バーデンヴァイラー 引退 | 毎日が一口馬主!

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キャロットCのバーデンヴァイラーにつき、昨日屈腱炎での引退が発表された。

 

バーデンヴァイラー 6歳牡 父ドゥラメンテ、母ヴィートマルシェ、斉藤崇厩舎

20戦7勝(JRA、地方含)、総獲得賞金1億81百万円

 

 

「この中間から試し乗り程度に乗り出しをスタートさせていたのですが、幾らか左前脚に気になるところがあったので、念のためエコーで状態を確認してもらいました。その結果、繋の上の部分を中心に最大で9%ほどの損傷があり、残念ながら屈腱炎の診断が下りました。~」(天栄担当者)

 

「本日、バーデンヴァイラーの症状について報告を受けました。その上でクラブ、牧場サイドと相談をさせて頂きましたが、復帰までには最低でも1年以上はかかるでしょうし、6歳の夏ということを考えると現役を続行していくのは難しいという判断になりました。帝王賞は残念な結果になりましたが、ポテンシャルの高さから下半期は佐賀のJBCを最大目標にしていきたいという思いがあっただけに引退となるのは悔しい限りです。地方競馬という新たな舞台で飛躍させたかったのですが、志半ばで断念する形になってしまい、会員の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです」(内田師)

 

残念だった。

地方に移籍して、まだまだ頑張れると思った矢先の大きな怪我だった。

 

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初戦で芝の3着だったバーデンヴァイラーは、2戦目の初ダートで6馬身差の完勝お祝い

 

そこからダートでの快進撃が始まる炎

 

2020/11/15阪神未勝利 北村友騎手 6馬身差

 

 

2021/7/31福島1C 福永騎手 9馬身差

 

 

2021/12/11阪神2C Cデムーロ騎手 4馬身差   2着クリノドラゴン

 

 

2021/12/25阪神3C 摩耶S  Cデムーロ騎手 3馬身差 2着ウィリアムバローズ

 

 

2022/3/6 中山Op 総武S 福永騎手 2馬身1/2差

 

 

この後のアンタレスSで苦杯をなめるが、切り返しての盛岡・マーキュリーC(Jpn3)。

 

2022/7/18盛岡 マーキュリーC(Jpn3) 福永騎手 クビ差 テリオスベルガーベラ

 

 

福永騎手を背にテリオスベルに一完歩毎に迫り、最後は嬉しい重賞初制覇を飾った。

 

 

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半姉のマルシュロレーヌが、2021年にブリーダーズCディスタフを制覇。

 

弟であるこの馬も、この頃は大きな期待とプレッシャーの中で常に戦っていた。

 

 

 

4歳の秋にはシリウスSとチャンピオンズCに挑戦したが、途中から失速して大敗。

 

5歳になり、陣営は再出発のために初戦で地方交流競走を選択。

 

引退前の福永騎手を背に、佐賀記念にて再び地方重賞を制覇した。

 

2023/2/9 佐賀 佐賀記念(Jpn3) 福永騎手 1馬身差 デルマルーブル ガーベラ

 

 

その次の、名古屋大賞典を3着。次走で何と目黒記念に挑戦したが、18着と大敗。

その後レースで今一つ精彩を欠き、今年に入ってから地方の内田厩舎に転籍。

 

5月の大井記念で2着に善戦した後、帝王賞での10着が現役最後のレースとなった。

 

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結果的に、姉の獲ったタイトルは偉大過ぎた。が、現役通算で7勝(うち重賞2勝)を果たし、

夢を見せてくれた孝行馬だったと思っているお願い

 

 

ありがとう、バーデンヴァイラー。お疲れ様でした。

 

 

斉藤崇厩舎、内田厩舎の皆様も、長い間ありがとうございました。

 

 

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