6月22日(月)
本日は、フロントハブベアリング交換と、ドライブシャフトをリビルト品に交換と、アクスル・フロントグリルなどの塗装を行いました。
(とはいえ、予定していた作業の7割は6月18日に実施しており、本日は残り3割の作業です。)
アメブロは1つの記事に掲載出来る写真が15枚までということなので、この記事ではその作業の中の、アクスルハブを車体から取り外すまでの工程を書きます。
では、アクスルハブを取り外す作業をしていきます。
何はともあれ、平坦な場所に停車してサイドブレーキを掛けます。(僕は自宅駐車場での作業です)
交換する側のパンタジャッキポイントにリジットラックを噛ませたいのですが、そのままではフロアージャッキで上げられないので、先ずはパンタジャッキで少し車体を上げてから、フロントメンバーにフロアージャッキをセットしています。
セットが完了したら、浮かせる前にホイールナットを緩めておきます。(これだけ長いスピンナーハンドルを使うと本当に楽々緩められます)
フロアージャッキで車体を持ち上げ、パンタジャッキをどかしてリジットラックを噛ませました。リジットラックに車重をかけたら、もしリジットラックが転んだとしても車体が落下しないように、フロアジャッキもそのまま効かせておきます。安全第一です。
どちらも効いた状態になったらタイヤを外します。
(我が家の駐車場ではフロアージャッキのタイヤが転がりにくく危険だと分かったので、フロアージャッキの下に鉄板を敷いています。しかし鉄板を敷くだけでは不安定感があったので鉄板の下にさらにフロアタイルを敷いています。)
次にハブナットを緩めていきます。
ハブナットは緩み防止のカシメがしてありますので、マイナスドライバーやハンマーなどを使ってハブナットのカシメを起こします。ここでは30mmソケットを使って外します。
ハブナットの規定トルク180N・mは、そのままでもメッチャ固いです。固着していたら尚更固いので、ロングスピンナーハンドルか高トルクのインパクトレンチを使うと良いと思います。
取り付け時には、ハブナットは新品に交換。ワッシャーは使い回します。
ハブナットが外れたら、
① ブレーキキャリパー
② ブレーキローター
② タイロッドエンド
③ ロアーアームボールジョイント
④ ドライブシャフト
⑤ スピードセンサー
の順に、アクスルから取り外していきます。
ブレーキキャリパーは固定ボルトを外したら
針金やS字フックを使って、吊るせる所に引っ掛けておきます。
(※上記画像は以前の整備の時のものを使いまわしています)
ブレーキローターは傷がつかないようにダンボールなどを敷いて置いておくと良いと思います。
タイロッドエンドは、コッターピンを抜いて、キャッスルナットを緩めて、タイロッドエンドリムーバーを使って外すのが良いです。タイロッドエンドリムーバーが無いようなら後述する木の棒などを使って下から叩いても外せると思いますが、下から叩く場合はボルトのネジを潰してしまわないよう注意が必要です。
ロアーボールジョイントが外れたら、アクスルハブからドライブシャフトを抜きます。
次にスピードセンサーを取り外します。
固定ボルトを取り外したら
内側から叩いて抜きます。11mmソケットがピッタリだったので、エクステンションバーと組み合わせて、エクステンションバーのケツをハンマリングして外しました。
ここまでで、アクスルハブに接続されたものは全て外れたので、あとはアクスルをストラットに固定したいるボルトを取り外して、アクスルハブの取り外しが完了します。