土曜日には今年は小倉で冬の名物レース、愛知杯(GⅢ)が開催される。
牝馬限定のハンデ戦に、ルージュスティリアとセントカメリアが出走を予定している。
ルージュスティリア 5歳牝 Lモリス騎手予定、藤原英厩舎、東サラ
秋に府中牝馬S、スワンS、ターコイズSを3戦して、7着、13着、9着。
前走の後に三浦騎手が「レースで引っ掛かる所はなかった。今後は距離を2,000mに
伸ばしても良いかもしれない」とコメントしていて、陣営は再び2,000m戦を選択。
この相手だと、実力的には組し易い事はある。中京記念で躓いて3着もある馬だ。
懸念はやはり距離。フローラS、府中牝馬Sと最後に伸び悩んだレースを見せており、
小倉だから、前走折り合い付いたからと言って、2,000mが持つかどうかは不分明。
来日したばかりのモリス騎手も、折り合いは大丈夫か・・とも思う。
(厩舎は1年半重賞勝ちから遠ざかっていて、今年はこの馬でも真摯に狙って欲しい)
セントカメリア 5歳牝 西村淳騎手予定、高野和厩舎、シルク
年末で鮮やかに直線差し切りを決めたセントカメリアが、好調持続で重賞に挑戦する。
その前走は前2頭がハイペースで引っ張る展開で、差し馬には向いた印象もあった。
器用なタイプではないため、小倉の乗り方次第。騎手はフェアリーSを制して勢い有り。
54kgなら共に楽しみがある一戦。修学院Sでセントカメリアに勝利をしている同斤の
ミッキーゴージャス(川田騎手)が強敵。51kgで先行しそうなアレグロモデラートにも
注目している。頑張って欲しい。