馬鹿日報・弐 -5ページ目

どうにかこうにか

フリーランス生活が

10年となりました。

 

つくづくありがたく、

そして不思議なことだなぁと。

 

 

波は(かなり)あるものの、

フリー宣言をした日から

友人知人から仕事を頂くことができて、

その連鎖でとりあえず

生活はできています。

 

最初は実家暮らしだったのに、

気づけば結婚して子どももできて

家族がいる状況。

なんとも不思議なものです。

 

 

デザイナーという仕事をしていて

10年前になりたかった自分に

なれているかといえば

そこは全然なんですが、

とはいえ数週間で食えなくなって

また会社勤めなどした結果

次こそ心身が完全に崩壊して

死ぬこともあり得るぞ……と

想像していたことを思えば、

だいぶましな気がします。

 

いろんな人から

「一生食っていけますよ」

「10年続いたんだからこの先も大丈夫」

と言っては頂くものの、

やはり波が半端じゃないので

日々不安は尽きず。

 

そんな不安を一生抱えながらでも、

結果無事娘を成人させて

死ぬまである程度平穏に生きられれば

特に望むこともないのですが…。

 

 

そんなこんなで最近の生活といえば、

娘が幼稚園に入って

嫁さんが仕事に復帰した2年前から

さほど変わっておらず、

・平日は仕事

・土曜は家族(と近所の親戚)と過ごす

・日曜は娘と過ごす

という感じです。

 

嫁さんが日曜(と祝日の大半)が

仕事のため、娘とだいたい2人。

若かりし頃に女性とデートする機会が

全然なかったのを取り戻すためなのか(苦笑)、

わりと色々な場所に行ったり

色々なお店で食事したりしています。

 

在宅のフリー生活で

生まれた時から過ごす時間も長いせいか

嫁さんがいなくても特に問題なく、

おかげで昨年の夏

嫁さんがコロナ陽性となって

10日ほど二人生活をした際も、

大きなトラブルもなく乗り切れました。

 

…そして、最近は

「子どもを理由に友達と会えないのも

 もったいないな」

と思うようになり、

先日は日曜に昼飲みを企画し

娘を連行してみたところ、

むしろ娘の方が楽しそうでした。

頼もしい(笑)。


うちの子と会いたいと言ってくれる人も

結構いるので、これを機に

もう少し行動圏を広げられればなぁと。

 

 

……と、この10年日本も世界も

暗いニュース続きではありますが、

幸い個人的には

たくさんの人たちの支えがあって

仕事ができていて、

かつ家族がいることで

毎日平和に生活ができています。

 

自分のできることって

現状小さいことしかないですが、

ともあれ、自分個人や家族から

世の中のストレスの総量を減らして、

その連鎖で少しでも平和な未来に

つながれば…と思います。

 

そして次の10年後、

今の自分に想像できなかったことが

起きていたとしても、

結果面白いことになっていればいいなと

願うばかりです。

春を待つより

有難いことで年末年始の間に

新規のお仕事はたくさん入ってきたものの、

直近で納品になるものがなく、

「仕事はあるけどお金が入らない」

という状態が続いています。

 

(パンフレット等ページ物だけでも

 少年漫画誌くらいのボリュームで、

 抱えている仕事量と収入のギャップでは

 過去最高かもしれないです)

 

全然仕事がない状況も経験しているため

それよりは気が楽とはいえ、

そんなこんなで月末になると

「今月も全然請求が立たんな〜」

と胃が痛い状況。

 

 

……という中、今日は娘は遠足。

よほど楽しみだったのか

5時に目が覚めて

(普段より1時間近く早い)

寝続けようとする両親を横目に

ずっと上機嫌。

 

そして幼稚園まで

送って行ったところ、

自転車から降ろした途端に

お友達が集まってきて、

5人で手をつないではしゃいで

走って行ってしまいました。

 

…その様を見ていたら、

「とにかくうじうじ悩んでないで

 やることやらんとな」

と。

 

 

……ここ数週間での

娘の進歩が大したもので、

気づけば寝る前はいつも

絵本の読みきかせをしていたのに、

ここ数日はベッドに入って一人で

『かいけつゾロリ』や『おばけマンション』

を読んで、そのまま電気を消して

寝てしまったり。

 

