今日、仕事帰りに某駅で降りました。

 

そしたら、駅前の桜の樹の周りが賑やか。

 

今夜、桜の樹を囲んでコンサートをやる模様。

 

昨日の予定だったのが雨天で延期になり、今夜に延長になったようです。

 

 

 

実はこの桜の樹、

 

19年前に駅前開発で伐採されるはずだった老木。

 

当時会社員だった私は、この桜の樹が大好きで大好きで、

 

この桜の樹を守るべく、

 

署名活動を行ったり、ホームページを作ったり、募金活動を行ったり、

 

同じ気持ちの仲間たちと共に、思いつく限りの行動をしました。

 

今思えば、我ながら本当に精力的でした。

 

 

1万4千人の署名が集まり、行政が動いてくれて、

 

某中学校の体育館で、桜をめぐって市民と行政の話し合いの場を設けてくれました。

 

最初は「伐採した桜の樹を、駅のベンチや楽器にする」と言っていた市の意見が最後に変わりました。

 

それは、桜を残したまま、駅前の開発を進める、という結論。

 

 

 

2本の桜の樹は、今も駅前で市民を見守ってくれています。

 

 

 

19年前のあの頃、

 

何かをこんなにも守りたいと思ったのは生まれて初めてでした。

 

自分の命と引き換えにしてもいいと思ったくらい。

 

 

人生半ばを過ぎた今、あらためて思います。

 

何があんなに私を突き動かしたのだろう。

 

 

 

駅前で1人、桜の樹の下に立って、心細さ、恥ずかしさと闘いながら大声で署名を呼び掛けたこと。

 

署名をしてくれた人たち、一人一人と交わした会話。

 

それぞれの想い。

 

とりわけ、私にとって印象的だったのは、つたない文字で一生懸命名前を書いてくれた小学校1年生の女の子の言葉。

 

「入学式の時、桜が『おめでとう』って言ってくれてるみたいで嬉しかった。

この樹がなくなったら、今度1年生になる子がかわいそう。」

 

 

 

毎晩仕事帰りに桜の下に立ち、寒さに震えながら署名を呼び掛けていた私の手を握って、

 

「こんなに寒いのにまだ頑張ってるの?風邪ひかないで!」

 

と、両手で私の冷え切った手を包み込んでくれた名前も知らない年配の美しい女性。

(あとでその方が女優さんだと知りました)

 

 

話し合いの場で、マイクを持って、緊張しながらも懸命に伝えたみんなの想い。

 

市の決断に、仲間たちと手を取り合って泣いたこと。

 

移植する桜のために毎晩呼び掛けた募金活動。

 

 

当時の事を、ちょうど4年前の今頃、記事に書きました。  →こちら

 

 

 

桜の樹の下のコンサートは、

 

当時一緒に活動していたメンバーの一人、プロのチェリストの卵の音大生の女の子が、桜の時期に樹の下でチェロを演奏したのが始まりでした。

 

 

その後、桜の樹の下のコンサートは毎年行われていますが、

 

私は仕事が忙しく、

 

やがて母になり、

 

コンサートに足を運ぶことはなくなりました。

 

 

 

19年前、ひっそりと行われたコンサートは、

 

今や恒例行事となり、かなり大々的になっていました。

 

夜のコンサートに向けて、音大生の若き演奏家達が弦楽器のリハーサルをしていました。

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上の部分が枯れそうな樹の維持のためにと、学生さん達が募金を呼び掛けていました。

 

募金をして、「どこの学校の生徒さんですか?」と尋ねたら、

 

19年前、私達が体育館で話し合いを行った中学校の生徒さんでした。

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4月なのに冬のように寒かったこの日、

 

思わず「ありがとう。寒いから風邪ひかないでね。頑張ってください。」って声をかけてしまいました。

 

 

パイプ椅子の1つに座り、リハーサルの様子を見学しました。

 

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中学校の合唱部の生徒さん達が森山直太朗の「さくら」を歌っていました。

 

それを聴いていたら、

 

いろんなことを思い出して、

 

