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演奏会の後、会場とホテルの ちょうど中間辺りにあるナイトマーケットに行きました。
昨日も行きたかったけど、終演後に会場を出たら外は土砂降りだったんです。
現在タイは雨季ですからね。
迷路のようにたくさんのテントが立ち並び
雑貨や衣料品、レストランやマッサージ
様々なショップでとても賑やかです。
若い店員さん達が、積極的に声をかけてきます。
あんまりお腹はすいてなかったけど、軽く夕ご飯を食べることにしました。
頼んだビールがビッグサイズでびっくり！
これは小ぶりのチキンを揚げたもの。
私が食べたかったパパイヤのサラダ。
店員さんは、「ちょっとだけ辛い」と言ってたけど
ちょっとどころの騒ぎじゃない！
トウガラシ除けたのに辛くて辛くて口の中が燃える！
というか、痛い
全身から汗が噴き出す
頑張ったけど、半分も食べられませんでした
でも、こんな風に暑い夜、外の空気を感じながらビールを飲むのなんて本当に久しぶり。
あらためて、なんか現実感なくて夢みたいだね、すっごく楽しいね、とファン友さん達と話しました。
お買い物もしました。
娘が去年行ったタイ旅行で買ってきたゾウさん柄の涼しげなパンツ、
部屋着にしてるけど とっても履き心地がいいから、もし買えたら一着買ってきてと頼まれてました。
探すまでもなく、あちこちで売っていて、街を歩くたくさんの人がこんなパンツを履いています。
そんなに履き心地がいいのならと、私も自分用に一枚購入。
こういうゾウさん模様の生地が無数にあり、スカートやショート丈パンツもあってお値段も超お手頃。
ファン友さんはバカンスっぽいセクシードレスも買ってました。ワーオ！
旅って、人を大胆にさせるのね(≧▽≦)
家族や友人に小さな小さなゾウさんの置物を買いました。
カラフルで、模様も細かくて、とっても可愛いの
今回泊まったホテルは、決してランクが高くないお手軽価格のホテルだったので、私は思いきって広めのお部屋を取りました。
このお部屋がとっても心地よく
白い天井 白い壁 ソファーやテーブル 小さなキッチン
部屋で一人で過ごす時間も充実していて、本当に気分のよい時間を過ごすことが出来ました。
「衣・食・住」の中で、どれか1つを選べと言われたら、私は迷わず「住」を選ぶタイプです。
ベッドに寝そべって、白い天井や揺れるカーテンを眺めていると
やはり、日本とは違う ゆったりとした時間軸を生きているような気がして
あと1週間くらい ここで過ごしたいなあ、なんて思いました。
ここはメインの観光地とは離れてるし、言葉も通じないけれど
時間の流れと人々が、あくせくしてなくて おおらか。
ここに来るまでは、
無事に飛行機に乗れるのか
空港からホテルに着けるのか
ちゃんとスマホは繋がるのか
ファン友さん達と会えるのか
演奏会のチケットが無事に発券されるのか
たくさんのハードルがあって、タイにいる自分が全くイメージ出来なかったのだけど
いざこうして来てみると
あまりにも非日常な時間に、思いっきりリフレッシュして、まるで生まれ変わったようにさえ感じました。
仕事や家事から解放されて 心も体も思いっきりのびをするような贅沢な時間。
牛田くんの演奏が聴けるだけで充分だったのに、こんなご褒美がついてくるなんて思ってもみませんでした。
部屋の空間もそうですが
街を歩くと目に飛び込んでくる祠や像
金色の寺院
王室の人達の大きな肖像画
小さな屋台や南国の花
ゆっくり進んで歩行者に道を譲ってくれる車やバイク
「コップンカー」と言うと、笑顔で手を合わせ、共鳴するように「コップンカー」と答えてくれる人達。
受付に自分の水やバナナを預け、演奏中に舞台の様子を撮る人がいても 誰も気にしない演奏会。
普段私達が当たり前に感じている「普通」とか「常識」って一体なんだろう。
本当は、元々そんなものなんて ないのかもしれない。
来てよかったな。
ああ、もう今日はここを発つのかあ…。
最終日の朝は、ゆっくり過ごすことにして
9時に食堂で三人一緒に朝食をとることにしました。
ゾウさん柄のパンツを試しに履いてみたら、とってもサラサラで軽くて本当に履き心地がよく
今日はこれを履いて過ごすことにして食堂に行ったら
ファン友さんもセクシードレスを着てました🤣
今日私達がすることは
近所のスーパーやショッピングモールでお土産を買うことと
タイ式マッサージを体験すること。
どっちも楽しみ～！😆
スーパーには、現地価格でお土産によさそうなものがたくさんありました。
この大量のバタフライピーが、なんと約160円！
そっか、タイが原産地だもんね。
次は、電車に乗って2つ先の駅のマッサージのお店へ。
電車の乗り方がよく分からず、券売機で切符を買おうとしてお金を入れたら「チャリン」とコインが戻ってきてしまった。
…と思ったら、コインじゃなくて、このオセロのコマみたいなのが切符なんだって！
ホテルのエレベーターのボタンも
1
2
3
4
5
みたいに、日本と逆で 一番上に1階が表示されてて、ちょっと分かりにくかったけど
電車の路線図も進行方向の表示が日本と逆だったため、間違えて反対方向の電車に乗ってしまい、慌てて戻りました
無事お店に着きましたー！
高級感漂う店内
食事も買い物も、ずっと庶民派コースを歩んできた私達
いきなりサロンの女性スタッフにうやうやしく扱われて天国気分(〃∇〃)
問診票（？）を書く間にも、こんな素敵なサービスが
（右のは美しく丸められたおしぼりです）
（Ｃ子は食べようとしました( ´艸｀)）
