いよいよ始まりましたね!

 

牛田くんのオールブラームスプログラムのリサイタルツアー。

 

 

 

 

まずは、ツアー開始前日にジャパンアーツから発信された、こちらのインタビュー記事をご覧ください。

 

 

 

今回演奏するブラームスのピアノ小品集Op.116~119。

 

 

ブラームス晩年の大作ですが、牛田くんの中では「満を持して」という感じで、この作品に取り組んだことがうかがえます。

 

 

印象的且つちょっと意外だったのは

 

「死を目前にした諦めというよりは、むしろ晩年においてもなお失われていない情熱の表れのような感覚」

 

という部分。

 

 

 

 

 

 

 

さて、わたくしタイトルの通り、八戸、仙台、郡山と東北3都市の演奏会に行ってまいりました。

 

 

今から3公演分まとめて書きたいと思いますが、時間や文字数に制限がありますので書きたいことが全部書けないカモ🦆えーん

 

 

 

今回のツアー、スケジュールがあまりに精力的なため、足を運ぶ演奏会すべてのレポ記事を書くのは難しいかもしれません汗

 

 

 

 

 

 

 

楽しみにしていた二泊三日のみちのく一人旅。

 

 

関東では最近25℃という夏日を記録したばかりですが、八戸の最高気温は5℃という予報。真冬の服装で行きました。

 

 

天気はずっとくもりの様子だったけど、念のためこの前買ったばかりの猫ちゃんの雨天兼用の折り畳み傘を持ちました。

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可愛すぎません?ラブ

 

お店で見つけて一目ぼれして、でも迷って三回にわたり視察(?)してから買ったんですよ(〃▽〃)

 

 

 

 

 

 

盛岡駅に近づいた頃、東北新幹線はやぶさの車窓から、雪をかぶった山が見えました。

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今回初めて行く予定の「SG GROUPホールはちのへ」が、3年前の4月に行った「八戸市公会堂」だということに

 

八戸駅に近付いたころ初めて気付きました(;^ω^)(オイ!)

 

 

 

 

着きました、八戸。

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そうでした。あの時も八戸線はPASMO使えず紙の切符を買ったんだ。

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本八戸に巨大な魚のオブジェ。

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こんなのあったかな?初めて見る気がします。

 

 

 

 

 

 

まだ時間があったので、会場の場所を確認しました。

 

 

あ、やっぱり3年前と同じ場所だ(^^;)

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企業買収か何かで名前が変わったんですね。

 

 

 

↓その時の記事

 

 

 

 

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まだ人気のないロビーはしんとしてました。

 

 

 

 

 

 

ホテルにチェックインして遅めのお昼を取ることに。

 

 

本八戸の市街地には「みろく横丁」という人気の屋台村があるそうです。

 

 

 

しかし寒い汗 手袋持ってきてよかったです。

 

 

 

 

ここですね、みろく横丁。

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昼間の屋台村は閑散としていましたが、一軒だけ営業しているお店を発見!

 

 

 

 

 

青森のソウルフード、せんべい汁をいただきました。

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煮込んだ野菜やお肉と一緒に、割った南部せんべいが入っています。

 

ちょっと甘みのある、とっても優しい味。

 

あったまる~照れ

 

 

 

 

そしてやっぱり海の幸。

 

どんこという魚のお刺身です。右上は珍味の白子。

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美味しい!プリプリしてて新鮮で、ちょっと甘みがあります。

 

 

 

 

お店には板前のお兄さん一人だけだったので、カウンター越しにおしゃべりしました。

 

 

岩手出身で震災の時は中学三年生。卒業式目前だったそう。

 

震災でインフラがストップして、一番大変だったのはトイレだったとか。

 

 

八戸で働く岩手出身の人は結構多いそうです。

 

 

 

みろく横丁、夜は昼とはまったく別の賑わいになるらしい。

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面白そうだから、夜また来よう。

 

でも、一人で来るのはちょっと勇気いるかな…(*^.^*)

 

 

 

 

 

 

マンホール発見。菊は八戸市の花。

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小型のこちらは、八戸の民芸品 八幡馬。

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石畳に埋め込まれたこれは、豊作を願う伝統行事「えんぶり」で太夫がかぶる烏帽子だそう。

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街のあちこちで、この烏帽子を目にしました。

 

 

 

 

 

 

 

一度ホテルに戻り、開場時間に合わせてホールに向かうと、霧雨のような雨が降ってました。

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2026年2月26日(木)18時30分開演

SG GROUP はちのへ(青森)

