2024 第85回優駿牝馬予想 | 競馬予想。

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買い目

単勝/複勝 1

ワイド 1-7

馬連/3連複 1-2,3,7,8,10,12,13,14,17



 まずは過去10年データから。前走レース名。とにかく桜花賞組が圧倒的。それ以外でフローラS、忘れな草賞がちょろちょろというところ。


その桜花賞組の着順別成績。当然だが1着馬が良い。出走すれば半分は2冠を達成することになる。しかしながら3頭も馬券外になった馬がいる点をどう見るか。他では3着馬が回収率ベースで1着馬とほぼ同等。掲示板外からだと結構厳しくなる。


枠はBコース2週目のせいか概ね差し追い込み有利、枠は内外あまり気にしなくても良いか。


そんなわけで今年のメンバーだが、未勝利上がりでも出走できちゃうという、一体どうしたのかという構成。正直手薄感は否めない。伏兵も限られてくるので、そういう意味では絞りやすさもあるが。


本命◎は1ミアネーロ。全くデータから外れるのを持ってきたが、それくらいの期待をしていい馬だと思っている。まず前走フラワーCのラップから。



構成を見て欲しいが、ほぼフラット。3F目からゴールまで12.1から11.8の間に収まっており、これだけ長い間平均的に脚を使うのは、この時期の3歳牝馬には結構キツい展開。ここで上位に来れた馬の持つスタミナを示唆している。いつもいう上がり5F全て11秒台に準じた内容と言えるだろう。3着馬はこれ以来で昨日1勝クラスを勝ってたし、レースレベルも高かったのではなかろうかと思う。


で、このレースは瞬発力も問われるレースだが、その点に関しては全く心配してない。5着に負けた2走前は直線致命的な不利があったが、そこから0.2秒差まで巻き返す脚は凄かった。ドゥラメンテ産駒らしくいい瞬発力を持っている。中山マイルが忙しい嫌いもあった。そういう意味でむしろ東京のほうが向くとさえ言えるし、まだ底を見せてないとすら言えるのではないか。条件は合う。あとは相手関係次第。足りなきゃしゃーないくらいの覚悟は出来ている。


◯は当然7ステレンボッシュ。桜花賞は枠順、展開、馬場が全てパーフェクトで、個人的には上手くいった感があった印象。ただし年明け初戦というのもあったろうし、血統的にも距離延長は歓迎。ここで更にパフォーマンスを上げてくる可能性も高い。数々の名牝を送りだしたトレーナーも強気だし、まともに競馬すれば勝つ可能性は高い。一つ気になるのはヤネ。戸崎がどうこうより、モレイラからの乗り替わりはほとんど誰であってもプラス材料にはならんでしょ。


▲は14ライトバック。桜花賞は物凄い脚で飛んできたが、これだけの脚が使えるならといったとこ。この馬はとにかく気性。アルテミスSはかかって自滅したし、勝ったけどエルフィンSもかかってた。だからこそ桜花賞では、位置を取るとかかるので極端な競馬になったが、今回も似たような形になるか。やはりいくら脚があるにせよ後ろ過ぎるとキツいのかな。データ的にも回収率が高い桜花賞3着馬だし、オッズ的にはそのリスクと見合う程度には付いてると思うので本命も考えたのだが。なにかこう一つ恵まれれば突き抜けるだけのモノはある。


▲と似たような位置から来た△13スウィープフィート。この馬の場合ちょっと嫌なのが坂路オンリーでコース追いを行ってないこと。この距離なら少し考えてしまうところではある。


△2クイーンズウォーク。桜花賞での本命馬だったが、インで窮屈な競馬。馬場も外伸びでキツい面はあった。ただ、にしても物足りなさは残る内容で。データ的にも巻き返しの難しい着順、大型馬不利というのもあって、相手馬の1頭という評価が妥当か。


△12チェルヴィニア。これも長期休養明けの初遠征で厳しかった理由はあるにせよ、やはり負けすぎの感はある。ただ単にそんな強くない馬疑惑が。ホームに戻って状態は前走以上なのは間違いないが、それでどこまで。


たまに来る忘れな草賞勝ち馬の17タガノエルピーダ。今年に関してはここにつなげるという意味で、内容というか乗り方が気に入らないというか。何でかというと、早め先頭の競馬は距離延長の今回を見据えてない。まあ勝たないと出られないからこその勝つ競馬をしたのだろうが。


△10アドマイヤベル。内容的に完勝。これならここでも勝負になっていい。東京慣れしている点もアドバンテージ。


馬券は単複、◎◯ワイド、馬連、3連複でもりもり勝負。穴は前走◎の2着8ホーエリート。長々書いた◎の理由からこの馬も買っておかないと矛盾するので。原優介というのもいかにも穴臭い。