花嫁のパパ | キネマの天地 ~映画雑食主義~

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(ほぼ)一日一本のペースで映画の感想を書いてます。

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内容:1950年代に製作された『花嫁の父』を現代に置き換えリメイク。娘との辛い別れの時を迎える花嫁の父親の、複雑で切ない心情をユーモアたっぷりに描く。父親役をスティーブ・マーティンが好演している。(Amazonより)


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はい!今週のスティーヴ・マーティン は、1991年製作「花嫁のパパ」です!

監督はチャールズ・シャイアーって方で、1950年のビンセント・ミネリ監督作品

「花嫁の父」のリメイクだそうですが、残念ながらそちらは未見でございます。

DVDも出てるみたいだから観てみよっかな♪(°∀°)b


花嫁の父 [DVD] FRT-016/スペンサー・トレイシー,ビリー・バーク,エリザベス・テイラー
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↑スペンサー・トレイシー、リズ・テイラー、ジョーン・ベネットとキャストも豪華!







今、娘アニー(キンバリー・ウィリアムス)の結婚式が終った。部屋の中にいるのはパパのジョージ・バンクス(スティーヴ・マーティン)。パパは半年前に始まる大騒動を回想していく。半年前、ローマで建築学を勉強していたアニーが久しぶりに帰ってきた。喜ぶパパとママ(ダイアン・キートン)に、アニーはいきなり結婚宣言をしてしまう。彼女の相手はブライアン(ジョージ・ニューバーン)。コミュニケーション・コンサルタントを営む若きエリートで、そのさわやかさにママは大感激。しかしパパは赤の他人に娘を奪われるようで面白くない。そんなパパをよそに、結婚式の段どりは着実に決められていく・・・(goo映画より)






・・・うーん、えぇ映画やなぁ。。。(゚ーÅ)




はい、娘を嫁がせる父親の心情をユーモアたっぷりに描いたハートフルコメディです。


スポーツシューズ工場を営むジョージ(スティーヴ・マーティン)は、美しい妻ニーナ

(ダイアン・キートン)と22歳になる娘アニー(キンバリー・ウィリアムズ)、そして

まだ幼い息子マーティ(キーラン・カルキン)に囲まれ、毎日幸せに暮らしていた。

ところが、留学先のローマから4ヶ月ぶりに戻ったアニーが突然結婚すると

言い出したからさあ大変! アニーを溺愛するジョージの複雑な心境をよそに、

結婚式の準備は着々と進められていく・・・ってなお話。



この作品はホームコメディだけあって“笑い”の破壊力は然程でもありませんし、

ストーリーも王道っちゃ王道の作品です。でもしっかりまとまってて誰にでも

楽しめる映画に仕上がってますねー♪ ワタシなんて娘どころかヨメさんすら

いないのに、娘を嫁がせるパパの気持ちになってウルウル(:_;) しちゃいましたよ。

ってかあそこで「バッヘルベルのカノン」流すのは反則! 

そりゃ誰だって泣くでしょ!(/TДT)/ ←そうか?

ってワケで私も娘の結婚式には必ず「カノン」を使おうと心に決めた次第ですハイ(・∀・) ←



キャストも総じて良かったですねー。愛する娘を手放したくないあまり暴走するパパ、

娘の幸せのために“良き理解者”となるママ、嫁ぐ喜びと家族と離れる寂しさに

揺れる娘、そして無邪気ながら時折ハッとするほど大人びた事を言う幼い息子と、

いずれもステレオタイプなキャラクターながらその役にぴったり合ったキャストが見事に

演じていますよっと。




総評。

安心して笑って泣ける、良質なハートフル・コメディです。

スティーヴ・マーティンも「コメディアン」としては抑えめだけど「俳優」としての力は

十分堪能する事が出来るし、ホント心温まるいい作品ですよー♪

ってワケでオススメです!