栄光へのフィニッシュ | キネマの天地 ~映画雑食主義~

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(ほぼ)一日一本のペースで映画の感想を書いてます。

栄光へのフィニッシュ [DVD]/オリヴィア・ダボ,リタ・トウーシンガム,キアヌ・リーブス
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内容:ゴールデン・ハーヴェストが全世界公開を狙いカナダで製作した“体操版”『フラッシュダンス』。音楽監修も『フラッシュダンス』のラス・レーガンが担当した徹底ぶり。監督は『プロムナイト』のポール・リンチ。キアヌ・リーブスのスクリーンデビュー作。(Amazonより)


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はい!今週のキアヌ・リーヴス は、1986年製作のカナダ映画

「栄光へのフィニッシュ」です。





不幸な家庭に育ちながらも、アルバイトをしながら体操選手を夢見る17歳のロビン。激しい体操トレーニング・スクールに通いながら、彼女は女友達のカーリー、そしてトミーというボーイフレンドができた。しかし、学校内での中傷、家庭内でのゴタゴタで彼女は傷ついていく。オリンピック全米選考会の出場選手の1人に選ばれたロビンは、多くの心の傷を負いながらも友人や先生に支えられて会場に姿を現す・・・(TSUTAYAディスカスより)




はい、冒頭の引用文にもあるとおり、内容としてはまさに“体操版「フラッシュダンス」”です。

体操選手を夢見る女の子ロビンが、さまざまな困難に見舞われながらも、友人や恋人、家族の

助けを借りて成長、夢を掴んでいくお話。暗闇を照らす逆光の中で踊るシーンから

音楽に至るまで、完全に「フラッシュダンス」を意識してるのは明らかですね。



父が事故で死に、今は母とその再婚相手である横暴な義父のもとで暮らしている

17歳の少女ロビン(オリヴィア・ダボ)は、幼いころから夢見ていた体操選手になる夢を

貧しさとケガを理由に封印していた。しかし体操チームの手伝いをしていた最中、

ひょんなことからロビンの体操の実力がコーチの知れるところとなり、ロビンは

諦めかけていた夢に再び進み始める…ってなお話。



まず最初にお断り。主演はあくまでロビンを演じるオリヴィア・ダボであり、その恋人トミー

演じるキアヌは完全なる脇役です。それなりに出番はあるものの、ジャケット写真のように

キアヌ中心の映画ではございませんのでご注意を。



で、内容もまぁベタですねー。横暴な義父や性格の悪いライバルに散々いじめられながらも、

友人や恋人らの励ましを受けて夢を掴んでいくという、もう観る前から結末が

予想出来ちゃうお話。キアヌの映画デビュー作という付加価値がなかったら間違いなく

日本でソフト化される事は無かったであろう作品ですよ。



ただ驚いたのは、主演を務めるオリヴィア・ダボが体操シーンもほぼ吹き替えなしで

演じているという事! かなり豊満な体型をしているので体操選手には見えないなぁとか

最初は思ってたんですが、床や段違い平行棒なども難なく自分で演じているあたり、

間違いなく元々体操の経験があったんでしょうね。

・・・ただやっぱりあんなキョニューな一流体操選手は観た事無いけど。。。(;´▽`A``




アッサリ総評。

まぁキアヌもそれなりに出番はあるし、体操シーンもちゃんと体操が出来る人を

キャスティングするなど「見られる」代物になってるので、さして期待せずに臨めば

観る価値はあるかなと。ただあくまでも「フラッシュダンス」のコピー作品なので

過度の期待は禁物ですよ。以上、興味のある方はドゾ。