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左、「八戸のファンより」だって。

 

なんか私まで嬉しくなってしまった照れ

 

 

 

 

 

 

SG GROUP はちのへ(1542席)

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(画像お借りしました)

 

 

 

客席に並ぶたくさんの真っ赤なシート。

 

灰色がかった白い舞台の正面は、横線が入ってちょっとシャッターみたいでした。

 

真ん中に置かれた艶消しスタンウェイが大きく見えます。

 

 

開演時間ギリギリまで調律師さんがピアノを調律していました。

 

 

 

 

 

プログラム

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オール・ブラームス・プログラム

 

♪7つの幻想曲 Op.116

第1曲「奇想曲」ニ短調

第2曲「間奏曲」イ短調

第3曲「奇想曲」ト短調

第4曲「間奏曲」ホ長調

第5曲「間奏曲」ホ短調

第6曲「間奏曲」ホ長調

第7曲「奇想曲」ニ短調

 

♪3つの間奏曲 Op.117

第1曲「間奏曲」変ホ長調

第2曲「間奏曲」変ロ短調

第3曲「間奏曲」嬰ハ短調

 

♪6つの小品 Op.118

第1曲「間奏曲」イ短調

第2曲「間奏曲」イ長調

第3曲「バラード」ト短調

第4曲「間奏曲」へ短調

第5曲「ロマンス」ヘ長調

第6曲「間奏曲」変ホ短調

 

♪4つの小品 OP.119

第1曲「間奏曲」ロ短調

第2曲「間奏曲」ホ短調

第3曲「間奏曲」ハ長調

第4曲「ラプソディ」変ホ長調

 

 

 

こちらの牛田くんのメッセージをご覧ください。

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ブラームスが晩年に書き上げた20の作品について、あえて言葉を尽くす必要はないでしょう。

 

なぜならこれらの作品は限りなくシンプルで、限りなく孤独で、

 

そして限りなく深く美しい感情に満ちているからです。

 

夜空に浮かぶ星々のようなこの作品群を皆さまと共有できることは大きな喜びです。

 

お楽しみいただけることを願っています。

 

                                 牛田智大

 

 

 

 

 

 

 

 

ハープのような音色のメロディが流れ、アナウンスがあり

 

舞台がオレンジ色に染まりました。

 

 

黒のスーツとTシャツ姿で、軽く頷くようにして登場した牛田くん。

 

 

リサイタル初日は硬い表情で緊張を感じることが多いけれど

 

今日の牛田くんにはピリついた印象はなく、むしろ貫禄さえ感じました。

 

 

 

 

 

 

 

イメージしていたよりずっと、ダイナミックで情熱的な演奏でした。

 

 

まず、出だしからガツンと和音をぶつけてくるかと思ったら

 

アルペジオのように微妙に音の塊をほどいたような奥行きある響き。

 

 

ベージュの砂地と、音を立てて勢いよく寄せる波を連想しました。

 

多分、プログラムに挟まっていた「砂の女」という演劇のチラシをさっき読んだからでしょう(^^;)

 

 

 

1曲目が終わると椅子の位置をずらして2曲目へ。

 

 

中間部では、こぼれ落ちてきそうな満天の星が浮かびました。

 

 

弾き終わるともう一度、椅子の位置を直しました。

 

 

 

 

初披露の日は、まだ慣れていないというか

 

勝手がわからず戸惑うような感覚がいつもあります。

 

 

事前に予習したとはいえ、今まで全く知らなかった曲が20曲も続くので

 

ちょっとどう捉えていいのか分からず落ち着かない気分でした。

 

 

予習の段階で、牛田くんのインタビューにもあった「諦観」や「追憶」、そして「静謐」なイメージを抱いてきただけに

 

このエネルギッシュでスケールの大きな演奏は意外でした。

 

 

気のせいかもしれないけど、調律はこれで大丈夫なのかな…?

