こんばんは🌙







今年も残すところあとわずかですね


やらなきゃいけないことはあるのに魂が抜ける


中野円佳さんの


『なぜ共働きも専業もしんどいのか』を


読みました





サブタイトルの

『主婦がいないと回らない構造』

専業主婦には悪くない響き気づき




忙しい夫はいつまでも忙しくて

家庭を回すためには女性が家事育児するしかない流れは先日読んだ『2億円と専業主婦』と内容が重複する部分がありました



そして

これまた2019年発行


たかだか数年前でしかないけれど

この時点の会社は今よりさらに

夫が家庭のことに時間を割くようにできていないんだから女性がしんどいのは当たり前


だいたい

仕事で心身摩耗した後

帰宅して家事して子どもの世話するなんて

どんだけ体力あるんだと思います


わたしが40代で一念発起して働いた期間は長くはないのですが…

仕事がない日なんて

日中だらしなく昼寝してましたからねぐぅぐぅ

じゃないと身が持たなかったネガティブ

キャパ小さすぎ


これ

子どもが小さかったり

習い事の送迎が重なったら無理だったと思う




出産しても仕事を辞めずに乗り切る方法として

本書でも『2億円…』と同じく家事代行業者に依頼するやり方が挙がっています


利用者も右肩上がりのようですから

特別なことではなくなりつつあるんでしょうね


これで体力ゲージ0にならないで済んで

家の空気がピリつかないなら

価値ある出費と言えそうです


もちろん想定は

ある程度以上の収入がある正社員ですね無気力





さて気づき


一方

専業主婦はと言いますと


先日の2億円の件



…ではないけれど


本書によれば

好きで専業主婦をやっているわけではない(家庭の事情等で仕方がない)場合も


好きで専業主婦をやっている(割り切れてるし大切な仕事だから見下さないで)場合も


結局どちらも

価値が正当に評価されていないことへの不満が滲んでいるようでやっぱりやるせないです


日本の専業主婦が

専業なんだからと

家事も子育ても誰の助けも借りずに孤独に完璧にしなくてはいけないと勝手に思い込みがちなのよく分かりますねぇ


メイドを雇っていても

メイドが来るから片付けるって話

いかにも日本人ぽーいと思いました







今回

ひとつ新しい言葉を知りました


認知的不協和気づき


「最初から母親業に価値があると思ってそのために主婦になるというよりは主婦になってアイデンティティを再構築し、自己肯定感を保つために母親業にかちを見出していった」のがこの認知的不協和の結果ではないかという話


「働いてないからこそ、できていることがあった」と思おうとして、実際にそう思うようになる



分かる!



しかも


この認知的不協和によって現状を肯定することは子どもへの過剰な関与や子どもが巣立った後の空の巣症候群につながることもあるそう





凝視





もしや


これは

わたしのことじゃなかろうか無気力




ペットの様子を流す以外は

LINEなどでの連絡も最低限を心がけているのでそんな意味では割と優秀な親のつもりでいましたけど


実はもっと関わりたい気持ちを抑えて抑えてこの状況をなんとか保っているってことは

本質は『過剰に関与してる親』なのかなぁ


自信がないです


普通が知りたい




それから

専業主婦と井戸端会議についての記述汗


厳密に言えば

専業主婦に限ったことではないですが

傾向としては確かに時間がある専業主婦がやりがちなことではありますね魂が抜ける井戸端会議


子育てのために情報が欲しいから

また自分たちの価値を認め合いたいからこその地道なネットワーク作りなので

それに生かしたい気持ちからなんですよね


働いていれば物理的にこんな面倒くさいことには構ってらんないのでその点働く母が羨ましかったことも確かではありますが…





この手の本を読んだところで

もう過ぎてしまったことだから実生活に生かせません


なんのメリットもないどころか

何なら疲労感半端ないですネガティブ


分かっているのに

暇でもないのになぜか今更読みたいダッシュ


困ったもんです







今日のおやつ



森永チョイス

バターショコラ3袋

リバウンド注意だわ👀


本読むとおやつが増えてしまいますねニコニコ






ではではまた音譜