ロードサラのロードアクアも、年明けの更新で引退が発表された。
ロードアクア 8歳牡 父ロードカナロア、母オーシュペール、浅見厩舎→中村直厩舎、
34戦8勝、募集総額19.5百万円、獲得総賞金189百万円
HP 2024.01.04
中村調教師 「1月4日(木)に精密検査を受けたところ、約40%の損傷率の屈腱炎が判明。関係する皆様には申し訳無いばかりです。協議の結果、抹消手続きを行うことに。ジャンパーとしても花開いただけに残念ですが、今まで本当に頑張ってくれたと思います」
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2018年6月の父の日に、東京で見事に新馬戦を勝利。Mデムーロ騎手。
新潟2歳Sで7着、ききょうSで4着後に骨折。
復帰戦の2019年6月の父の日、阪神芝1,400mで川須騎手にて2勝目。
しかし、その直後にまた骨折。
2020年.金杯でクレッシェンドラヴが1番人気の日に復帰したが、最終Rで10着。
(moojinさんより)
それから2勝クラスの特別戦を6戦するも、3着が4回まで。伸び悩み、中々勝てない。
9月の別府特別を川須騎手で勝って3勝目を飾った時、「良くやった」と思った反面、
「もうこれが上限かな・・」と内心で感じていた。
しかし次走。何度も乗っていた田中健騎手を背に、10月の北陸Sを6番人気で勝利。
2度骨折した馬が、連勝で遂にオープン入りを果たした。
芝のスプリント戦ではOpenの敷居が高かったが、2021年夏には札幌TVh賞を勝利。
団野騎手。それから芝、ダートの短距離戦を9戦するが伸び悩み、障害に転向する。
障害初戦は2022年10月。いきなりの初戦で素晴らしい飛越を見せて、直線で差し返し
障害初勝利。難波剛健騎手がここからパートナーとなった。
それから12月の阪神、2023年2月の小倉障害と、障害のOpen戦を続けて勝ち上がる。
3月に挑戦した阪神スプリングジャンプS(J・GⅡ)では、逃げて目標にされる中で強い
競馬を見せ、ニシノデイジー等に先着して2着に好走した。
いよいよ夢の障害重賞という所で、6月夏の東京ジャンプSでは残念ながら5着。
昨夏辺りから蓄積していた疲労が取れず、再起を図ったが今回の怪我で引退に至った。
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いやいや。
障害含むとは言え、JRAにて8勝してくれる馬は中々いない。
これだけ頑張ってくれたら、もう何もいう事はなく、感謝しかありません。
二度の骨折後を経て4歳時、叩きながら更に上位クラスに昇った。カナロア産駒は
2段目のギアが古馬になって入る事があるが、浅見厩舎でのハードトレの賜物と思う。
またジャンパーとしても素晴らしい才能を見せてくれて、まだ名残惜しい引退でした。
ありがとう、ロードアクア。
浅見厩舎、中村直厩舎の皆様も、長い間ありがとうございました。