今週はシルクHCのカンティアーモが日曜日にデビューする予定である。
日曜・新潟芝1,800m
カンティアーモ 2歳牝 父エピファネイア、母リビアーモ、川田騎手予定、木村哲厩舎
募集時から黒光りがする400kg台後半の馬体であり、牝馬としては巨躯だった。
トレセンへの入厩は早くて今年の3月。ゲート合格後、ジックリと調整されてきた。
2023.07.26 WED近況
在厩場所:美浦トレセン
木村哲也調教師「先週末は意欲的に南Wコースで追い切りを課しており、5ハロン68秒前半の時計を出しています。内目を回ったとは言え、ラスト1ハロンは11.7秒と今の深い馬場を考えれば十分でしょう。また、26日には南Wコースで併せて追い切りを行い、道中はカンティアーモが3頭併せの2番手を追走して、直線では2頭の間から脚を伸ばしてくると、最後は古馬1勝クラス、3歳未勝利馬と同入で終えています。単走時は集中力を欠くようなところがあったものの、今回は気を抜くことなく走り切ってくれました。ただ、その後行ったゲート練習では1歩目はすんなり出ましたが、2歩目からブレーキを掛けるような仕草が見られましたし、気性的にはまだまだ成長が必要でしょう。持っているポテンシャルは確かなものがありそうですが、好走には気難しいところを見せないことが条件となりそうです」
相手も強力。矢作厩舎のホウオウプロサンゲ(半兄ヴェロックス)、母系ドナブリーニの
系列のミッキースターダムなどが出走する予定である。
やや慎重なコメントだが、今年の募集はエピファネイア産駒が目玉。
先週は同産駒のセントメモリーズ(斉藤誠厩舎、キャロット)がデビュー勝ちしてくれた。
カンティアーモにも、続いて頑張って欲しいと願っている。