今回の参議院選挙。
新興の諸派と称される政治団体は当選が難しいのであるが、比例で1人当選の可能性が高いと予想された参政党は、予想通りに比例で1人当選した。
この政党のうたい文句。
投票したい政党がないから、自分たちでゼロからつくる。
「仲間内の利益を優先する既存の政党政治では、私たちの祖先が守ってきたかけがえのない日本がダメになってしまう」という危機感を持った有志が集まった政党だ。
3つの重点政策が子供の教育、食と健康、環境保全、国のまもり。
子供の教育は、学力よりも学習力の高い人材の育成。
食と健康、環境保全は、化学的な物質に依存しない食と医療の実現。
国のまもりは、日本の舵取りに外国勢力が関与できない体制づくり。
中々、しっかりとした考えの政党と感じる。
来年は、統一地方選挙で、道府県議や市町村議の選挙も数多く実施される。
これらの選挙で当選者を多く出せば、しっかりとした国政政党に成長する可能性が高くなる。
その後がじり貧で、自民党に取り込まれないようにしてもらいたい政党だ。
