学校の転校手続きについて
今回は日本にいる間の手続きについてです。
我が家の子ども達は、公立小学校、私立中学(不登校特認校)、私立高校と3人がバラバラの学校に通っているためにそれぞれの担任とやり取りをしながら手続きを行いました。唯一、直接のやり取りがなかったのは高校生の長女くらいでした。学校へは赴任の内示が出た時点でそれぞれ伝えておきましたが、いざ手続きを始めるタイミングとしては3ヶ月切ったくらいで良いのかな?と言う気がします。我が家はちょうど日本の年度終わりで転出したので、実際に学校とやり取りを始めたのは1月の後半辺りからです。
小学生の次女の場合
海外子女教育振興財団のサイトに登録をして、教科書の申請と転入先に提出する書類をプリントアウトして学校に書いてもらうだけでした。学校に書類を作成し始めてもらう時点では、転入先のElementary Schoolの登録が済んでなかったので確定次第ということにしてありました。
中学生の長男の場合
学校側との話し合いの中で住民票が日本にない状態でも在籍OKということで、編入する現地校へ提出する書類の作成と補習校で必要になる可能性があったため教科書の申請書を次女同様に出してもらえるようにお願いしました。
高校生の長女の場合
日本では義務教育期間を終えているので海外子女教育振興財団への教科書の申請は必要ありませんでした。学校側に英文の成績証明書を出してもらい、こちらからは転退学届を提出しました。長女の学校の場合では、留学の場合は1年間の休学扱いが認められるのですが家族帯同の場合には留学扱いにはできないと言われ、もし卒業前に帰国することになれば編入試験を受ける必要があることも告げられました。英文の成績証明書ですが、海外子女教育振興財団にフォームがあるので学校に渡してあったのですが、私立のため?なのかそこに書けない科目が多いので学校独自のもので出してもらいました。
それぞれの学校から書類を受け取り一安心と思っていましたが、意外なところに落とし穴が潜んでいました。
長女の成績証明書でした。封緘されているので、提出先で開封するまで内容が分からないのです。州によって異なるとは思いますが、私達の住む場所ではElementary5年、Middle3年、High4年の教育システムでした。そうです、こちらのHighは日本の中3も含まれるのです。ですが、実は学校が出してくれていた成績証明書は高1の一年分のみでした。そのことが分かったのは、こちらに来てスクールツアーとカウンセラーとの面談で単位認定してもらう段階でした。中3の成績分がこの時点で単位認定してもらえず、再度学校に英文の成績証明書を出してもらう必要が出てきたのです。
教務の先生に問い合わせをしたところ、メール・電話での成績証明書の発行依頼は承れない。発行を希望の場合は、日本にいる親類から依頼をするようにと。その場合には委任状と本人確認書類を付けるようにと。もうね、既にやる気なくなるわけです。うちは両親も義両親も県外在住だし、私達と書類のやり取り、学校へ書類の送付とかその後届いた書類をpdfで送って欲しいとかそんなお願いごと高齢の親に頼みづらいのです。でも、ないと困る書類なので仕方なく同じ県に住んでいる義妹に事情を説明しお願いすることにしました。が、本当に面倒臭い!!何がって、日本との時差を気にしながら連絡取るとか、あちらからの返信は時差気にせず届くとか。でも、こちらお願いしているので文句言えない、あくまで下手です。
私の教訓です。高校から現地校へ編入する時は、中学の成績証明書の取り忘れに要注意です。
現地校への編入は全員が義務教育なので、同じ作業を3回繰り返すだけで済みました。が、こちらでの連絡先は必須になるため現地で使う番号は夫婦どちらかでも良いので早めに取得しておいた方が良いです。それ以外に必要になるのは予防接種の接種記録です。ここのエリアでは接種記録をenrollmentの時にアップロードしなくてはいけなかったので、予防接種をギリギリまで受けていたうちの子ども達は登録が渡航前ギリギリになってしまいました。
でも今は本当に便利な世の中😭。サイトの中が英語でも翻訳すれば理解できるし、学校とのやり取りは編入するまではメールなのですぐに返答できなくても大丈夫って本当にありがたかったわけです。ただ、学校からの連絡のスピードは当たり外れ(と言っていいのか?)が大きく、かなり差があるので初めのうちはモヤモヤすることが多いのかも知れません。下の子の学校からは連絡来たけど、上の子の学校からは連絡が来ないとか当たり前に何日もズレたりします。これもアメリカ🇺🇸