土曜日の中山5Rには、キャロットクラブのラヴィアンレーヴがデビューする。
土曜日5R 中山芝1,800m メイクデビュー
ラヴィアンレーヴ ♂ (父ディープインパクト、母レーヴディマン、ビュイック騎手、田村厩舎)
キャロットでは小柄なサイズのため、最後まで人気にならなかったこのラヴィアンレーヴだったが、
実際にはNF空港を出る際には480kgになっており、その点の心配は杞憂に終わった。
次に、母馬のレーヴディマンが全姉レーヴドスカーに比べ、繁殖能力が弱いと懸念されている。
これは確かに気になるが、欧州ではアイルランド1,000ギニー馬(G1)のべスラーを出している。
日本ではディープをつけて、全姉エールデュレーブは3勝馬。レーヴルシードは未勝利だった。
このラヴィアンで、果たしてどうなるのか、母馬の真価を見たい牡馬登場だと思っている。
但し、今回の初戦の相手は、結構揃ってしまった。
ルメール騎乗のセレクトセール馬サトノフォース、調教動いているオーナーズのバスクベレー、
DMMのアイスブライトなど、牡馬の素質馬が集合した。この相手と試金石の1戦になるだろう。
(尚、キャロットのシャルマントも出走予定だったが、直前の目蓋の怪我で回避となった)。
母レーヴディマンといえば、東サラでよく募集がなされるアルレシャも、その娘である。
アルレシャの産駒では、先週ハーツクライ産駒のレッドクーゲルが新馬戦で2着と健闘していたし、個人的にはそこまで微妙な血筋とは思っていない。
評価が微妙なレーヴディマンのためにも、ラヴィアンレーヴには息の長い活躍を期待したい。