騎手引退へ | うまとらたけのページだよん

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日々感じていることを書いています。野球シーズンだと阪神タイガースと高校野球の話題が多くなります。

川崎所属の酒井忍騎手が今年度地方競馬全国協会第2回の調教師試験に合格。12月1日からの免許で、11月30日をもって騎手を引退することになりました。

酒井騎手は、1991年に新潟県競馬でデビュー。
騎手生活は、約3分の1が新潟、約3分の2が川崎だったことになります。
新潟時代は、イブキクラッシュ、セカンドゲス等の馬で活躍。自分も信頼して馬券を買っていました。
山田信大騎手と共に21世紀の新潟県競馬を牽引する存在になるはずでした。
ところが、90年代後半からバブル経済崩壊で売り上げ低迷。廃止が現実味を帯びる中、廃止前に川崎に移籍しました。
移籍後は、リーディングを争う程でもなかったが、2002年に的場文男騎手がどうしても勝てない東京ダービーを勝って、新潟時代でも勝てなったダービー制覇を成し遂げました。

酒井騎手の引退で、新潟県競馬に所属した騎手で現役は、向山牧騎手だけとなります。
57歳だから、調教師になる気はないと想像します。心身の気力が続く限り騎手を続けてほしいです。
後は、新潟県競馬関係の血縁者の騎手を応援します。忍騎手の弟の酒井学騎手や祖父が当地の騎手だった笹川翼騎手です。

学騎手も40代になり、現役生活も長くはないかもしれませんが、忍調教師が調教馬をJRAで走らす時に騎乗依頼をしてほしいですね。