さて秋のGⅠシリーズ開幕!初戦を取って開幕ダッシュを決めたい!
そんなダッシュ力がものを言う(?)、今週のメイン1本勝負はスプリンターズSです!
 
スプリンターズS
の本命馬はアルティマトゥーレです! 

秋の中山最終週に行われるようになった00年以降、ただし02年は新潟開催のためそれを除く過去7回のこのレースのデータから。
まずは外国馬のデータに注目。
まず外国馬全体のデータとしては
 (着度数/ 単勝回収値-複勝回収値)
外国馬 (2,0,1,7) /  62円- 99円

外国馬には明らかな傾向があり「半年以内に日本国内の重賞レースで3着以内を経験している馬」に限って好走しています。
経験有無別の成績は
 (着度数/ 単勝回収値-複勝回収値)
経験有り (2,0,0,0) / 310円-150円
経験無し (0,0,1,7) /   0円- 86円

今回出走のシーニックブラストは半年内に限らず日本国内のレース経験が無く、この時点で大きく割引評価です。


次に日本馬に限ってみてみます。
まず消しデータとして
①前走OP特別以下クラスに出走(0,0,0,17)
②前走マイルGⅠ以外の距離短縮組(0,0,0,13)
③その年の高松宮記念連対馬を除く、前走北海道(札幌・函館)出走組(0,0,1,24)
④前走マイルGⅠ以外で1.0秒以上負けていた馬(0,0,0,14)

これらを消したうえで年齢別データに注目すると
  (勝率-連対率-複勝率 / 単勝回収値-複勝回収値)
3歳    16%-16%-33% /   93円-651円
4歳   18%-18%-27% /   95円- 42円
5歳     4%-38%-42% /   38円-100円
6歳   14%-21%-35% / 1900円-214円
7歳以上 0%- 0%-10% /    0円- 12円

連対率・複勝率ベースで見ると、高い数字となっているのは5歳~6歳馬。狙いたいのはこの組。
3歳馬の複勝率が高いのは06年16番人気3着タガノバスティーユが1頭のみで上げている数字であまり評価はできません。逆に6歳馬の高回収値は、00年16番人気1着のダイタクヤマトだけでなく04年5番人気1着のカルストンライトオの例もあり、穴馬激走の要素があります。

また別データとして、このレースへのレース間隔別データを見てみると
  (勝率-連対率-複勝率 / 単勝回収値-複勝回収値)
中8週以内    10%-21%-31% / 542円-558円
中9週以上    6%-26%-33% /  54円- 65円

中9週以上の休み明けで連対したのは、GⅠ好走歴のある人気馬ばかりで、回収面であまりに魅力がありません。
そこで狙い目は中8週以内の組。

ここまで該当するのはアルティマトゥーレ、カノヤザクラ、サンダルフォン、マルカフェニックス。
全馬前走セントウルS組。父馬の血統を見ると、大系統別に父ターントゥ系のアルティマトゥーレ、マルカフェニックス父ナスルーラ系のカノヤザクラ、サンダルフォン。
そこで前走セントウルS出走馬に限った父系統別データを比べてみると
  (勝率-連対率-複勝率 / 単勝回収値-複勝回収値)
ターントゥ系   7%-15%-23% /  62円- 35円
ナスルーラ系  0%- 0%- 0% /   0円-  0円

決して高い数字とはいえませんが、複勝圏内入着例の無いナスルーラ系よりもターントゥ系の方が狙い目。

また前走セントウルS出走馬に限った、前走着差別成績を見てみると
  (勝率-連対率-複勝率 / 単勝回収値-複勝回収値)
0.5秒差以内  9%-18%-31% /1207円-139円
0.6秒差以上  0%- 0%- 8% /   0円- 25円

これは0.6秒差以上負けでは好走が難しいことが明らか。

「父ターントゥ系」「セントウルSでの着差0.5秒以内」両方に当てはまるのはアルティマトーゥーレのみ。
ということで本命はアルティマトゥーレとしました。



また
★馬(=推奨穴馬)はキンシャサノキセキです。
前年のこのレースで3着内入着の日本馬が再度出走した場合の成績は
 (着度数/ 単勝回収値-複勝回収値)
 (0,2,1,2) /   0円- 92円

連対率40%、複勝率60%と連下なら好成績。

さらに父か母父がセントサイモン系の馬は
 (勝率-連対率-複勝率 / 単勝回収値-複勝回収値)
  12%-25%-37% /  101円- 91円

思ったより人気してる感はありますが、この馬を穴馬とします。
  


予想評価(本命=
アルティマトゥーレ
「自身度=高」 「穴狙い度=低」 「応援・期待度=最高」
予想評価(馬=キンシャサノキセキ
「自身度=中」 「穴狙い度=中」 「応援・期待度=高」



また消し馬(=キルクル)はビービーガルダンです。
先の消しデータ③にもあったように、その年の高松宮記念連対馬を除く、前走北海道(札幌・函館)出走組(0,0,1,24)。この春の高松宮記念でも「二走ボケ」があったこの馬。穴馬予想とは矛盾しますが、ここまで人気するなら、あえて消しの手で行きたいと思います。




~GⅠ特別シリーズ ハニーのこれだけは言わせて! 
「三浦皇成の初GⅠはここかな~。」
「外国馬の取捨に悩むやん。」




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