名古屋城Sを快勝したルコルセールにつき、次走は5/27の欅S(D1,400m)とHPにて
発表されている。
ルコルセール 5歳牡 父ロードカナロア、母ラパヤデール、堀厩舎、GⅠサラ
正直、「またOpen戦か・・、しかも何でまた距離短縮で。。」という印象だった。
名古屋城S組は、既に2着のヴァンヤールがアンタレスSで2着。4着のディクテオンが
ブリリアントSを快勝。5着のウィルソンテソーロは、かきつばた記念を勝利している。
菱田騎手が言うように、前走は「前にいって二の脚で突き放す」強い内容だった。
東京のマイルの神無月Sを昨秋快勝していて、中京の1,800mの名古屋城Sを勝利。
ここでD1,400mを試すようなレース選択が、どうなんだろう。。という感覚の話。
最近ましだが、スタートにも課題を言われている馬でもある。
堀厩舎には、カフェファラオという最優先のダートホースがいる。同馬と同じ路線を
微妙に避けているような気もしているし、「5/27はレーン騎手や松山騎手の手配が
し易いから、欅Sに」という事なのかもしれない。
実際に、今年1月は中山D1,800mのポルックスSを使って4着。3月初には松山騎手が
いたので同コースの総武Sに登録したが除外。左回りの名古屋城Sに急遽向かった結果、
適性を見せて勝利した格好になっている。
D1,400mを好走すれば、地方重賞の同距離なども選択肢には入る。しかし、それらは
フェブラリーSやチャンピオンズCの舞台でないので、出資者としては物足らない。
D1,400mのプロキオンS等もあるが、夏場自体が余り得意でない馬とも思う。
本来、涼しい札幌のエルムSや、秋の武蔵野Sなどが視野に入って来るべきだろう。
=====================================================================
GⅠサラブレッドは、直近2年間ではセリフォス以外に重賞を勝っていない。
年間60頭以上募集をしている中で、である。
もっと堀厩舎とレース選択につき、喧々諤々でしっかり議論したうえで欅Sなら良いが、
そうでないなら「今後も総じて期待できない」。
然るべき馬で然るべき時に、頑張って上にいけないクラブには、期待値を下げたい。
ルコルセールも壮年の5歳で、充実期に到達しつつある。年を取り過ぎてからでは遅い。
パンサラッサと同じ、ロードカナロアの産駒。カフェファラオ号の帯同馬でも良いから、
来年はサウジC等に一緒に堂々と連れていって欲しい位の気持ちでいる。
(矢作厩舎のパンサラッサ。広尾サラブレッドクラブ)
同じ40口を持っている会員様と一緒に、より大きな夢に挑戦する姿も見せて欲しい。
次走は欅Sで決まったが、クラブと厩舎の今後の取り組み姿勢に注目していきたい。