出しましたが、今年は開講されませんでした💦
親のお手伝いで言うと、そこそこ出番があります。安全当番が割り当てられます。それもクラス別に割り当てられるので、年に何度か補習校の開催日に半日奉仕します。それとは別にクラスごとにイベント時の役が割り当てられます。だいたいクラスで3つくらい?のイベントで立候補がないと抽選などで役が回ってきます。自動車関連などの大手メーカー勤務の場合、人手が必要な運動会などは会社でボランティアとして駆り出される場合があります。
駿台ミシガン国際学院
言わずもがな駿台予備校の系列補習校です。こちらも幼稚園から高校あります。通学も平日補習校と土曜補習校が選べます。平日補習校はオンライン受講もできるので、週末を空けられたり平日の放課後を有効活用できます。土曜補習校は通学のみで小学生~中学生はwaitingのことが多いようです。土曜補習校をwaitingしながら平日補習校に通ったり、りんご会に空きができるまで通ったりすることもあるそうです。
感じたこと
周りの駿台に通われている方の話や体験授業を受けた感想などで書くと、予備校系列なだけあってお勉強のみでりんご会のような和気あいあいと言う感じではないようです。りんご会では英語がないのに対し駿台は日本へ帰国することを(恐らく)前提にしているので英語の授業もあります。期間講習があったり、宿題多めだったりと子どもには負荷高めなのかも知れません。土曜補習校と平日補習校では扱うテキストが違い、若干土曜補習校<平日補習校で難易度が変えられているそうです。選択科目が増えてくる高校生ですが、ホームページに開講科目として記載がない場合も、他の校舎に講師がいる場合など調整がつけばオンラインで希望する科目が開講してくれるそうです。
ena国際部デトロイト校
補習校ではありませんが、帰国子女向けの学習塾です。一部オンライン受講もできるようです。
※こちらは補習校ではないため、会社の福利厚生によって補助費が出ない場合もあるそうです😭
私は日本にいる時にあまり深く考えずに、人数多いしwaitingないしりんご🍎会でいいんじゃない?と本当に軽い気持ちで申し込みをして、他の補習校や塾を検討しませんでした。が、今実際に通わせて思うことは、お友達作りがある程度できたら駿台に変えられないかなぁ🤔です。わが子達は自宅学習なんて全然できないので補習校が必須ですが、周りのママから聞くと通信教育など自宅学習のみで補習校へは通ってない方も中にはいらっしゃいます。補習校を選ぶ時には子どもに補習校で何を得て欲しいのか?がある程度決まっていた方が決めやすいのかも知れません。うちはそういう意味では得たこともたくさんあるけど、長女の選択はちょっと失敗だったのかなと反省です。