悲願の世界一 | うまとらたけのページだよん

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日々感じていることを書いています。野球シーズンだと阪神タイガースと高校野球の話題が多くなります。

日本の野球。
学童からプロが入るフル代表まで、各年代の世界一はあったが、唯一世界一が無かったのが、U18の高校生年代でした。

なぜ、世界一が達成できなかったのか?
選手権大会と世界大会の日程が近接し、10数年前までは大会そのものに出ておらず、常に出るようになったのが、藤浪や大谷が主力だった2012年から。
選手選考が選手権大会で活躍した者が中心で、金属から木のバットへの対応に苦慮したり、同大会で上位進出の投手が疲労で機能しなかったりしたのが優勝できない要因だった。

2019年からは、選抜大会終了後に合宿を実施したり、選手権大会に出られなかった選手も選考するようになり、疲労が少ない選手が活躍してくれた。
大阪桐蔭の前田や横浜の緒方が選手権大会に出られなかったことが功を奏してくれたのが大きかった。
また、監督の馬淵さんも選手権大会出場を逃して、U18ワールドカップに専念できたのも大きかった。
バントができない選手を選ばなったのがナイス采配。
佐々木や真鍋を選んでも、木のバットに対応できずに長打を打っていなかったことだろう。

今後も選手権大会とU18ワールドカップの両立と木のバットへの対応が永遠の課題となるが、勝てる監督、選手の選考を徹底してもらいたい。
監督は高校野球の現役監督でなく、元プロ選手の方でもいいのでは?
選手の中に新潟県出身や新潟県の高校に通う選手が選ばれたらうれしいこと、この上ない。