チューリップ賞は振り返らずに、弥生賞予想と行きましょう(笑)!

もう、今週多数の評論家・予想家が言っておりましたので、ご存知のことと思います。弥生賞はとにかく堅い。過去10年は4番人気以内の馬しか連対しないという堅さです。


さて、それも踏まえて弥生賞の本命はアドマイヤジャパンです。

「何だよ穴狙いかよ!」と堅い予想を期待してたあなた、ごめんなさい。こちらで別の予想も探してみてください。→人気blogランキング


明日の中山は雪(もしくは雨)の降る確立が高いとの天気予報。競馬ブック紙上予想では、馬場状態「重」となっていますので、それを前提に予想しました。

 そこで、父の系統別に過去10年「中山2000m芝」の「やや重~不良」(=馬場が渋った場合)のデータを調べてみました。
※ちなみに系統に関しては以下のように分類
○ヘイロー系(アドマイヤジャパン、ブレーヴハート、レットバトラー、ニューヨークカフェ、マチカネオーラ、ディープインパクト)
○ミスタープロスペクター系=ミスプロ系(ダイワキングコン)
○ダンジグ系(マイネルレコルト)
○リファール系(ニシノドコマデモ)
○サドラーズウェルズ系(エイシンサリヴァン)

             (勝率-連対率-複勝率)
ヘイロー系        11%-26%-34%            
ミスプロ系         12%-16%-20%
ダンジグ系         6%-10%-20%
リファール系        4%-18%-25%
サドラーズウェルズ系  4%- 4%-16%

連対率・複勝率の面ではヘイロー系が抜けています。ただ、勝率の面でミスプロ系に劣っています。が、出走馬のヘイロー系のすべてがサンデーサイレンス産駒であることからサンデーサイレンス産駒の同条件データは
 勝率17%-連対率38%-複勝率45%
と高い値ですので、やはりヘイロー系(=サンデーサイレンス産駒)優位とみます。


次に前走着順と前走のレースクラス。
前走着順と言っても、SS産駒6頭中5頭が前走勝ち。ニューヨクカフェのみが8着。
前走8着以下の馬は過去10年の弥生賞で18頭出走して複勝圏内なしで、ニュヨークカフェは消しの対象。
つまり、(過去10年の弥生賞)前走勝ち馬のレースクラス別成績というわけで、以下のデータとなりました。

     (勝率-連対率-複勝率)
500万  4%-16%-20% 
OP特別  0%-25%-50% 
GⅢ   30%-53%-53% 

GⅢ勝ち優位(しかもOP特別勝ちに頭は無い)というわけで
アドマイヤジャパン本命となりました。


ちなみに追加データとして重馬場でなくともアドマイヤジャパン(横山典)が単勝7.5倍以下(人気する)の場合、おそらくそれ以上にマイネルレコルト(後藤)、ディープインパクト(武豊)人気するとして、過去10年「中山2000m芝」「単勝7.5倍以下」の騎手データを比較すると

   (勝率-連対率-複勝率 / 単勝回収値-複勝回収値)
横山典 32%-50%-63% / 111円-94円
後藤  13%-36%-48% /  60円-77円
武豊  26%-46%-62% /  70円-90円

やはり横山典に優位なデータがでています。



ディープインパクトの強さはその名のとおり衝撃的なものがあり認めますが、「今回のデータ」と「初の重馬場等の不安要素」から考えて、逆転の目もあると考えます。




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