7月 小さいイモ | 京丹後の山々と空をのぞむ野菜畑から、ちいさなお話

京丹後の山々と空をのぞむ野菜畑から、ちいさなお話

大好きな野菜で食卓に笑顔と会話を増やせたらええなぁ(^v^)と京丹後に移住してきた大阪人夫婦です。農薬や化学肥料は使わず、刈り草や落ち葉の堆肥、米ぬかなどの肥料を使い、野菜や土の力を最大限に生かす農業にチャレンジ中。野菜や暮らしのこと、ちょっとお話します。

西日本を襲った大雨のあと、真夏日が続いています。

夏の畑は、空からの日差しだけでなく、土からの照り返しもかなりあります。

草もどんどん伸び、野菜たちのお世話も追いつくのに必死です。

体力的にも精神的にも厳しい季節です。
それでも、すべてを人や家畜でしていた時代に比べたら、ずいぶん楽なんやと思います。

体の鍛えられかたも違えば、生活するという概念も、今とは違ってたんじゃないかと思います。

生活に農があって、育てた作物が糧となり、糧を
得るための農が、心身を丈夫にして。

すべてが巡り巡ってゆく。

この循環が、自然や人、宇宙との調和を感じるセンサーをつくってくれているような気がします。

いろんなことに思いを巡らせながら、畑仕事が続けていけたらええなぁと思う、今日この頃。

さてさて、季節も巡り、今年もはじめました、じゃがいも掘り。

シャベルとバケツを持って、草むらの中に踏み入り、掘っていきます。

しかし今年は、気候や畑のコンディションのためか、一つの株から採れるじゃがいもが少ない!

株の成長も旺盛ではなかったし、予測はしてたけど、やはり…。

ついてるイモは少ないし、小さいのが多い。

それでも、こんな年もあるかと気をとりなおし。

味は去年と変わらなかったので、ひとまずホッ。

毎年、孫にポテトサラダを食べさせてやりたいと、たくさんお届けするお宅があり、今年もなんとかお届けできたことに感謝。

男爵系のキタアカリ。
ホクホクしてて、粘りも少しあり。

じゃがいもの素朴だけどしっかりした旨味が味わえるので、わが家では大人気。

わが家で人気なのは、小さないもを蒸すか、下茹でしておいて、それを炒め物や煮物、サラダなどにする料理。

味付けや一緒に調理する具材によって、レパートリーがたくさんできて楽しい♪
マルシェでも、それを楽しみに買ってくださる方がけっこういてくれて、お家で楽しんでくれてはるかなぁ。そうやとええな(^^)

おやつに嬉しいのは、ポテトチップス。
薄くスライスして揚げたら、塩もなんにもつけなくても、美味しいチップスに♪

あと、少しだけ育てている紅あかり。
サーモンピンクの色目が可愛らしいイモ。
中身は白色です。

コロッケやマッシュポテトなどに最適、と言われています。

うちでは(今年はまだだけど)、すりおろしてお焼きにしたら美味しかったです。

真夏日続きですが、ちょっとずつ、土から掘り出して、お届けしていきたいと思いますので、大きなのも小さいのも、じゃがいもたちをよろしくお願いします!(^o^)

☆★ 今月のMARCHE ★☆
7月15日(日) 10時~15時 ‘54マルシェ’
      京丹後市峰山御旅市場
7月28日(土) 10時~16時 ‘マルシェ.デ.ソリオ’
      宝塚駅ソリオ地上1階