日本ダービー レッドリヴェールの挑戦 ⑭ | 毎日が一口馬主!

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さて、日本ダービーは、ホースマン達の熱い思いや執念が集結する舞台でもある。

この回は、人に焦点を当ててコメントしたい。

先ずは、過去21回の騎乗でダービーを取れず、最大のチャンスを迎えた、関東の蛯名騎手だ。


ハイヤーゲームで、大王キングカメハメハに真っ向勝負を挑んで散った、2004年のダービー。

フェノーメノでハナ差負けし、ゴール後に号泣はばからなかった、2012年のダービー。

長くから競馬をしているファンとしては、「45歳の彼に何としても勝たせたい」という方も多いだろう。


ウィニングチケットの柴田政人、アグネスフライトの河内洋と同じ位の歳に、彼もなってしまった。

今回は、執念で追ってくる。馬の実力はあるから、この執念が勝利につながっても不思議でない。


次に、ダンスインザダーク・ハーツクライ・リーチザクラウン・ローズキングダムで、過去4回の

2着実績を持ついぶし銀、橋口弘次郎調教師。この人も、どうしても欲しいレースだろう。

ワンアンドオンリーは2月23日生まれだが、なんと前田オーナー、横山典弘騎手、そして今回の

ダービーのゲストである皇太子殿下と、全て誕生日が一緒だそうだ。

「唯一無二の」というその名前、「ワン」=「1枠」という、不気味な一致が脅威である。


ショウナンラグーンも、大久保調教師の最後のダービーだ。メジロドーベルをずっと任せてもらった

吉田豊の心中にも、きっと期するものがあるに違いない。


トゥザワールドの川田も、ハープスターの汚名挽回に必死である。

そもそもキャロットは、ハープとこの馬で牡牝戴冠を狙っていたフシがある。とすると、ここが本番。

絶好の⑤番枠は、やはり有利である。


これらの執念に対して、淡々とグリーンチャンネルでコメントしていた福永騎手は大丈夫だろうか。

レッドリヴェールは、正直戸崎騎手とは手が合っていた。

ベルキャニオンに乗る戸崎騎手も、きっと熱く燃えているに違いない。


今回、福永騎手を疑問視する声も多い。ただ陣営、特に須貝先生の意見も含めた判断だろうから、

乗り替わりに色々言うことはせず、「この大一番にベストの騎乗をして欲しい」と願っている。

グリーンチャンネルの福永騎手は、口は軽いが、なんとなく心意気に感じているように見えた。


ジェンティルドンナの京都記念では、かなり非難をされたものの、あれはそもそも仕上げていない

レースなのである。今回はあの時よりは、はるかに人気もない。度外視が可能と思う。

http://ameblo.jp/umaumawahaha/entry-11773914629.html

Awayのドバイで、ジャスタウェイを世界最高レーティングに導いた騎乗に、期待したいと思う。


【総括】

ハープスターがいなければ、レッドリヴェールとイスラボニータは無敗の馬である。


特にリヴェールは、これまで牝馬で勝った馬がいない札幌2歳S(1,800m)を勝ち、阪神JFを勝ち、

桜花賞でぶっつけ本番で3着以内に来た馬はゼロに近いのに、あのハープスターに噛み付きに

いった、底を見せていない馬なのである。


蛯名のイスラボニータを勝負根性で差し切った結果、

府中の芝2,400mで、世代7,123頭の頂点に立つ可能性は十分にあると思っている。


(そのまま来い!! リヴェール !!!)