牛田智大さんシューマンコンチェルト in 倉敷(2024.8.11)(コンサート情報あり) | 耳をすませば

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ピアニスト 牛田智大さんを応援しています。

コンサートレポ、好きなこと、お花、料理、仕事、ハンドメイド、日々のあれこれ…。
自由気ままに綴っていきます♪

 

行ってきました。

 

 

 

2024年8月11日(日)14時開演

倉敷管弦楽団 第50回定期演奏会

倉敷市民会館(岡山)

 

 

 

 

 

倉敷。

 

 

牛田くんが、くらしき作陽大学でロシアの先生方から音楽を学び、中学・高校時代を過ごした特別な場所。

 

 

 

 

実は、ワタクシも、10年前に一度だけ訪れたことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

岡山県倉敷市を訪れるのは今回が人生二度目。

 

 

 

前回は家族旅行の一端としてジャックが運転する車で行きましたが、今回とうとう牛田くんの演奏を聴きに訪れることに!笑い泣きキラキラ

 

 

 

 

 

ガイドブックを買いましたが

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実家のあれこれや仕事で開く時間もなく

 

行きの新幹線の中で初めてちゃんと読みました。

 

 

 

 

 

「牛田くんが青春時代を過ごした場所」というのを別にして

 

岡山県のイメージとしては

 

 

・城下町

・桃

・ジーンズ

・藤井風

 

 

…といったところでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

今回の演奏会、

 

1500円ととてもお安い上に電子チケット。

 

そして、全席自由席。

 

 

いったいどんな感じになるんでしょう。

 

 

 

 

 

新幹線は先日の地震の影響で、一部の区間で速度を落として運転したため

 

倉敷に10分ちょっと遅れて到着しました。

 

 

 

倉敷駅ホームの壁は城下町風です。

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駅構内のレトロな灯りがいい感じ。

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外は夏晴れのいい天気。

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朝6時台に家を出たものの、既に時刻は12時過ぎ。

 

 

倉敷駅から会場の倉敷市民会館までは徒歩20分とのこと。

 

 

 

先週実家で熱中症っぽくなった私としては、駅からタクシーに乗ろうと思っていたのですが

 

ウロウロした末、やっと見つけたタクシー乗り場にはタクシーの姿が1台も見えず、並んでる人多数あせる

 

 

 

歩いて向かうことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

うわあ、綺麗なマンホール!

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藤の花でしょうか?

 

 

 

 

 

 

あ、こっちは違う色。

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シブ目のデザインのもあります。

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なんか可愛いキャラのヤツも。

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鉄色バージョン

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ハッ!いかんいかん。

 

マンホールオタクぶりを発揮している場合ではない(^^;)

 

今日は自由席だった。

 

 

今頃既に長蛇の列が出来てるに違いありません。

 

 

 

 

でも、ま、いっか。

 

 

私、実は座席争奪戦があまり得意ではないのです(^^;)

 

 

2000席ほどあるらしいし、チケット持ってるのでどこかには座れるでしょう(^^)

 

 

 

 

 

 

 

城下町っぽい雰囲気になってきました。

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倉敷らしい和テイスト。店先のだるまさんが歌舞伎メイクをしています。

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あ、暑い…あせるメラメラ

 

 

 

 

方向音痴の私。

 

スマホで地図アプリを見ながら

 

日傘をさしながら

 

キャリーケースを引き摺りながら

 

 

 

暑い上に、手が2本じゃ足りない…汗

 

 

 

 

 

タコになりたい…

 

 

 

 

 

 

あ、こんなのもある。ケンホロウ…?