 

 

背もたれのある椅子が、なぜかおもちゃのピアノ椅子のように小さく見えました。

 

 

 

 

Op.116が終わっても、立ち上がることなくOp.117に入りました。

 

 

この20曲の小品を、まだ覚えられていないので

 

覚えているところのみの感想になりますが

 

3つの間奏曲は心地よく

 

長距離移動の疲れもあるのか、時々意識が遠のきそうになりました。

 

 

Op.117-3は「苦悩」。

 

牛田くんの口許から、時々桃色の舌がのぞいていました。

 

 

 

 

私、この20曲をいろんな人の演奏で何度か聴いて

 

思い浮かぶイメージを色鉛筆でノートに描いたりしてたんですよ。

 

なので、なんとなくですが、私の中で曲それぞれのイメージが出来上がりつつあったのですが

 

牛田くんの演奏はすべてがイメージと少しずつ違っていました。

 

 

もっとささやかなのをイメージしていたので

 

なんかまだ慣れない…。

 

 

 

ショパンみたいに曲の美しさにうっとりしたり

 

壮大さに圧倒されるのとも違う。

 

この初めての感覚を、なんと表現していいのかよく分からない。

 

 

 

 

 

休憩時間に、調律が入りました。

 

 

 

 

 

天井に埋め込まれた照明が灯り

 

舞台がオレンジ色に変わると、ジャケットのボタンを留めながら牛田くんが登場しました。

 

 

 

 

クララに献呈されたというOp.118。

 

 

泡沫(うたかた)のように夢想的だと思ったら

 

次の瞬間激しく炎を燃やす。

 

シューマンのクライスレリアーナを聴いた時の印象にちょっと似ています。

 

 

 

まだちゃんと覚えていないので、今聴いているのが何番目なのか途中から分からなくなってしまったけれど

 

3曲くらい、星が本当に頭上で瞬き、降り注いでくるようでした。

 

 

 

まるでゾーンに入ったかのような牛田くん。

 

さっきまでとは伝わってくるものが全然違います。

 

 

 

Op.118が終わると、たまりかねたように客席から拍手が起こりました。

 

分かります。私も途中なのに「ブラボー!」と叫びたくなったもん。

 

 

牛田くんは、座ったまま片手を胸にあてて拍手に応えると、そのまま119に入りました。

 

 

 

 

牛田くんが曲と同化しているように感じました。

 

 

ときに目をつぶり、ときに音の行方を見守るように前方を見上げます。

 

 

深く心の内側に触れるような、この感覚はいったいなんだろう。

 

今まで知っていたどの感動とも種類が違う。

 

敢えて近い言葉を探すなら「共鳴」とか「共感」になるのかな。

 

 

 

荘厳でエネルギー溢れる最終曲は、ブラームスのソナタ3番の最終楽章にちょっと似ている気がします。

 

 

けれどブラームスは、評価されたり外側に向かって自己を表現するためにこの曲を作ったのではない気がします。

 

正直に赤裸々に自分の内面に向き合って、それを音楽という形にしてる。

 

 

言葉もなくただ隣に座って寄り添っているような牛田くんの演奏。

 

初日だというのに、気負いのようなものを全く感じません。

 

 

 

なんて深いんだ…。

 

 

この演奏のすごさや価値は、きっと5年前の私には分からなかった気がします。

 

 

痛みや孤独を知ったからこそ響くもの…。

 

 

 

音源残して欲しいな。

 

そして、70歳くらいになった頃また弾いて欲しい。

 

私は聴くことはできないけれど。

 

 

 

 

 

すべての演奏が終わると、男性の声で大きなブラボーの声が上がりました。

 

私も心の中で叫んでました。

 

 

 

カーテンコールで舞台に出てくると

 

舞台左寄りで体を二つに折るように深々と長々と、頭を下げて挨拶してくれました。

 

 

 

 

 

アンコールのかまえが見たことないと思ったら、

 

なんと!ショパンのソナタ2番の第一楽章。

 

ええっ、こんなの弾いてくれちゃうのっ!?

 

 

これは嬉しいですね。

 

ショパンコンクールを見て、彼のショパンを聴きたいと思っていた人もきっと多いでしょうから。

 

 

 

久しぶりに聴く「葬送」。

 

大好きなので最後まで聴きたくなってしまった(*^.^*)

 

 

 

 

アンコール2曲目もありました。

 

 

ショパンノクターン17番。

 

 

 

 

葬送もノクターンも今まで聴いたことがないほど自由度が高く

 

そして、私はコンクールが終わって「やっとショパンから解放されたね」という気持ちもあったはずなのに

 

まだよく知らないブラームスを聴いたあとでショパンを聴くと、やはりホッとするのでした。

 

 

ノクターンのトリルはこの世のものとは思えないくらい美しく

 

私の場所から指先までは見えませんでしたが

 

ジャケットの袖が細かく震える様子を見て

 

本当に牛田くんがこの音を出しているのだ、この世のものなのだと確認できました。

 

 

 

 

何度かのカーテンコールのあと、彼が袖に消えてからもいつまでもいつまでも拍手が鳴りやまず

 

