昨日のNHKマイルC(GⅠ)では、ケイアイF生産のダノンスコーピオンが快勝した。
ダノンスコーピオン 3歳牡 父ロードカナロア、母レキシールー、安田隆厩舎 優勝
戦前に予想をしていたが、(若干申し訳なく思っているのは)、①番枠のオリオン座と
⑱番枠のさそり座が一緒に連対してしまった。
一番強いと思っていた④番のセリフォスが3着維持なら特に問題はなかったのだか、
18番人気のカワキタレブリーが突っ込んでしまった。
1、2着3頭を固定して3着総流しなら、153万円か・・と思うと、中々複雑な気分。
ケンタッキーダービーもそうだが、昨日は超大穴が来る流れだったのかもしれない。
一方で昨日は、新潟大賞典(GⅢ)でも同厩舎のレッドガランが勝利した。
安田隆行厩舎の、特にロードカナロア産駒への情熱と傾注には、もう素晴らしいとしか
言いようがないだろう。川田騎手及び陣営の皆様は、おめでとうございました。
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ケイアイFのグリーンチャンネルインタビューを聞いて、おめでとうございますと
いう気持ちと同時に、「やっぱりな・・」と改めてロードの位置づけを再認識した。
【ロードサラ ケイアイF生産 成績上位馬】
現3歳世代までの「ケイアイF生産&ロードカナロア産駒&ロード募集馬」は42頭いて、
勝ち上がっているのは18頭。率にして約43%。
そして、総賞金で3000万を稼いでいるのは、僅かに6頭だけ。(自身では、この中で
ロードアクア、シャムロック、イヒラニとヴェルトハイムに出資してはいるものの、)
シャムロックの全兄ダノンスマッシュ等は、香港スプリントと高松宮記念を制していて、
獲得総賞金は7億5千万位。
募集馬42頭全部よりも、同馬1頭の方が賞金を稼いでいる筈である (計算したくない)。
【ロードサラ ケイアイF生産 3歳カナロア産駒】
(一口馬主DBより)
ダノンスコーピオンと同じ3歳世代のカナロア募集馬の現在成績だと、こんな感じ。
サンクフィーユは華々しいデビューを飾っているが、そもそもカナロアの御本家として、
活躍するカナロア産駒が少なすぎるのである。
「元々、そういう方針」と分かってはいたので、改めてそれが具現化しただけの事だが、
ロードの会員の側としてはクラブの「癖」に対し、気持ちはまた少し遠ざかってしまった。
クラブに入っていなければ、結構傍目で見ると面白い傾向なんだろうな・・と思っている。
(ロード分析)