現役時代に人気のあった藤沢和厩舎のペルーサは、アロースタッドにスタッドインしたものの、
昨年の秋には種牡馬を引退し、北海道の牧場にいる模様である。
(関連記事)・・・ 「ペルーサが種牡馬引退」
https://uma-furusato.com/news/detail/_id_103877
その産駒はnetkeiba.comで調べると、2018年の初年度産駒が8頭、2019年産駒は5頭、そして
2020年産が5頭と、数にして僅かに18頭の産駒しかいない
(現役時代はかなりの人気馬だっただけに、寂しい、かつ厳しい競争馬の血の淘汰の世界である)。
しかし、その僅かな初年度産駒から、先月の中山のダート1勝クラスを快勝した馬が現れた。
ラペルーズ 3歳牡 父ペルーサ、母ハットシテグー、藤沢和厩舎、多田信尊オーナー
門別から再移籍し、JRAの2歳1勝クラスのダート戦をディールクルムを下して完勝。
このラペルーズが、2月20日のサウジダービー(D1,600m)に登録をしたそうである。
この挑戦が実現すれば、夢のある明るい話だと思う。来年には定年となる、藤沢和厩舎の所属馬。
ラペルーズが、父ペルーサの名を一気に世界に広めてくれるかもしれない。
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ペルーサ産駒について一口馬主DBで調べてみた所、2019年産は1頭だけ募集馬がいる。
フレンチナデシコ19 2歳牡 父ペルーサ、奥村豊厩舎、ウイン、募集総額12M、1口3万円
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ウインの岡田代表のカタログコメントは添付の通り。ダートかもしれないが、それはラペルーズも
一緒。「*奇貨、居くべし」という言葉がふと思いついた1頭。厩舎も、魅力十分な先ではと思っている。
(セール落札時の動画)
https://youtu.be/1oYCaLOoHiU?t=24227
因みに、ペルーサの2020年産には、レッドレオン、レッドアステルの半妹となるレッドエルザ20牝、
また、セレブレイションキャット(セレブ猫)の20牝がいる。
ともに無事なら、来年の東サラの募集に登場してくるのではないだろうか。大いに注目したい(^^)。
* 奇貨、居くべし
《秦の商人呂不韋 (りょふい) が趙に人質になっていた秦の王子子楚 (しそ) を助けて、あとでうまく利用しようとしたという「史記」呂不韋伝の故事から》珍しい品物は買っておけば、あとで大きな利益をあげる材料になるだろう。得がたい好機を逃さず利用しなければならない意にいう。(注) そうなるかも、の話です。