皆さま、新年明けましておめでとうございます。

 

 

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まずは大晦日のこちらの話題から。

 

 

 

2021年12月31日(金)15時開演

MUZAジルベスターコンサート2021

東京交響楽団/指揮:秋山和慶

ピアノ:牛田智大/ヴァイオリン:吉村妃鞠/チェロ:佐藤晴真

ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川)

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本来なら今頃、ジャックの実家の関西で、せっせと嫁業に徹しているはずの私。

 

 

去年はコロナ禍のために帰省しませんでしたが、

 

今年は娘が受験生のため、ジャックだけ二泊三日で単身帰省することに。

 

 

年末年始にジャックがいないなんて、なんてパラダイス気楽!音譜

 

おせちが好きではない娘は「ご飯はなんでもいいよ。」と言ってくれるしラブラブ

 

 

 

とはいえ、全く何もしないのも気が引けるので

 

お煮しめだけ作ってみました。

 

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今年は飾り切りもしないし、かなり手抜き。

 

煮込みすぎてちょっとグダグダに…(^^;)

 

 

私が体調を崩したときに、紅茶さんが送ってくれた干し椎茸。

 

この日のためにとっておいたの♡

 

やっぱりとっても美味しいです。紅茶さん、ありがとう(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

と、いうわけで、いそいそと川崎へ。

 

 

 

川崎といえば、前から気になっていた川崎大師。

 

 

いろいろ大変なこと、辛いこともあったけど、無事に過ごせた2021年。

 

今年1年の感謝の気持ちと、迎える新しい年がよい年でありますようにとお参りすることに。

 

 

 

このへんに詳しいファン友さんに案内していただいて、行ってまいりました。

 

 

 

 

まずはファン友さんオススメのおそば屋さんで年越しそば。

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外はチラチラと雪が舞うほど寒かったので、身体があったまりました。

 

 

 

 

 

 

参道を歩きます。

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おっと、早速気になるものが。

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そう、ここ川崎大師は厄除けと共にダルマで有名。

 

 

 

 

ワーオ!綺麗に並んだダルマさん達。

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お顔の感じからすると、高崎だるま系列ですね。

(なんと、私この冬、「だるまソムリエ」の資格取得! (←ウソ)

 

 

 

 

 

 

おおっ。苔の生えたダルマ。

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よく見ると、猫ちゃんもいます。

 

 

 

 

 

 

受験生の娘のために買ってしまった(〃∇〃)

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起き上がりこぼしになってました。

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何度トライしても、起き上がりこぼしの様子が撮影できない汗

(久しぶりのブレ写真)

 

 

 

 

 

 

だるままんじゅうも買ってしまった(〃∇〃)

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東京銘菓「ひよ子」のダルマバージョンみたいラブラブ

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そういえば、2021年の元旦に、牛田くんのピアノを聴きに訪れた群馬県高崎市もダルマの街でした。

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一年の最初と最後が大好きな牛田くんとダルマだなんて、実は2021年、いい年だったんじゃないかしら(≧▽≦)

 

 

 

あ、そういえば、印象深かった9月の福島リサイタルでも、私ダルマに夢中になってた気が…(///∇//)

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どんだけダルマが好きなんだろう、私…😅あせる

 

 

 

 

 

 

 

それはいいとして、毎年初詣の参拝客が日本屈指の川崎大師。

 

大晦日はそこまで混んでいませんでしたが、あと何時間かしたら初詣客でごった返すんでしょうね。

 

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神様、今年も一年ありがとう。

 

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

ファン友さんが教えてくれた音楽の女神様。

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牛田くんの今後の活躍を一緒にお祈りしました。

 

 

彼女は、6年前、牛田くんが体調を崩した時

 

ここ川崎大師に牛田くんの回復を祈りに来て

 

その直後のオペラシティのリサイタルでは、ずっとお守りを握りしめていたのだそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