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ポケモンキャラらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと到着したときには、汗だくのドロドロでしたあせる

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外観も建物内も、昭和レトロな感じのとても素敵なデザインです。

 

 

 

館内には既に沢山の人がいて、結構混乱してました。

 

 

整理券を配っていると聞き、2階の広間のようなスペースへ。

 

 

 

 

 

今回演奏会と同じくらい楽しみにしてたのが

 

岡山在住のファン友さんとの5年ぶりの再会です。

 

 

久しぶりに会えて大感激笑い泣き

 

 

 

 

 

 

広間でなんとなく整理券番号順に並んでいましたが、途中整理券が足りなくなったとかで

 

バイトらしき女の子がしきりに謝ってました。

 

 

 

運営側がここまでの混雑を予想してなかったのでしょうか。

 

 

うちの娘と同じくらいの年頃の女の子が、必死で説明したり謝ったりしてる姿を見て

 

気の毒になるのと同時に、とても立派だわと感心しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

倉敷市民会館(1974席)

 

 

 

 

 

(画像お借りしました)

 

 

 

 

2010年にリニューアルしたそうですが、開館したのは昭和47年。

 

あちらこちらに昭和の名残りが感じられ、懐かしさと斬新さが混在しています。

 

 

 

淡いグリーンの椅子 灰色のレンガのような壁

 

木の色合いが美しい天井の模様は、私の実家の廊下の床によく似ていました。

 

 

よく見ると天井の両端に鉄製?の金色の鳥のモチーフ。

 

 

随所にモダンな拘りを感じるこのホール、倉敷出身の建築家・浦辺鎮太郎さんの設計だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

舞台の上にはたくさんのオーケストラ用の椅子と譜面台が並び、左側にハープが2台。

 

かなりの大所帯のようです。

 

 

 

ハープの女性2人が音出しを始め

 

外の暑い空気をそのまま持ち込んだような会場に、涼しげなBGMが響きました。

 

 

 

 

 

 

 

オーケストラの団員の方々が登場して席に着くと

 

私の席から見える舞台は「黒くてギッシリ」という印象でした。

 

なんというか、重量感を感じます。

 

若い奏者もいますが、全体的に年齢層が高めな印象です。

 

 

 

開演時間を少し過ぎ、舞台の照明が明るくなると

 

白木の壁の凹凸が、木彫りのように浮かび上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

演奏前に、倉敷市長の挨拶がありました。

 

 

40代くらいの女性市長。

 

溌剌とした よく通る声で、スポーツキャスターのような印象の方でした。

 

 

岡山県および倉敷市が後援というこの演奏会。

 

地域ぐるみのイベントなんですね。

 

 

 

 

 

 

 

プログラム

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♪ブラームス:大学祝典序曲 作品80

 

♪シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 

 

~ ~ 休憩 ~ ~

 

♪ベルリオーズ 幻想交響曲 作品14

 

 

(指揮:寺岡清高/ピアノ:牛田智大)

 

 

 

実に18ページにもわたる、手作り感と思い入れ溢れるプログラム。

 

 

 

曲解説も1曲ずつ団員の方が書かれていて分かりやすく、

 

過去の定期演奏会の曲目一覧やチラシの変遷なども。

 

 

オーケストラ出演者のページには、紅白歌合戦のように名前の横の( )に出演回数を示す数字が入っており

 

一番下に「Mascot character くらっカン(2)」とありました。

 

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牛田くんに抱っこされて、緊張してるこの子ですね照れ

 

 

 

裏表紙にくらっカンのプロフィールが。

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カワセミの新種だったのね。

 

右下のQRコードを読み込むと、上の抱っこしてる写真が見れますよ♪(多分)

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指揮者の寺岡さんが登場しました。

 

早稲田大学第一文学部卒業という、音楽家にしては珍しい経歴の持ち主です。

 

 

スタンドカラーの黒い上下の衣装の胸に、赤いポケットチーフが鮮やかでした。

 

 

 

 

 

 

ブラームス:大学祝典序曲

 

 

こんなタイトルのブラームスの曲があることを初めて知りました。

 

 

マエストロの「早稲田大学文学部卒」というのを目にしたばかりだからなのか

 

