昨日、セレクトセールの上場馬を眺めていると、「うっ・・!?」と思う馬を発見した。
1歳馬
No24 レッドリヴェールの21 父モーリス 母父ステイゴールド 提供社台F
東サラで募集されて、母優先を行使する楽しみが、一瞬で消えてしまった。
その他では102番のレッドジゼルの21、143番レッドカチューシャの21などの
レッド牝系の馬が、エントリーされていた。
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レッドリヴェール 2011/2/19生 父ステイゴールド、母ディソサード、生産 社台F
2013年度の世代最初の新馬戦を勝ち、続く札幌2歳S(GⅢ)を連勝。同年の暮れの
阪神JF(GⅠ)では、ハープスターを下して戴冠。最優秀2歳牝馬。翌年の桜花賞2着。
【産駒実績】
初年度 ルージュレーヴ 牝 (父モーリス)・・・評判良かったが、無念の早期リタイア
2年目 レッドアクトゥール 牡 (父スクリーンヒーロー)・・・現役3歳。未勝利
3年目 ルージュレヴール 牝 (父モーリス)・・・2歳
これまでの産駒はいずれも、東京サラブレッドクラブで募集がかかっていた。
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いやいや。。
モーリスの牡馬がセレクトセールにて売却される事情について、詳しい事は知らない。
しかし、一定レベル未満の馬を上場させる事はないと思う。
一方、2006年に東京サラが発足してから現在までの間、JRAの平地GⅠ競争を勝った
馬は、「レッドディザイア、レッドリヴェール、レッドファルクス」の3頭のみ。
うち名牝ディザイアは早逝していて、唯一のGⅠ馬の繁殖牝馬がレッドリヴェールだった。
クラブ会員の中には、昨今の母優先馬の活躍を見て参加してきた層も、一定以上は
いると思うし、「何とかならなかったのか、東サラさん・・」という気持ちである。