12人のパパ | キネマの天地 ~映画雑食主義~

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(ほぼ)一日一本のペースで映画の感想を書いてます。

12人のパパ〈特別編〉 [DVD]/スティーブ・マーティン,ボニー・ハント,パイパー・ペラーボ
¥995
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内容:妻の留守中にひとりで12人の子供たちの面倒を見ることになった主人公のドタバタ劇を描いたコメディ。スティーブ・マーティンほか出演。(Amazonより)


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はい!今週のスティーヴ・マーティン は、2003年製作「12人のパパ」です!






現在アメリカでは、1家族平均1.87人の子供がいる。トム・ベーカーと妻のケイトは"人生は1ダースのほうがよいものだ!"という哲学のもと、12人の子供を持った。トムは地元大学のフットボールチームの監督をし、一家はイリノイ州の小さな町に暮らしていた。朝食時にペットのカエルは飛び跳ねるし、てんやわんやの中、愛情に溢れた生活だった。ある日、トムは昔から夢見ていた都市大学のフットボールコーチの仕事の依頼を受け、不満がる家族を連れて引越しを決意。その時期、妻のケイトは自分の書いた本の出版が決定し、その本のプロモーションのために急遽ニューヨークへ行くことになった。残された子供たちとトム。慣れない都会生活の中で、トムは1人で家のことをやらなければならない!! かくして、12人の子供とトムの大騒動生活がくり広げられる・・・(Amazonより)




ほい、タイトルから容易に想像いただけるとおり、12人の子供を抱えるパパの奮闘を

描いたドタバタホームコメディです。


小さな田舎町ミッドランドに暮らし、大学3部リーグのアメフトチームのコーチをしている

トム(スティーヴ・マーティン)とその妻ケイト(ボニー・ハント)は、12人の子供を抱えて

毎日てんやわんやながら幸せな日々を送っていた。

しかしある日、トムのもとに一部リーグで戦う母校からコーチ就任の要請が届く。

若い頃から夢見た職にどうしても挑戦したいトムは、引越しを嫌がる子供達を押し切って

就任を決意、かくして一家は住み慣れた田舎を離れて大都市シカゴへと移住する。

ところが引越した矢先にケイトの書いた本の出版が決定、プロモーションのために

ニューヨークへ行くこととなり、その間トムは一人で子供たちの面倒を観る羽目に・・・

ってなお話。



で、感想なんですが、やっぱり予想通りの内容ながら安心して楽しめましたよー♪

大家族ものらしいハチャメチャドタバタ劇ながら、最後はしっかり感動的に〆てくれます。



今回のスティーヴ・マーティンは、名門アメフトチームと大家族という「2つのチーム」を同時に

一人で管理しなければならなくなったパパ役。さすがに60歳も間近ということで

体を張った笑いは少なめですが、その分子供達が大暴れしてくれるので不足はありません(笑)


で、その子供たちのキャストもなかなか豪華で、家を出て恋人ハンク(アシュトン・カッチャー)

同棲している長女ノーラ「コヨーテ・アグリー」パイパー・ペラーボが、難しい年頃を迎え

父トムに反発する長男の高校生チャーリー「ヤング・スーパーマン」トム・ウェリングが、

その下の子でファッションや美容にばかり興味がある次女ロレインヒラリー・ダフ

それぞれ演じているのですが、しかし物語の中心となるのはどちらかというと彼ら年長組では無く

いたずら盛りの年少の子供たちなので、例えばヒラリー・ダフ目当てとかで観るには

あまり適さないと思いますのでご注意を。


というワケで見所としてはやはり小さい子供達の暴れっぷりです、“パンツの挽き肉漬け”

なんか素晴らしいアイディアだしwww それから子供達に嫌われイタズラの標的となる

ハンクをノンクレジットで演じているアシュトン・カッチャーも、アタマの悪そうなあんちゃんを

あられもない姿で演じていてちょっと好感度があがりましたよ(笑)

一方で勘弁して欲しかったのが、子供の一人がペットとして飼っているカエルが

頻繁に出てくる事。食卓の上をカエルが飛び跳ねるなんて、カエル嫌いのワタシにとっては

地獄絵図ですよ。。。(((( ;°Д°))))




総評。

安心して楽しめるウェルメイドなホーム・コメディです。まぁ大家族の割にはみんな随分

身なりが小奇麗なのがちょっと違和感ありましたけどね。

ともあれ、ホッコリしたい時にオススメです。