選手のモチベーションを高めて・・ | ジャイアンツインライフ

ジャイアンツインライフ

東京ドームに行く地下鉄の出口で、ユニフォーム姿のガリクソンが通り過ぎた時に野球選手の迫力にびっくり。

小学生時代は原辰徳モデルのグローブ。苗字が一緒のスター選手が高校時代に登場。要はがっつり目の巨人ファン。最近は2軍の若手を応援しています。

↓夏のお祭りは日本の風物詩。




と言いつつ、素通り。。


寄ったわけではないんです。


職場界隈から、

有楽町に向かう中、築地本願寺で遭遇。

盆踊りの音楽が流れてる。


視線に入った屋台・出店が、

日常の夏の夜が戻ってきたなぁ、と思わせる。


さて、ジャイアンツ。


昨夜はサヨナラ負け。


9回ノーアウト一塁で、

バントでなく、野間が監督の思いに応えて、

良くヒットを打った。




9回裏まで勝っていたから、手痛い。。


3連戦の初戦には辛い、

厭な終わり方で幕締め。


試合を握る、そんな中押しが

出来なかった。


9回に至るまでのリズムが悪かった。


気になったのは、Gファンの皆さんと一緒。

横川凱の5回表交代のこと。


回想しよう。


長くなるぞー。


昨日は立ち上がり、

やや球威が無い気がした。


けれど、味方に逆転してもらった回は

0で締めたし、三振が取れてた。


彼自身2本のヒットに、

華麗な守備のフィールディングもあった。


4回60球2失点の投球。


もしかしたら、だ。


戸郷のように長いイニングを

投げるために出だしは彼の普通の球威。

(セーブ気味)


「これなら打てる」と、

打者の気持ちを打ち気にしながら、


変化球で交わすというのも

ゲームプランだったのでは?


2・3点はどこかでとられても粘る、と。


で、打線の3巡目。

そこからストレートのギアをあげようと

計画・工夫してたのかな?


実際は分からんが。


で、5回表の攻撃。


問題のシーンだ。


ジャイアンツは下位打線で塁にランナーを貯めて、

2アウト満塁に。



ここで原監督。


3-2でリードしてる中、

原監督は9番バッター横川に、

ピンチヒッターを選択。


横川はここで、交代となった。


↓唇を噛む感じの表情。



納得していないんだ。間違いなく。


↓結局、5回表が0で終わり、遠くを見ていた。



ちなみにここで、データ。




得点が入るかどうかの確率が

纏まっている。


()の中の数字。


表の右下を見ると、

ツーアウト満塁は案外、確率は低い。


その確率は31.7%。


ざっくり30%だ。


この確率で点が入る。


そんなNPBの野球統計データ。


つまり、だ。逆に言えば、

68.3%で点は入らない。


カープ野村は90球を超えて、

うちごろの球が来そうなコンディションだった。


その点は野手出身の原監督らしい見立て。


でも、だ。


コンディションで言うなら、

代打の中田翔もだ。


今はそんなに良くない。


そして、野村自身のデータ。


被打率は右打者に.175、

左打者に.274。


右は抑えてる。


外角に逃げる球の出し入れが上手い。


だったら、結果論だけど、

バッター横川でも良かった。


このシーンは単純に、

どうだったんだろう???


原監督は動かない事を嫌う。


だから、案の定動いた。


ただ、間違いないのは、

データ的には動いても、

ダメな確率もあったことだ。


点が取れなかった場合のムードが

どうなるか?


選手がどう納得するか?


それを天秤にかけてたかな。

疑問符はついちゃう。


4回で変えると、

昨夜の戸郷が投げきった9回の意味も薄れる。


また、原監督は横川に声がけをしてなかった。

ゲーム後かな。


ただ、横川を踏み躙ってしまった。


普段喋る時は実に温厚そうな横川。


この数秒後に、バッティンググローブを持って

左手を振り上げ、叩きつける画像が流れた。



悔しいというか、なんでだよっ?て
首脳陣に対しての怒りを滲ませてたように映った。

乱闘もあった昭和なら日常茶飯事の光景。
今は意外と珍しい。

悔しさは、お前さんが糧にして、乗り越えて行け、
というコミュニケーションだった。

今もそれは変わらないべきだけど、
受け取り方が変わって来ている。

令和を生きる今の選手たち。

特に20代前半の選手にはやや雑な
コミュニケーションなんだろう。

迎合する訳でなく、上手く選手の
モチベーションを高める、引き出す必要がある。
それがベターなんだろう。

勿論、取材を受けたら、

「信頼を勝ちとれていない自分がいる。」

と横川は言う。

これは然り。

でも、信頼に足る実績がない?


じゃあ、逆に。


実績があるピッチャーって、

今のジャイアンツに何人いるんだろう。


斎藤・桑田・槙原みたいな盤石な

投手陣は未だこのチームにはいない。


きちんと信頼できるピッチャーにしていきたい。


そうだよね?


横川には今そのチャンスを与えて良かったはずだ。


寧ろ、監督として、

「動く」欲求を満たしたいなら、


茶番で横川に聞こえるところで、

コーチと話してよ、と。


まず、大久保コーチ。


「監督、一応聞きますね。代打出しますか?」


と言ってもらい、


「なんでだ、デーブ?横川は良く投げている。おれはアイツにかけたいんだ。だいたい、(ビハインドなら分かるが)2本もヒット打ってるぞ。」


と言ってくれたら、良かったのにな、と。


横川はもしかしたら、

良くなったかもしれないし、

そんなピッチャーに勝ち星をつけるよう

打線に火がついたかもしれない。


選手はある日、大きく育つ日がある。


斎藤雅樹も以前、そんな事があった、と。

監督の存在があった。


そして、動いて早めに変えるなら、

素直に降板の横川に一言、直接、

伝えに行かないと。


結果、中田は凡退。横川は怒りで用具を纏める。

ベンチの空気は重くなる。


これが試合のリズムが良くはなくなった一因だろう。


そんな中、ビジターゲームの雰囲気の中、

中継ぎのピッチャー陣が4ホールドだった。


試合は良く持った印象だった。


最後悪い流れは来たけど、長期、

キャッチボールも出来なかったピッチャーだよ。


この暑い8月、また半ばにも、

マツダスタジアムの試合がある。


中継ぎ陣はバテない事を心から祈ります。



↑カープベンチの画。


一方の新井監督は、

心の通ったコミュニケーションをしている。


勝利後も言葉選びに配慮が凄い。


選手が120%の力を出すために、ね。


120%出してくれたら、

ファンはやっぱり喜ぶよ。


栗山監督や連覇中の高津監督もそのパターン。

選手の力を引き出すコミュニケーションだ。


偉そうに恐縮ですが、言論の自由だ。

原監督、頼みますよ。


優勝ノルマなんて、いいのよ。


もはや、もう慣れてきたからw


↓試合前からこの表情だった。



選手の可能性を信じ、殻を破るとこを

手伝い、選手を育ててくれ。


結果、それが優勝に近づくハズだが。


最後に、この↓落武者、誰?


會澤ってホントに。。

こんな風貌だったかな驚き



お読みいただき、ありがとうございました。