タイトルに「大学」とついているからなのか、マーチのような祝賀モードの曲調の中に知性と力強さを感じました。

 

 

そして、さっきから「黒い」と感じていた視覚的情報が

 

男性陣が普通のネクタイではなく、蝶ネクタイをしているからなのかな、と気付きました。

 

それとも、黒い衣装の女性陣の布の量が多いのでしょうか…。

(超どうでもいい考察)

 

 

 

 

 

 

 

 

1曲目が終わり、舞台中央に運ばれてきたのはスタンウェイ。

 

 

いつものように黒牛田スタイルの牛田くん。

 

手には黒っぽいタオル。

 

 

 

 

舞台の上が、さらに黒っぽくなりました 笑

 

 

登場しながら、50回という節目の演奏会を祝福するようにオーケストラに片手をかざす牛田くん。

 

 

彼のこういうところ、相変わらず素敵です照れ

 

 

 

 

 

シューマン:ピアノ協奏曲

 

 

ドラマチックにピアノが急降下して始まりました。

 

 

そして奏でられるオーボエのもの悲しげなクララの主題。

 

 

嘆くようなピアノの音色。

 

 

やがて夕焼けに染まり 走り抜けていく川の流れのように。

 

 

 

音楽は明るく力強く盛り上がるのに

 

なぜだろう。その中に垣間見える切なさ 寂しさ 狂おしいほどの愛おしさ。

 

 

調子や声色を変えて行ったり来たりする心の襞(ひだ)。

 

 

 

 

カデンツァでは、大輪の白い百合の花を連想しました。

 

闇夜で光るように浮かび上がる清らかな白い百合。

 

 

そして、そっと寄り添ってくれるような夕焼けの色。

 

泣きはらした重い瞼を斜め横から照らすように。

 

 

 

後半は夜空。

 

黒々として空から降ってくる無数の流れ星。

 

ザワザワする胸騒ぎに、逆に心が落ち着くような不思議な感覚。

 

 

 

 

再びオケと融合し、ドラマチックな第一楽章のフィニッシュを迎えると、客席からたくさんの拍手が起こりました。

 

座ったまま左手を胸に当て、それに応える牛田くん。

 

 

 

 

 

 

第二楽章は朝の森。

 

 

ぴょんぴょん跳ねる子ウサギの後ろ姿。

 

 

立ち止まり 柔らかな毛に覆われたクローバーの葉を囓り

 

小さな物音にビックリしたように動きを止めて 慌てて去って行く。

 

 

そんな光景が目に浮かびます。

 

 

 

 

 

 

すとん、と滑り降りるように次の幕を開ける第三楽章。

 

 

躍動する力強い生命力。

 

 

 

牛田くんの弾くシューマンに いつも感じる血の通った人の体温。

 

 

そんな中、時々登場するクララの主題はどこか悲しい。

 

暗闇で母の名を呼び続ける、迷子の子供の悲鳴のようにも聴こえます。

 

 

体温を感じるからこそ

 

今日私はずっと、あることを考えていました。

 

 

 

前日、姉にとって大切な人の存在を知り、その人と繋がったんです。

 

 

電話が繋がらないことを心配して、その人が姉宛に書いた手紙が転送されてきました。

 

 

ちょうど姉のスマホを解約するために、とっくに切れてしまったスマホを充電したとき

 

LINEにあった名前と同じでした。

 

 

姉のプライバシーに立ち入ってはいけない気がして、ずっと後回しにしてきたスマホの作動。

 

 

怖かったんです。うまく言えないけれど。

 

 

 

短い手紙の文面からも その人が姉を大切に思ってくれていることが分かりました。

 

 

その人に姉の死を伝えなければならない。

 

でも、きっとその人を打ちのめしてしまう。

 

 

今日までに辛いことはたくさんあったけれど

 

ある意味最も辛い仕事でした。

 

 

 

その人と交わしたLINEでの短いやりとりの中で

 

遺品整理をしていたときのいろんなことが腑に落ちました。

 

