本日は、地方競馬ではダービーグランプリが開催される。
今回は、無敗のジャパンダートダービー馬、ミックファイア。
外国に遠征し、サンタアニタダービー２着で、ケンタッキーダービーに出走したマンダリンヒーロー。
北海道の三冠馬、ベルビットが出走。
西日本からの出走がなく、さながら南関東対北海道の様相。
地元の岩手勢が軒並み回避で、１頭しかでないのが誠に残念である。
ダービーグランプリの初回が1986年。
当時の地方競馬は、せいぜいブロックごとで競走範囲が終わっており、各地の強い３歳馬が激突することが無く、ダービー馬が集結して戦うので、レース名に相応しく正にダービーグランプリ。
このレースの創設で、９０年代の岩手は隆盛を築いて行く。
スイフトセイダイ、トウケイニセイ、メイセイオペラ、トーホウエンペラーが全国的なレベルで名を馳せた。
また、1996年から2007年までは、ＪＲＡ調教馬も出走できるレースでした。
このレースも現２歳馬から始まったダートレース体系の見直しで、今回が最後となる。レースの性格は不来方賞が事実上引き継いで行く。
最後のダービーグランプリ。ミックファイアが余裕で勝って、ＪＲＡの古馬撃破を期待できる勝ち方を見せてほしいところ。
余談ですが、まだ開催初期の頃に新潟のテレビ局で中継していた記憶があります。当時、ＪＲＡの中継を独占していたＢＳＮ以外で。但し、うろ覚えですけど。