もう一度登場して挨拶してくれました。

 

 

 

いつもリサイタル初日の初披露の日は、近寄りがたいオーラを纏っていることが多いのに

 

とてもフラットですっきりした印象を受けました。

 

 

初日でこんなにも聴衆の心を掴むのは

 

多分、初めてなんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

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牛田くんの演奏を聴いたら

 

賑やかな屋台村に行く気が失せてしまい

 

それでも海の幸が食べたくて

 

落ち着いたお店に入りました。

 

 

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やっぱり本場の新鮮なお魚は美味しい!笑い泣きキラキラ

 

 

 

 

 

 

地酒の飲み比べもしてしまった(///∇//)

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翌朝起きたら、窓の外でウミネコの声がしていました。

 

 

 

本当は早めに仙台に移動しようと思っていたのですが

 

昨日ちょっと散策した八戸の市街地がとても魅力的だったので

 

もっと長居をしたくなって遅い新幹線に変更しました。

 

 

 

天気は今日も雨。

 

 

旅先のカフェでモーニング。 これ、ちょっと憧れてました(*^.^*)

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3年前に来たときは、駅からホールまでの往復しかしてないし

 

寄り道もせずまっすぐ帰ったので、八戸のことをほとんど知りませんでした。

 

 

 

 

 

 

江戸時代に創業したという八戸酒類直売所。

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お酒の好きな友達に、可愛いラベルの日本酒を買いました。

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「八戸ポータルミュージアム はっち」の入口には、たくさんの八幡馬。

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おしゃれで楽しいおみやげショップ。
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イカの提灯
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八戸まちなか広場 マチニワ

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広々とした椅子やテーブルがたくさんあって、自由にくつろげるスペースです。

 

なんと、朝6時から夜11時まで開放しています。

 

シンボルオブジェの「水の樹」は、枝の一部がししおどしになっていて、一時間ごとに水の音色が聴こえるそう。

 

 

都会なら絶対人が密集しそうな素敵空間を広々使えるなんて理想的。

 

 

 

 

八戸市街地は、伝統とアートが混在するとても素敵な街でした。

 

 

そして、八戸の人は割と平気で信号無視をしたり、車道を横切る(笑)。

 

一つには、信号が変わるまでが長い。

 

もう一つには、車の量が少ない。

 

(どうでもいい考察)

 

 

何故か街なかに「乙女の祈り」がずっと流れていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

移動した仙台も雨。

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寒いし風が結構強い。

 

 

 

 

 

まだ時間があったので会場の場所を確認しに行きました。

 

 

仙台の道は広々・整然としてるから分かりやすい。

 

でも、駅からホールまでは、それなりに距離があるんですよね。

 

 

 

アーケードを通っていけば濡れません。

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どこかから音楽が聴こえると思ったら、正面上にパイプオルガン。

 

ドビュッシーの「月の光」を弾いています。

 

 

 

 

 

 

大通り沿いにありました。右のビルの7階が電力ホールです。

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開場時間にもう一度訪れると、エレベーターに向かうたくさんの人の列。

 

けれどエレベーターの台数が多く、あっという間に7階に到着しました。

 

 

 

 

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今度は仙台のファンからのお花。

 

全国各地にファンがいて、牛田くんが来るのを心待ちにしてるのって嬉しいですよね照れ

 

 

 

 

ロビーに入ると、リストのハンガリー舞曲が聴こえてきました。

 

一瞬、「牛田くんが練習してる?でもなぜこの曲?」と思いましたが、CD販売に伴いBGMとして流していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年2月27日(金)18時30分開演

電力ホール(宮城)

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電力ホール(1000席)

 

 

 

(画像お借りしました)

 

 

 

2年前の3月にも牛田くんはここでリサイタルを行っています。

 

私はチケットを買っていたけれど、実家が大変なことになり来ることができませんでした。

 

 

 

 

 

きっかり1000席の座席には、珍しく座席のど真ん中に通路があります。

 

座席もカーペットもライトブルー。

 

凹凸のある壁。

 

とてもスタイリッシュなホールです。

 

 

ピアノは昨日に続き艶消しスタンウェイ。

 

背もたれのある椅子も昨日と同じです。

 

 

 

 

開演時間の18時半きっかりにブザーが鳴り

 

客席は息をひそめるように静まり返りました。

 


 

今日も自然体な感じで登場した牛田くん。

 

 

 

1曲目のカプリッツォは、今日も激しく燃え滾り

 

 

弾き終わると、左手がぶらんと脱力しました。

 