到着しました。ミューザ川崎。

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ボードには「完売御礼」の文字。

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プログラム

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♪ ショパン : ポロネーズ 第6番 変イ長調「英雄」 Op.53

 

♪  ショパン : アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22(管弦楽版)

 

♪ チャイコフスキー : ヴァイオリン協奏曲ニ長調

 

~ ~ ~ 休憩 ~ ~ ~

 

♪ ドヴォルザーク : チェロ協奏曲ロ短調

 

 

 

 

 

ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、それぞれのオケとの共演。

 

 

ヴァイオリンソロの吉村妃鞠ちゃんは、なんとまだ10歳です。

 

 

 

 

 

舞台に並ぶ、オケ用の椅子とスタンウェイ。

 

おおっ!牛田くん、トップバッターなのねっ!

 

 

こ、心の準備ガ~。(///∇//)

 

 

 

 

 

 

最初に司会の方のお話とかあるのかな?なんて思っていたら

 

開演時間になって、いきなりツカツカと牛田くんが登場しました。

 

 

ショパコン以来、すっかりイメージの定着した黒蝶ネクタイのタキシード姿です。

 

お辞儀をするとピアノの前へ。

 

 

 

ガツン!という感じで勢いよく始まった英雄ポロネーズ。

 

 

照明が絞られて、舞台の上に浮かび上がったピアノとピアニストは

 

黒色のはずなのに金色に見えました。

 

 

こんなシチュエーションは初めてです。

 

リサイタルとは違って、ソロ演奏なのに舞台上に幾重もの半円を描いて並ぶ椅子。

 

四方からステージを囲むように並んだ客席。

 

 

すべてが牛田くんを見守っているようで

 

心を寄せているようで

 

ホールは一体感と温かなぬくもり溢れている気がしました。

 

 

 

なんてピチピチした音色!

 

まるで目の前に光沢を放つ深紅のビロードが波打っているみたい。

 

 

気品があって、頼もしくて、凜々しくて

 

 

ああ、牛田くんの英雄ポロネーズだっ!

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

コロコロと笑いながら転がる鈴のような明るい高音。

 

艶やかで重厚で、すべてをおおらかに受け止める大地のような低音。

 

今日の英ポロは華やかです。

 

 

砂埃を上げて、近付いてくる騎馬隊。

 

蹄の音。躍動する馬の筋肉。翻る旗。

 

 

ああ、また聴けた。聴くことが出来た。

 

大好きな大好きな牛田くんの英雄ポロネーズ。

 

 

繊細で肉厚な音色の波がが胸いっぱいに広がって

 

なんとも言えない幸福感に、目を瞑って大きく息を吸い込みました。

 

 

「ありがとう」とか「感動」とか「美しい」とか「気品」とか

 

いろんな言葉が浮かんでくるけれど、表現しきれない熱い何か。

 

 

決して押しつけず、自分や自分の音楽を大きく見せようとせず、

 

やっぱり「真摯」という言葉がピッタリの牛田くんのピアノが好き。

 

 

その場限りの勢いとか魅せ方とかテクニックではなく

 

もっと揺るぎない本質的な芯を持った牛田くんのピアノ。

 

この「芯」の部分は、きっとこれからもずっと変らずに

 

牛田くんが守り、磨き、伝え続けていくであろうブレない「魂」のようなもの。

 

 

音楽は、演奏家そのものだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

一度牛田くんが袖に入り、オーケストラの方達が登場しました。

 

東京交響楽団の水谷さん、この方の笑顔いいですね。

 

きっとムードメーカーで、若いけれど団員達に頼りにされているんだろうなあ。

 

 

牛田くん、そして秋山先生が登場しました。

 

 

 

今日初披露のアンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ。

 

ショパンコンクールでもよく演奏された曲ですが

 

ショパンの初期の作品であるにもかかわらず、なんとも華やかで美しい曲。

 

ピアノ独奏で聴くことが多いけれど、元々はポロネーズ部分のみオーケストラの伴奏付のピアノ曲として出版され、

 

のちにピアノ独奏の「アンダンテ・スピアナート」の前奏部が付け加えられたのだそう。

 

 

この曲が好きじゃない人なんているんでしょうか。

 

私が初めてこの曲を知ったのは、辻井伸行さんの演奏ですが、聴いた途端に一聴惚れ!

