ここ数日、かなり忙しかった。
月末の近況報告。
レッドアーラ 牡 父キタサンブラック、母ウイングレット 斎藤誠厩舎 30M
馬体重:471キロ 社台F
2本時計を出す日も設けた、ハロン15~16秒ペースの坂路調教、周回ウッドコースにおけるキャンターといったメニューに取り組んでいます。少し疲れた様子を見せた時期もありましたが、ここに来て峠を乗り越えたようで、柔軟性に優れた走りに、より磨きがかかってきた印象を受けています。飼い葉喰い良く、張り、毛艶も上々。トップラインが綺麗な、バランスの良い馬体も、セールスポイントです。
→じっくりと進めて良いと思う。引き続きは雰囲気十分で期待度A。
レッドベルダンス 牡 父レイデオロ、母ダンシングラグズ 手塚厩舎 60M
ノーザンF早来 馬体重:458キロ
週3回、坂路をハロン15~16秒ペースで駆け上がっているほか、周回コースにおける2700mのキャンターをおこなっています。身のこなしが柔軟で、背腰を巧みに使える、とても伸びやかな走りが出来ています。気難しい面がなく、常に前向きにトレーニングに取り組んでいる点も、有力なセールスポイント。現在の順調さを維持していけば、早期の本州移動も、十分に可能と見ています。
→ レイデオロ産駒。かなり順次に来ている感じ。期待度A-維持。
レッドフェルメール 牡 父エピファネイア、母インディゴブルー 藤原英厩舎 40M
吉澤S 馬体重:448キロ
じっくりとトレーニングを積み重ねていて、現在はハロン18~19秒ペースの坂路調教、周回コースでのキャンターなどをおこなっています。素軽く、反応の鋭い走りが持ち味。エピファネイア産駒にはハミ掛かりが重たいタイプもいるのですが、この馬に関しては、そういった面はまったく見受けられません。馬体の厚みが増し、毛艶、張りも上々。コンディションの良さも、強調材料です。
→ 期待度Bのままだが、前回比で25kg以上体重が増えた点は良かったと思う。
レッドシュテルン 牡 父Saxon Warrior、エリーシエズワールド 中内田厩舎 78M
ノーザンF空港 馬体重:474キロ
ハロン16秒、ハロン15秒と2本時計を出す日も含め、週6本の坂路調教をおこなっています。行きっ振りの良い、スピード感に優れた走りが持ち味。多少、硬いところがありますが、しっかりとコントロールが効き、メリハリを付けることも上手です。速さが活きるマイル戦に向きそうですが、折り合いは付くだけに、距離は延びても十分に対応出来るタイプかもしれません。馬体重474kg。
→ 兄ワールドシリーズが小倉の芝1,200mを勝ったので、この母の産駒の適性は短め
なのかもしれない。引き続き期待度はA+。
ルージュシークエル 牝 父スワーヴリチャード、母シェアザストーリー 石坂公厩舎 18M
ノーザンF早来 馬体重:487キロ
ハロン16~17秒ペースの坂路調教、周回コースにおける1800~2400mのキャンターといったメニューに、じっくりと取り組んでいます。柔軟性に優れた、フットワークの大きい走りが持ち味。スワーヴリチャード産駒の長所を、確実に受け継いているタイプだと感じています。気性的に幼い面を残しているだけに、今後も詰め込みすぎないように注意しながら、中身の濃いトレーニングを積み重ねていきます
→ 18Mの産駒だが、馬格といいトモといい申し分ない印象。期待度は引き続きA。
各馬とも、このまま無事にデビューまで行って欲しい。