 

 

 

 

 

2曲目のインテルメッツォの冒頭は、桜の花を連想します。

 

「さくらさくら」の始まりになんとなく似てるから。

 

 

ひらひらと舞い降りて川に流れる薄桃色の花びら。

 

 

中間部が本当に美しい。

 

 

 

 

20曲ある作品集のうち、118-5だけに「ロマンス」というタイトルがついていますが

 

116-6の方がロマンスにふさわしいんじゃないの?と思ってしまう間奏曲。

 

だけど聴いているうちに

 

内側に深い悲しみを宿していることに気づきます。

 

 

 

 

116-7は、自分でも制御できない感情のよう。

 

 

 

昨日はこのあたりでふわふわとちょっと意識が遠のきそうになったけど

 

今日は最初からものすごく集中して聴きました。

 

演奏している牛田くんも、今日は最初からすごい集中力で、早くも入り込んでいる感じ。

 

 

 

聴きながらいろんな感想が浮かぶけれど

 

次々指の間からこぼれるように忘れてしまいそうで

 

もったいなくて両手をギュッとグーにして聴きました。

 

 

…が、やはりほとんど忘れてしまいました。

 

こうして私が書いているのは、かろうじて憶えているごく一部で氷山の一角ですえーん

 

 

 

 

ああ、なんだか瞑想しているみたい。

 

ブラームスの作品も

 

演奏している牛田くんも

 

聴いている自分も。

 

 

 

 

たいてい最初の1曲目を弾き終えると立ち上がり

 

挨拶をして袖に入る牛田くんですが

 

今回は集中力を途切れさせることなく、そのまま弾き続けます。

 

そういう意味でも今回のプログラム、ちょっと特殊ですよね。

 

 

 

 

 

 

海…。

 

 

あまりブラームスの作品を知らないけれど

 

ブラームスの音楽は時々海を連想します。

 

 

視界に広がる紺色の大海原だったり

 

深海でゆらゆら揺れるブルーグリーンの揺らぎだったり。

 

 

 

ショパンは川。

 

運命に流されるように、川の流れに流されているように感じる時がある。

 

 

 

モーツァルトは森。

 

なぜかあまり水を連想しない。

 

 

 

だとしたら、ベートーヴェンは大地かな。

 

 

 

私の勝手な印象です(*^.^*)

 

 

 

 

 

 

レ♯ ミ ー レ♯ ミ レ♯


ド♯ レ♯ ファ♯ ミ レ♯ ミ レ♯…


 

 

印象的な117-3のこの冒頭のメロディが

 

今日雨の仙台の街を歩いている時、なぜか何度も頭の中で流れました。

 

(音階合ってますか?(〃▽〃) )

 

 

 

ぶつぶつしゃべっているおじいさんの独り言みたい。

 

 

「俺はダメだ、ああもうダメだ…」

 

 

あ、言葉を当てはめてみたらピッタリしちゃって、もうそうとしか聴こえない(^^;)

 

 

ブラームスったら、何を自虐的になって頭を抱えているんだろう。

(私が勝手に考えたんだけど)

 

 

 

中間部のうたかたで、せっかく穏やかな救済の光が見えたと思ったら

 

 

また自己否定みたいなブツブツを繰り返す。

 

 

自嘲しているようにも、絶望的な孤独を噛みしめているようにも感じます。

 

 

 

 

 

 

面白い。

 

 

牛田くんの演奏を聴くと

 

それまで私の中で平面だった音楽が立体になる。

 

二次元だった音楽が三次元になる。

 

知識だけで知っていると思っていた音楽が、命を持って息づく。

 

 

なんか、早くもブラームスが愛おしい気がしてくる…。

 

 

 

 

 

 

休憩後の118-2のあまりの美しさに思わず涙ぐんでしまった。

 

 

この曲は、ブラームスソナタ第3番の第2楽章に似ている気がします。

 

 

小さな無数の星が瞬いている。

 

 

見てなくてもいいよ。

 

誰も気づかなくていいよ。

 

だけど、いつでもここにいるよ…。

 

 

 

うまく言えないけれど

 

本当の美しさを知っている人しか

 

こんな音楽は作れないような気がする。

 

こんな演奏はできないような気がする。

 

 

本当の美しさって、なんだろう…。

 

 

 

 

牛田くんの集中力というか、入り込み方がすごい。

 

 

自分が舞台の上にいることも、目の前の聴衆のことも忘れて

 

曲と同化しているみたい。

 

 

 

 