 

いつか牛田くんの演奏で聴いてみたいと願っておりました笑い泣き

 

 

 

 

 

秋山先生に向かってコックリと頷いて始まったアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ(タイトル長いな)。

 

 

そっと左手が紡ぎ出した音色は

 

微かなそよ風のようでした。

 

 

うわあ~!

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

なんて美しいの?なんて優しいの?

 

女神のため息のようで

 

初夏の木漏れ日のようで

 

やがて、過ぎ去った懐かしい日々に想いを馳せるようで。

 

 

ひとつの物語を語り終えるように

 

左手、そして右手をそっと鍵盤から離しました。

 

 

 

そして軽やかに始まったファンファーレ。

 

 

初めて聴く牛田くんの華麗なる大ポロネーズは

 

「気品」

 

の一言でした。

 

キラキラしてて、音色がまっすぐに背筋を伸ばしているみたい。

 

 

粒の揃った一音一音は、連なる真珠の首飾り。

 

滑るような、流れるような音のシャワー。

 

 

ああ…。

 

 

 

 

私ね、

 

実は今まで、牛田くんが「ピアノ王子」という取り上げ方をされることに、少し抵抗を感じていました。

 

確かに牛田くんはイケメンだし上品だし

 

王子と呼ばれても仕方ない。

 

 

だけどそれだけじゃないんだよ。

 

彼の真摯な姿勢を知って欲しい。

 

彼の音楽をちゃんと聴いて欲しい。

 

見た目だけで「イケメン枠」や「王子枠」に分類されるのは、なんだかちょっともったいないなあって。

 

 

でも、この演奏を聴いて実感してしまいました。

 

「王子」と呼ばれるのも仕方あるまい。

 

この品格。この美しさ。

 

見た目やキャラだけじゃない。彼の音楽がもう高貴なんです!

 

そして、どうしようもなく魅力的なんです!

 

聴いた人すべてが恋をしてしまうくらいに。

 

 

 

ピチカートで弾ける弦の音色。

 

はしゃぐように、跳ねるように、生き生きと踊るピアノの音色。

 

 

幸福の渦がどっと押し寄せてきて、ため息が出る…。

 

 

ああ。今年一年いろいろあったけど

 

辛い思いも、切ない思いも、痛い思いもしたけれど

 

今ここで、こんなに素晴らしい音楽に身を委ねているのだから

 

もうすべて帳消し!笑い泣き

 

やっぱり2021年は素晴らしい年だった!

 

 

 

オケとピアノは互いを刺激し合うように盛り上がり

 

最後はピッタリ揃った見事なフィニッシュ!

 

牛田くんの左足が、タップダンスのように、タン、タン、と床を蹴りました。

 

 

 

モー、最高!

 

聴けて良かったー!

 

 

幸せ~っ!

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

立ち上がって自らマエストロに歩み寄り、ゆっくりと丁寧に肘タッチ。

 

続いてコンマス、副コンマスとも肘タッチ。

 

 

明るい表情で客席に視線を送り

 

前方、後方、左右の席にお辞儀する牛田くん。

 

深々と、長いこと頭を下げる牛田くんに、会場から熱い拍手が贈られました。

 

 

 

今年1年いろいろあったね。

 

頑張ったね。

 

闘ったね。

 

 

ありがとう、牛田くん!

お疲れ様、牛田くん!