あの時命を懸けてもいいと思ったくらい守りたかった桜が

 

19年という時を経て

 

今もこうして花を咲かせ、こんなにもみんなに愛されていることが

 

嬉しくて 嬉しくて 嬉しくて

 

思わず涙をこらえることが出来ませんでした。

 

 

ヤバい。私、怪しい人だ汗

 

 

と、自分を持て余しているところに、後ろから肩を叩かれました。

 

 

当時一緒に活動をした年配のご夫婦でした。

 

いかん!思わず涙腺決壊えーん

 

 

お二人は今年で83歳になられたとのこと。

 

毎年、市や協賛の団体と協力して、コンサートを運営しているのだそうです。

 

 

今やこのコンサートは、音楽家の登竜門とも言われているそうで、

 

このコンサートで演奏した方達が、あちこちのコンクールで優勝したりしているそうです。

 

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19年ぶりの再会でした。

 

「時々あなたのことが話題に出るのよ。会えて嬉しい!」と。

 

私もとっても嬉しかったです。

 

 

 

ああ、あの時、頑張ってよかったなあ。。。

 

そして、私、何かのためになりふりかまわず一生懸命になるってこと

 

最近忘れてたなあ。。。

 

 

 

もう1本、少し離れた場所に移植された桜の樹も、見事な花を咲かせていました。

 

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「まだまだいけるよ!」って言ってるみたい(^^)

 

 

ああ、感無量…。

 

 

残念ながら、私には夕飯づくりという忌々しい家事が待っていましたので、

 

夜からのコンサートは聴かずに帰ってきましたが、

 

そのあと行ったスーパーで、嬉しくて嬉しくて桜の事ばかり考えていたら

 

スーパーに自転車置いて歩いて帰ってきちゃいました(〃▽〃) サザエか!

 

 

 

 

今日懐かしい桜の下で桜の花を眺め

 

懐かしい仲間に会い 音楽が聴けたこと。

 

かつて自分がしていたように、桜のために声を張り上げてる子たちがいて、

 

ああ、あの日のあのことが、今に繋がっているんだなあ。

 

 

 

 

 

病院で働いていると、毎日接するのは病を抱えた人たちです。

 

みんなそれぞれに深刻で、家族があり、生活があり、人生があります。

 

 

そんな中にいると、思うんです。
 
 
健康でいることって、ものすごい奇跡なんじゃないかって。

 

 
今日もこの奇跡に感謝をしないとね。

 

 

 

生意気盛りの娘も、

 

日に日に頭部がテカテカしてくる夫のジャックも、

 

みんな私の愛おしい奇跡です。

 

 

私が桜のことで一生懸命になっていた19年前

 

この世に生を受けた牛田くんもまた奇跡。

 

 

シューイチ、ご覧になりました?
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牛田くんの魅力が、ぎゅぎゅっと短い時間の中に詰まってましたねラブラブ
 
 
 
 
春です。

 

 

娘の高校の制服も届きました。

 

「スカートが長い。ダサい汗」と文句を言う娘。
 
どうやら高校デビューする気満々(笑)
 
 
 
もうすぐ始まる恐怖のお弁当作り滝汗

 

弁当箱、買いました。 
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ああ、私に出来るだろうか…。

 

 

 

 

そして、新元号、決まりましたね。
 

 

昨日のお昼休みに、ちょうど同じくお昼休みだったファン智さんが、

 

「めめ子ー!新元号きいた?!」

 

と、ラインをくれてひとしきりおしゃべりしました。

 

 
元号が新しくなったばかりの時に、彼女と話せたことがとても嬉しかった。

 

ファン智さんも今日も頑張ってる。

 

だから私も頑張れます。

 

 

 

万葉集から引用したという新しい元号「令和」。

 

とっても素敵ですね。

 

私達、これから、令和を生きていくんですね。

 

なんかまだピンとこないな~(;^ω^)

 

 

 

 

とりとめのない記事になってしまいました。
 
 
 
最後に森山直太朗の「さくら」を。

 

新しい「令和」の時代、皆さまがそれぞれに素敵な花を咲かせますように。