 

びっくりするくらい何年も前から

 

互いに支え合ってきたであろうその人と姉が

 

離れても8000通以上の手紙のやり取りをしていたシューマンとクララに重なりました。

 

 

 

 

返信が途絶え

 

その人を打ちのめしてしまった罪悪感に苛まれていると

 

「お花代を贈りました。お姉さんの好きな花を買ってあげてください。涙が止まりません。」

 

と。

 

 

 

 

その人は、姉の部屋で死んでいた小さな魚のことを心配していました。

 

 

姉のスマホに保存されていた写真を見たら

 

小さなヒレを細かく動かして泳いでいる薄桃色の魚の動画がありました。

 

あまりの可愛らしさに涙が出ました。

 

 

魚を庭に葬ったことを伝えた私は

 

二度もその人に残酷な報告をしなければなりませんでした。

 

 

ごめんなさい。

 

ごめんなさい…。

 

 

 

 

 

 

演奏が終わり

 

湧き上がる拍手の中、立ち上がりマエストロに駆け寄る牛田くん。

 

 

 

あっちこっちでスタオベする人の姿が見えます。

 

 

 

トントンと称賛するように彼の肩を叩くマエストロ。

 

 

コンマス、副コンマスに自ら手を差し出して握手を交わすと

 

深々とお辞儀をして 何度もオーケストラの方に手をかざしました。

 

 

 

 

 

退場しようとする牛田くんに

 

舞台袖から女性が登場して花束を渡しました。

 

 

受け取って握手をする牛田くん。

 

 

 

赤い花 白い花 赤いドラセナの葉っぱ。

 

 

花束を見た途端

 

突然涙がこみ上げてきました。

 

 

 

『お姉さんの好きな花を買ってあげてください』

 

 

 

 

せつなくて せつなくて

 

この感情をどうしていいか分からなくなりました。

 

 

 

 

 

 

アンコールを弾くために牛田くんがピアノの前に座ったとき

 

どうか私の大好きなシューマンのアリアじゃありませんように、と心の中で祈りました。

 

 

絶対号泣しちゃうから。

 

 

5年ぶりに再会して今隣に座ってる 何も知らないファン友さんを驚かせるわけにはいきません。

 

 

 

 

 

 

交差しない牛田くんの両手が紡ぎ出したのは

 

 

 

水…。

 

 

 

初めて聴く曲です。

 

 

とっても繊細なピアニッシッシモ。

 

 

 

ラヴェルっぽいけど違う。

 

「和」の要素を感じます。

 

 

 

真夏の倉敷の石畳に、柄杓から飛び出す打ち水の雫をスローモーションで見ているみたい。

 

 

涼やかな音色が会場に静かに広がって 5℃ほど温度が下がったような気がしました。

 

 

 

なんて美しい曲。

 

なんて美しい音色。

 

 

そして、今日の倉敷に、なんてマッチしているんでしょう!

 

 

 

 

 

吉松隆さんの

 

『ピアノフォリオ 消えたプレイアードによせて』

 

という曲でした。

 

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素晴らしかった~!(T^T)゚。

 

 

 

 

 

牛田くんの端正で透明な演奏が

 

シューマンで感傷的になっていた私の感情までニュートラルに戻してくれたようでした。

 

 

 

 

両手を上げて渾身の拍手を贈ったら

 

半袖から出ている二の腕の肉が勝手にアイデンティティーを持ってブルブル揺れて

 

もはや私の支配下にはないことを実感しましたえーん

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩時間、あたたかなお見舞いの言葉をかけてくださった方がいました。

 

 

すごく、すごくありがたかったです(T-T)

 

 

 

 

 

 

 

 

後半の幻想交響曲は、プログラムの解説を読んだだけでも既に面白く

 

「幻想」は「幻想」でもアヘンによる不健康な「幻想」なのだという程度の知識しかなかったのですが

 

こんな物語性のある楽しい曲だと初めて知りました。

 