 

 

 

 

 

 

時間の関係でしょうか。

 

アンコールはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて出てきた吉村妃鞠ちゃん。

 

背中に大きなリボンをつけた淡いシャンパンゴールドのドレス。

 

広いおでこが賢そうで、まるでお人形さんのような可愛らしさ。

 

 

けれどひとたびヴァイオリンを弾き始めると、一人前の立派な演奏家でした。

 

第一楽章が終わると、感嘆したように大きな拍手が起こりました。

 

 

 

秋山先生とはなんと年の差70歳!

 

けれどオケもマエストロも、子供だからと手加減するふうでもなく

 

共に本気で音楽を創造しているのが分かります。

 

そのプロ意識と、小さな身体から紡ぎ出される音色のレベルの高さに感心しました。

 

 

音楽を堪能するというよりは、「こんなに小さいのにすごい!」という驚きと共に聴きました。

 

そしてきっと、デビューした頃の牛田くんも、同じように聴衆を驚かせ、感心させたんだろうなあ。。。

 

 

妃鞠ちゃんも、何年かしたら、さらに実力と経験を兼ね備えた日本を代表するヴァイオリニストになることでしょうね。

 

楽しみです。

 

 

 

演奏が終わると、客席、マエストロ、オーケストラに向かって、ちょっとはにかみながら深々とお辞儀しました。

 

膝下丈のスカートの裾から見える白いタイツが、なんとも初々しくて可愛らしかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤晴真さんがソロを務めたドヴォルザークのチェロ協奏曲は、ひたすら心地よかったです。

 

「チェロの音色は、すべての楽器の中で一番人間の声に近い」

 

というようなことを聞いたことがありますが

 

美しく体温を感じる音色を聴いているうちに

 

癒やし成分のセロトニンが多量に分泌されているんじゃないかしらと思うくらい、心と体がほぐれていきました。

 

まるでこの1年の疲れや澱が流されてリセットされていくようで

 

 

ああ、幸せだなあ。。。

 

 

 

照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プログラムがすべて終了し、出演者全員が再び舞台に登場しました。

 

 

舞台袖から、どの位置まで歩いて行けばいいのかよく分からない様子の妃鞠ちゃん。

 

牛田くん、優しい表情で妃鞠ちゃんをリードしてあげてました。

 

牛田くん自身、小学生でデビューして大人の世界にいきなり身を投じた経験があるので

 

妃鞠ちゃんの気持ちがよく分かるんでしょうね。

 

 

妃鞠ちゃんはじめ共演者に拍手を贈ったり

 

佐藤さんと順番を譲り合ったり

 

相変わらず紳士で素敵でしたよラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年に続き、不安定で激動だった2021年。

 

その最後の日に、とっても幸せな時間が過ごせました。

 

 

音楽はやっぱり、人を癒やし、元気づけ、幸せにしてくれますね。

 

 

 

 

 

 

 

ミューザ川崎Facebookより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、ジルベスターコンサートのレポートでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年。

 

今年も牛田くんは、多くの人を魅了し、幸せな気持ちにしてくれることでしょう。

 

 

 

 

 

偉大な作曲家と音楽の対話を地道に続け、

 

その世界観を皆様と共有できるよう精進してまいります。

 

 

 

 

牛田くんは少しもブレてない。

 

 

 

 

そして、

 

 

なんでしょう?またしてもこの素敵なお写真は!

 

新年早々このイケメントモハルに翻弄されて

 

全部頭から吹っ飛んでしまった記憶をたぐり寄せてレポを書きました(///∇//)

 

 

毎回小出しにしてくる能登さん撮影の写真にその都度こんなに振り回されちゃう私は

 

いつまでたってもどうしてこんなに修行が足りないのでしょうえーん

 

多分10周年記念の頃、出版物が刊行されると思うけど、一体私どうなっちゃうんだろう。。。

 

 

とても平静に自分を保っていられる自信がない汗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年デビュー10周年を迎える牛田くん。

 

 

2022年が、牛田くんにとって、皆さまにとって

 

実り多き1年でありますように。

 

 

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

m(_ _)m

 

 

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