別室に案内され、さらにうやうやしく足を洗ってもらいました。
なんか申し訳ない…(^^;)
今度は2階のマッサージルームに案内され、施術着にお着替え。
どこまでも素敵な演出
お部屋はほどよく涼しいし、いい香りするし、眠くなっちゃうかも…
とか思ってたけど、どんでもなかった。
タイ式マッサージ、めちゃくちゃ痛い！
誰も声出さないから我慢してたけど
痛すぎて息出来ないし、変な汗出てくる
うつ伏せになった背中を上から思いっきり押さえつけられて、グルル…と犬みたいな唸り声漏れるし
足とか腕とか、あり得ない方向に曲げられたりして、骨から肉が剥がれそう🍖
だけど後半仰向けになって、首の後ろに温めたタオル置いてもらった時、めちゃくちゃ気持ちよかった～
トントンと後ろから両手で肩を叩いてすべてのメニューが終わりを告げる頃には
マッサージ師さんとの間に、妙な一体感のようなものが生まれてました。
帰る前にも、こんな素敵なサービス
新鮮なパパイヤはもちろんのこと、一見怪しげな青いお米の食べ物がとっても美味しかった
バタフライピーで色付けしたのかな。
終わってみたら、体が軽く、気分もスッキリ。
まだ時間があったので、駅前のファッションビルを散策。
ん？右上に見えるあれは…
なぜか日本のお相撲さん
柱にも浮世絵描かれてるし
このフロアには、なぜか山手線の駅名ほぼすべてがあちこちに書かれてました。
正面の看板も歌舞伎町入口のに似てるし、ニセモノの日本語？
もしかして日本文化って、タイではオシャレなんでしょうかね？
かと思うと、提灯みたいな照明が幻想的。
お店の品揃えと同じくらい、内装も興味深い。
もっとじっくり見たかった。
ホテルに戻って荷物をまとめ、スワンナプーム空港へ。
空港のレストランで、最後の食事。旅の打ち上げです。
旅行中に食べたどの食事よりもマイルドで食べやすいタイ料理でした。
でも、振り返ってみたら、お店やホテルの料理もスタンドのフレッシュジュースも
コンビニで買ったヨーグルトやスイーツも
タイで食べた物は、美味しくないものが一つもなかったです。
帰りの飛行機は、私が1時間ほど早い出発です。
二人が見送ってくれました。
どこまでも広いスワンナプーム空港。
お土産屋さんも充実してました。
搭乗口が分からなくてウロウロ…
地下1階の搭乗口に辿り着いたときは（分かりにくかった）、
ホッとしたのか急に眠気に襲われて、ベンチでウトウトしちゃいました。
バイバイ、微笑みの国、タイ。
楽しかったよ、コップンカー！
人生二度目のタイを訪れて、私が新たに仕入れたタイについての知識は次の通り。
・信仰心と愛国心に溢れた国
・すべてがカラフルで超ビッグサイズ
・街角には象や仏像や祠がたくさん
・寺院の装飾はとんがって上を向いている
・ゾウさんグッズが溢れている
・トイレットペーパーが細い
帰国してから、ＬＩＮＥグループでアルバムを作りました。
同じ場所を旅しても、それぞれ写しているものやアングルが微妙に違うのが面白い。
Ｃ子は何気ない街角の風景や人や動物
いつの間にか私達の後ろ姿や横顔などもたくさん撮ってくれていて
彼女の素直で優しい眼差しを感じました。
仕事が大変な中、お休み取るために すごく頑張ったんだよね。
本当に来れてよかった。
Ｎちゃんはしっかりしててポジティブで
送迎タクシーも現地ツアーもエステも
全部彼女が調べて予約してくれました。
さりげない心遣いがいつも本当に素晴らしく
何度心の中で感嘆したことか。
それぞれに、ペースも性格も違う私達。
旅を通して、彼女達のよいところをたくさん知ることが出来ました
また、こんな風に旅したいね。
そうそう、このお二人、実は8年前の牛田くんのタイ公演にも遠征してるんですよ。
2017年3月、タイ公演の時の牛田くん
8年ぶりのタイの演奏会。
牛田くんは、一回りも二回りも大きな音楽家となって、再びこの国を訪れたのですね。
牛田くんＸより
I took part in the Tokyo Symphony Orchestra’s Asia Project, performing in Bangkok (Thailand) and Kuala Lumpur (Malaysia). I would like to express my heartfelt gratitude to all those who came to the concerts in both cities.
— Tomoharu Ushida Official (@TomoharuUshida) June 3, 2025
Though each country has its own distinct culture and… pic.twitter.com/89nqOLnqy7
このブログを書きながら、バタフライピーのお茶を淹れてみました。
バタフライピーの「ピー」はスイートピーの「ピー」と同じ豆科の花の意味。
こんなふうに花を見ると、それを実感しますね。
お決まりのレモン汁を数滴入れてみました。
見事な紫色になりました！(≧▽≦)
栄養価はとっても高いけど（アンチエイジング効果も）、正直味は今ひとつ。
ハチミツを入れたら美味しくなったよ(*^.^*)
山ほどあるので、今度青いご飯を炊いて家族をビックリさせようと思います( ´艸｀)
実行したら、ここで紹介しますね♪
あと、どうでもいいプチ情報ですが
実はワタクシ、帰国してから数日後に突然激しくお腹を壊し
仕事を2日間お休みしました
以上、バンコクレポでした。
(^-^)ノ~~