GⅠサラ出資馬達の近況を見ていると、今後の継続が非常に厳しいな・・と感じている。
ルコルセール 5歳牡
12/9
OFリリーバレー ※移動日に誤りがございましたので、あらためて更新しています。
この中間は坂路コースでの速め調教も取り入れ始めました。ただ、これまでよりも息遣いが気になるようになりました。そのため、追分Fリリーバレーに移動し、ノドの状態を詳しく確認したうえで、今後の進め方を決めていくことになり、本日12月9日(土)発で移動しています。
ピュアブラッド 5歳セ
12月9日(土)中山・ダート1800m戦に58kgトム・マーカンド騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの492kgでした。~4番手で直線を迎えましたが、その後の伸びはいまひとつでした。ジリジリと後退する形となり、勝ち馬から1.1秒差の9着に敗れています。
「申し訳ございませんでした。外枠発走の馬にちょうど外から被されるような形になり、ちょっと嫌なところに収まってしまったな…と見ていました。外めの枠でしたし、被されずに気分良く進められていたら、また違ったかもしれません。ただ、それにしても負けすぎてしまった印象です。続けて使ってきましたし、まずは気持ちはもちろん体のリフレッシュを図りましょう。また状態を見ながら、さまざまな選択肢を持って今後を考えていければと思います」(尾関調教師)
※尾関厩舎ではミトロジー、レッドアウレアなど、現役続行が長い傾向がある。2Cの
ミトロジー位なら着拾いで稼げるが、1C頭打ちの馬で改善がないと負担が積み上がる。
クラックオブドーン 3歳セ
11/28
山元TC この中間は軽めの調教を進めていました。ただ、四肢に浮腫みが認められ、手術後ということも踏まえて、現在は無理をせずに騎乗調教を控えています。去勢手術による影響か、やや肉付きも落ちてしまった印象で、馬体の張りツヤもないため、全体的なコンディションの回復を促していきたいところです。しばらくはトレッドミル運動にとどめ、じっくりと立ち上げていく方針です。
ヴァリアービレ 2歳牝
11/28山元TC 山元TC到着後は、ウォーキングマシン運動にとどめていましたが、先週(水)の運動中に外傷を負ってしまいました。右前脚に負った傷はやや深めであったため、縫合の処置を施したうえで経過を観察しています。なお、引き続きマシン運動は継続しています。背腰に疲れが感じられたりと、コンディション的にもひと息に映りましたから、しっかりとリフレッシュを図り、外傷部分の回復を最優先に進めていく方針です。
モアザンワンス 2歳牝
12/1チャンピオンヒルズ 右後肢の外傷は順調に回復し、本日12月1日(金)チャンピオンヒルズへ放牧に出ました。リフレッシュを図ってから年明けのレースを目指して態勢を整えていきます。
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今年度、GⅠサラ出資馬の出走は既に終了。
40口クラブ馬だけに飼葉代費用が大きく、この5頭の直近1年間の支出は95万円。
これに対して、名古屋城S勝ち、マリーンSの2着などルコルセールだけが頑張って、
同期間の分配金額は116万円。
年間ではルコルセールの1勝と、10月のモアザンワンスの新馬勝ちの僅か2勝だけ。
頼みの綱だったルコルセールが武蔵野Sを取り消し、順調さを欠いてしまった事から
来年は既存馬だけで100万強の飼葉代負担が発生する懸念がある。
40口クラブだから、各馬が相応に稼いでいるかどうかは400口の10倍大事だろう。
一口馬主DBにてクラブ比較をすると、1頭当たりの平均獲得賞金はやはり結構低かった。
(2023年)
出資馬の勝利数が少なく賞金も少ない。共に厳しい。来年暫く様子見してコメントしたい。