 

 

それでも、地域の管弦楽団の定期演奏会という和気藹々とした雰囲気を見ていると

 

吹奏楽団に入っていた姉の演奏会に行ったことなどを思い出してしまい

 

終始ちょっと辛かったです。

 

 

 

 

 

オーケストラのアンコールはありませんでしたが

 

マスコットキャラクターのくらっカンが最後に登場しました。

 

 

マエストロが手にはめて連れてきて指揮台の譜面台の上に座らせたのですが

 

グラグラしてなかなかまっすぐにならず

 

やっときちんと座れたときには会場から拍手が起こりました。

 

 

くらっカン、きっと緊張したんですね(*^.^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

終演後、ちょうど今ライトアップしている日本三大庭園の後楽園に連れて行ってもらうことになりました。

 

 

きゃ~、ウレスィ!ラブ

 

 

 

 

その前に、岡山ラーメンで腹ごしらえ。

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そういえば、お昼を食べてなかったのでお腹ペコペコだったんです。

 

しょうゆベースで美味しかったです。チャーシューも美味♪

 

 

 

 

 

 

 

 

駅前には、猿、犬、キジを連れた桃太郎像。

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現在定位置から引っ越し中らしいです。

 

 

 

 

 

 

こちらはバンカラな恰好した学生の像

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このアングル、なかなかいいいでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

後楽園の前には鶴のポストがありました。

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広々とした美しい庭園

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向こうの方に岡山城が見えます。

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日没間近の空が神々しいキラキラ

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庭園なのに田んぼがあります。珍しいですね。

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睡蓮畑ごしの夕陽。綺麗!

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この隣の広々とした芝生に座って、ピクニックみたいに脚を投げ出してくつろぎました。

 

 

 

 

 

 

外が暗くなるにつれ、庭園のあちこちに明りが灯ります。

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暑さも和らいで来て、いい感じ。

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幻想的~キラキラ その名も『幻想庭園』

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色鮮やかなプロジェクションマッピング

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下を見ると花火の影

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芝生のベンチでビールを飲みました。

 

 

2人でお会いするのは初めてなのに、いろんな話をしました。

 

 

家族のこと 仕事のこと 自分のこと…。

 

 

開放的な外の空気が、心も開放的にするのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

気付いたときにはバスが発車した直後で、岡山の町を2人で歩きました。

 

 

 

突然現れた岡本太郎の作品『躍進』

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近くで見たら すごい迫力でした。

 

 

 

 

 

あ、マンホールが桃太郎

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夜の岡山は、とても幻想的

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和と洋、古さと新しさがバランス良く調和しています。

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倉敷駅前のここは、アンデルセンのイメージなんだって。

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今気付いたけど、こんなに星が綺麗だったのね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、ファン友さんが車でホテルまで迎えに来てくれました。

 

 

 

今日はどこに行きましょう、と話していて

 

ふと目に入った看板は

 

 

『浴衣 レンタル ¥3300~』

 

 

 

いいかも!(///∇//)

 

 

だって、ファン友さん、絶対絶対着物が似合いそうなんだもん♪

 

 

 

ほぼ強引に説得して、2人で浴衣を着ることに。

 

 

倉敷の街を浴衣で散策…ラブ

 

 

 

 

 

お土産屋さんの2階に行くと、いろんな浴衣や着物グッズが並んでました。

 

 

一番安いエリアから選ぶことに(≧▽≦)

 

 

 

 

 

浴衣着るの、いつ以来だろう。

 

 

 

自分にどんなのが似合うのかさっぱり分からないけれど、レトロモダンな感じにしようかな、と黄色と白の生地のを選びました。

 

 

そういえば、私の好きな朝ドラヒロイン、『カーネーション』の糸子も『虎に翼』の虎子も黄色系の着物が多い。

(『らんまん』のスエちゃんはピンク系)

 

 

茶色い帯と緑の帯締めも選びました。

 

ちょっとひまわりみたいなイメージかな(*^.^*)

 

 

 

わりとササっと決めた私に対し

 

さっきからほとんど口をきかないファン友さん。

 

 

 

も、もしかしてイヤだった…?

