ウイルス禍で、世界中がドタバタの中、東京オリンピック、パラリンピックが1年延期の末に終わりましたが、来年にはFIFAワールドカップが控える。
アジア最終予選が始まりましたが、今回から、日本のアウェー戦がテレビ中継されなくなった。
これは地上波のテレビ朝日系列だけかと思ったら、NHKの衛星波も該当しています。
これは、アジアサッカー連盟が放送権の契約金を高く吹っ掛けて、テレビ朝日が時差が生じるアウェー戦分までは払えないということで、スポーツ分野ではネット配信の最王手のDAZNが契約したからだ。
サッカーがプロ化された90年代前半。ワールドカップは未出場、オリンピックも20年以上出ていない中、これらの国際大会に出ないといけない雰囲気で、世間のサッカーに対する注目度も高かった。
今ではワールドカップに出るアジア枠が増えて、出るのは当たり前となった。
そうなれば一般層から見れば緊張感もなくなる。故に視聴率も落ちる。
三浦カズやゴン中山の時代よりは選手の技量も上がっているが、久保建英のように、Jリーグは最初のほんの少ししかいなくてヨーロッパに移籍する選手が多くなったのも、一般層から見ると盛り上がりに欠ける要素。
ピッチ周囲の広告も中国企業が多くなった。
FIFAワールドカップ本大会やオリンピックは、これから益々放送権料が上がっていくのか?
殿様商売、ここに極まる。
