これは試行の意味もあり、4試合日でもこれが可能かを探っていく。
ただ、未成年が試合をするが故に夜の9時以降に試合をするのも違和感がある。
高校野球のもどかしいところ。全国大会は甲子園で行い、ここで試合をすることが最大の目標になっていること。
昭和30年代の記念大会では西宮球場を併用したが、ここでしか試合をしなかった選手には不評で、後の巨人V9時代のエース堀内恒夫さんも、野球雑誌の連載コラムで、この不満を述べていた。
ラグビーの全国大会では花園に出場と言われるけど、客席にもよるが、3つのグラウンドを駆使して開催する。
ただ、野球だとこういう訳にもいかない。
某スポーツ紙のコラムで書いた人もいたが、甲子園でしかできなければ参加校数を今の49から、原辰徳さんが高校生だったころの数に圧縮が必要と感じる。
ちなみに原さんの頃だと、昭和49年が1年生で、参加校数が順に34、38、41だった。
この頃だと、東北、北陸、山陰、四国、九州等の一部で、2県で出場を争っていた。
少子化で都道府県で参加校も減っているが故に参加校圧縮は必須。これで、1日4試合日を減らせる。
痛みを伴うが、高野連には検討してもらいたい。