 

怒ってる…?あせる

 

 

 

 

 

と、思ったら、めっちゃ真剣に選んでたー!🤣

 

 

 

それにしても、直感で深く考えず決めた私と違い

 

彼女は自分のことをよーく分かってる。

 

彼女が決めた、白地に青と紫の朝顔と紫の帯、すっごく彼女のイメージに似合ってるラブラブ

 

さすが、女子力高い人は違うわ~(尊敬)キラキラ

 

 

 

髪もアップにしてもらって、着付けをしてもらいました。

 

 

着付けの途中、スタッフさんが帯を下に置いたとき、裏に何やら模様が見える。

 

 

 

こ、これは…!

 

 

 

なんと、私の選んだ茶色い帯の裏面が赤い「アレ」だったんです。

 

 

 

「こ、こっちを表にしたら変ですか?(///∇//)」

 

 

 

大丈夫みたい。なにせ私が勝手に決めたテーマはレトロモダンだしね。

 

けど、黄色系の浴衣に赤い帯、帯締めが緑だと信号みたいなので、帯締めは黒に白い石がついてるシンプルなのに替えました。

 

 

 

 

コホン(*v.v)。

 

 

 

あの~、お目汚ししてもよろしいでしょうか…?(//・_・//)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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なんと、偶然ピアノ柄だったんですよ~!笑い泣き

(全身は自粛します)

 

 

 

 

 

 

 

それよりも、お顔を隠すならとOKいただいたので、美しいファン友さんをご覧下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このスタイルの良さ、控えめで上品なチョイス、美しいポージング。

 

たおやかな物腰。

 

『柳腰の美人』って、こういう女性を言うんでしょうねえ~ラブラブラブ

 

 

やっぱり私の目に狂いはなかったわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

倉敷の街には、私達のように浴衣を着て歩く女性やカップルがたくさんいたので特に目立つこともなく

 

私達も気楽に美観地区を散策しました。

 

 

 

 

もうこの年になると、写真に写るのがイヤでいつも景色ばっかり撮っていたけれど

 

滅多に着ない浴衣を着たら2人でハイテンションになってしまい

 

あっちこっちで互いに写真を撮り合っちゃいました(*^.^*)

 

 

 

 

 

 

 

どこを切り取っても絵になる街、倉敷。

 

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(↑これ、畳のヘリの布)

 

 

 

 

 

 

フラッと入った小径に、偶然ファン友さんが前から気になっていたというイタリアンがありました。

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前菜のフルーツサラダ。桃もメロンも美味しかった~ラブラブ

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楽しくて 美味しくて 幸せで

 

日常を忘れて、すっかり満喫しました照れ

 

 

 

 

 

 

 

今、我が家は実家から送った物で溢れかえっているので

 

「知足安分」もう物は増やすまい、と物欲をなくし昇華したはずのワタクシでしたが

 

 

牛田くんが住んでいた玉山のだるまと聞いて

 

瞬時に俗物へと戻りました。

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心なしか、牛田くんに似てるような…(〃∇〃)イケメン

 

 

 

 

花火   花火   花火   花火   花火   花火   花火   花火

 

 

 

 

コンサート情報です。

 

 

 

 

2025年1月12日(日)14時開演

リサイタル

ハーモニーホールふくい(福井)

 

 

 

 

 

1月13日(月・祝)14時開演

リサイタル

北國新聞赤羽ホール(石川)

 

 

 

 

 

 

 

2026年3月28日(土)14時開演

コンチェルト(日本フィルハーモニー交響楽団/指揮:尾高忠明)

ソニックシティ(埼玉)

♪ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

 

6公演セット券 (sonic-city.or.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(^-^)ノ~~