勝利に欠かせない存在 | うまとらたけのページだよん

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日々感じていることを書いています。野球シーズンだと阪神タイガースと高校野球の話題が多くなります。

石井大智投手が脳震盪から復活後、阪神の調子も良くなり、6連勝中である。
彼が場内アナウンスでコールされた時の盛り上がりは、半端なかった。
交流戦、特に西武と楽天のビジター6連敗は、彼がいれば4勝2敗で乗り切れたと思ってしまう。

石井投手の最終学歴が高等専門学校(高専)である。かつて、巨人に近畿大学高専から鬼屋敷選手が入団したが、高校生年代の時に野球メディアから注目され、3年で中退=高卒扱いで入団。5年をきちんと修了してのプロ野球選手は、石井が初であります。

どこの高専もほとんどが、実践的とか創造的工業技術者の養成を掲げていて、卒業後の進路がスポーツ選手ってのは極めて稀なことである。
石井がプロ野球選手になったきっかけが、同じ中学で秋田商に進んだ成田投手が高卒でロッテに入団。彼と同じ舞台で戦いたいということで、独立リーグ四国の高知ファイティングドッグスに入団。3年在籍して、2021年に阪神に入団。2023年から一軍に定着し今に至ります。

今やチームの勝利に欠かせない存在となった石井投手。今後の活躍を益々期待するところであります。