118-6は、細い線の一筆書きのように始まって

 

悲し気で 寂しくて

 

最後は虚無。

 

そこには何もなかった。

 

 

 

しばらくそのまま余韻を持って

 

「無」に浸る。

 

 

 

 

赤裸々な心の中を覗き込んでいるような気分。

 

 

 

最初からシンプルだったわけでなく

 

年を重ね、いろんなことを経験して

 

珠玉混合 いろんなものを手にしたあとで

 

ひとつひとついらないものをそぎ落としたあとに最後に残るもの。

 

 

この作品は、きっと子供には退屈だろう。

 

大人でも、好みじゃないという人もいるかもしれない。

 

 

 

でも、なんだろう。

 

言葉にできないこのしっくりくる感じ。

 

「痛み」なのか「心地よさ」なのかさえよくわからない。

 

 

 

作品を通して、ブラームスの独白を聴いているようで

 

同時に自分の心の内側へ、深く入り込んでいくような気がします。

 

 

 

この若さで、この曲をこんなに掘り下げて

 

表現してしまう牛田くんって一体…。

 

 

 

 

 

118-6の終わりは「死」のように感じます。

 

 

そのまま119-1は死の向こうの側にある天国の世界。

 

 

 

 

 

119-3はそよ風のリボン。

 

この作品の中で、珍しく軽やかで可愛らしい。

 

 

 

 

最終曲の119-4は、舞台のカーテンコールやフィナーレのよう。

 

今まで登場したメンバーが勢ぞろいして舞台を賑わせる。

 

 

口ずさみたくなるシンプルで太いメロディ。

 

マーチのように荘厳で力強いけど

 

明るい讃美歌、ゴスペルのようにも聴こえる。

 

 

年老いたブラームスの、こんな声が聴こえる気がする。

 

 

「万人に気に入られなくていい。

 

理解されなくていい。

 

これが俺の人生だ!」

 

 

 

 

 

昨日に続き、男性の「ブラボー!」の声が飛びました。

 

 

ああ、本当は私だって叫びたいよー(T T)

 

 

 

 

日中たくさん歩いたので、途中眠くなっちゃうかもと思ってたけど

 

私、最初から最後までギンギンでした(〃▽〃)

 

 

我ながら物凄い集中力を発揮してしまった。

 

なのに肩に力が入ってなくて、心地よいのはなぜだろう。

 

 

 

 

 

 

アンコールにガツン!と弾き始めたのは

 

 

なんと、英雄ポロネーズでした!

 

 

 

本当に!?

 

英ポロをアンコールで聴ける日が来るなんて。

 

 

生きててよかったー!😭

 

 

 

牛田くんの英ポロを昔からこよなく愛してきた私としては

 

いつもなら感激の涙を流すところですが

 

瞑想するように自分の内側に入り込んでいたために

 

とてもフラットな気持ちで穏やかに聴くことが出来ました。

 

 

いや、そうでもないかも。

 

自然と鼻息が荒くなって、自分の鼻が肥大したような気がしました(;^ω^)

 

 

 

 

そっか。今回のプログラムは、全体を通しての時間が短めだから

 

アンコールで長めの曲を弾いてくれるのね!

 

それも、ショパンコンクールで演奏したいろんな曲を。

 

 

 

最高じゃん笑い泣きキラキラ

 

 

 

ってか、全公演行きたくなっちゃうじゃん!😭

 

 

 

 

 

 

2曲目は今日もノクターン17番。

 

 

 

ブラームスの演奏の根底にあるものが「孤独」や「痛み」だとするならば

 

今回のリサイタルの牛田くんのショパンは「解放」です。

 

 

だって、今まで聴いてきた演奏と全然違うんだもん。

 

 

 

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終演後、さっきのアーケードを通れば迷わず駅方面に戻れるのに

 

牛田くんの演奏を聴いたあとで、あのガヤガヤした商店街を通る気になれず

 

一度地下に潜って一本違う大通りを自信満々に歩いていたら

 

微妙に角度が違っていたようで、全然違う道を歩いてました(ToT)

 

 

しかも、新調したばかりの猫ちゃんの傘の骨が一本折れたえーんえーんえーん

 

 

 

 

 

 

意味もなく習性で写したマンホール(?)

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…すみません。

 

 

3公演続けて書くつもりでしたが

 

 

やはり文字数オーバーになったため、ここで一度アップしますあせる

 

 

 

 

 

 

なお、コメント欄一応開けておきますが、返信書けないかもしれません🙇‍♀️