先週土曜日の京都ハイジャンプ(J・GⅡ)にて、惜しくも最終障害で落馬してしまった
ビーマイオーシャンが、残念ながら電撃引退となった。
ビーマイオーシャン 牡6歳 父エピファネイア、母ディープストーリー、音無厩舎
14戦3勝 獲得総賞金5400万円
2023.05.14HP SUN 近況 在厩場所:栗東トレセン
音無秀孝調教師「昨日のレースでは、バンケットも問題なくこなしてくれましたし、勝負どころまで上手に走ってくれましたね。最後の障害も無事に飛越できていれば、手応えの良さから好勝負になっていたと思うだけにとても悔やまれます。レース直後のチェックでは特に問題は見られなかったものの、本日改めて確認を行ったところ左前脚の裏筋が気になりました。すぐに獣医師に診断をしてもらうと、重度の浅屈腱炎を発症していることが判明しました。いずれは重賞も狙えそうだと思えるレース内容だっただけに、このようなことになってしまい誠に残念ですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです」
上記のように左前脚浅屈腱炎の診断がおり、今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。
======================================================================
残念です・・。馬にとって、最後の辛い局面だったが勝ち負けに加われる勢いだったし、
小牧加矢太騎手が逸ったのも、仕方ないかもしれない。
但、最終障害の1つ前の障害にて、既に脚的にはかなり応えていたように見えていた。
この障害の前までに、スピードを一旦上げて先団に来たのが裏目に出たかもしれない。
最後の1つは何とかソフトに飛越して、安定させてから同馬を追って欲しかった。
シルクHCで初めて新馬勝ちをプレゼントしてくれたディープストーリーの初仔であり、
残念な終わり方になってしまった。
函館の3歳未勝利戦(芝2,600m)を団野騎手が7馬身差でぶっちぎって、続く札幌も
3馬身1/2差で連勝した記憶が懐かしい。
次の良い馬生を祈念したい。
夢をありがとう、ビーマイオーシャン。陣営の皆様も、長い間ありがとうございました。