二人で外出したときも

トイレは一人で女子トイレに行って

済ませてきてしまったり。

 

はたまた昨日は

近所のサッカー教室の体験入学に行って

よほど楽しかったのか

「またやりたい!」

と言い出したり。

ずっとサッカーをやっている自分からすれば

嬉しい話でもあり、はたまたこちら

小3まで入れる環境がなかったので、

羨ましいなと思ったり。

 

(幼児が始められるのもJリーグの恩恵でしょう)

 

 

よその大人が大好きな娘は

めちゃくちゃ社交性は高いものの、

「お喋り」で「負けず嫌い」な自分の血なのか

様々な場で他人の話を聞かずに無駄に喋ったり、

周りの子に無意味なマウントをとったりするので

時折周りの子から無視されている状況も。

 

「こんなんで友達できるのかな…」と、

成長の喜び半分、ハラハラ半分の日々。

 

…という現状にあって、

今朝はそれなりうまくやっている様も

垣間見えたので、少し気が楽になりました。

 

 

自分自身はやや余裕がない状況ではありますが、

春にはまた楽しみな予定も色々あるので

冬と年度末進行を前向きに

乗り切って行ければなと……。

色々やっている間に嫌でも春は来る、はず。

突っ走ろう

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

3連休、嫁さんは仕事の日に

子守りをしつつ義姉と話していた際、

「今年はどんな年にしたい?」

と問われて思わず口をついたのは、

 

「去年はめっちゃ暇だったから

 今年は倍働きたい」

 

という一言。

 

 

……その念願が叶ったのか、

新年明けてからは

ずいぶん締め切りや新規案件で

日々やることがある状態。

 

思えば昨年は結構だらだらと

昼寝ばかりしていたり、

はたまた発作的に

平日の真っ昼間から映画を観に行ったり。

それを思えば、

しみじみ有難いことだなぁと思います。

 

正直ずっと今みたいなペースなら、

当分将来の心配をしなくていいので

いいのにな……と。

 

年末年始にイベント事や

駆け込みでやったふるさと納税などで

1月はカードの請求額が膨れ上がった結果

新年早々えげつない赤字なんですが、

取り戻せるよう頑張らなきゃ、と。

 

そんなこんなで1月は

誰とも会う予定がない反面、

2月は久々の友達に会えたりなど

楽しみな予定が幾つか控えているので、

それに向けても頑張るぞーと。

 

 

仕事自体は基本的に

楽しくやれているとは思いますが、

とはいえ自分自身がずっと

芯がないというかふわふわしているので、

「将来の安心」なのか「強み」なのか

「とんでもないライフワーク」なのか、

何かしら人生の目標みたいなものも

今年は見つけられたらなぁ…と思います。

 

それって自分で見つけるものでも

ありそうな反面、

思わず出会った誰かから

受け取るものかもしれないですし、

改めて今年も人との出会いは

大切にしたいなと思いました。

 

こちらをご覧頂いている

(かなり奇特な)方にも、

人であれ事であれ、

よい出会いのある1年でありますように。

ありがとうございましたの2022年

 

至って健康だった1年の終わりに

風邪をひいてしまいましたが、

(検査キットの範囲ではコロナ陰性でした)

その程度で済んだし、

個人的にはわりといい1年だった気がします。

 

 

仕事では上半期は

税理士さんに心配されるくらい

売り上げが落ちましたが、

下半期で概ねカバーできました。

 

春先に事業復活支援金が入ったので

勢いでMacを新調したところ

信じられないほど処理速度も上がり、

反動でヒマになったりも…。笑

2023年の目標は「倍働く」です。

 

 

プライベートでは嫁さんが夏に

コロナ感染。

なぜか自分と娘は無事で、

10日強の二人っきりの隔離生活も

なんとか乗り切れました。

 

リアルタイムでは結構大変だった気も

しますが、

嫁さんもとりあえず無事だったし

自分も生活力が上がった気がするので、

今となっては大して思うところもなく。

 

個人的にはコロナ禍で

自転車ばかり乗っているせいか、

今は成人してから一番体重が軽く、

最近は娘が生まれて以降

控え気味だったフットサルも

ちょこちょこ行くようになりました。

 

 

5歳になった娘は至って元気で、

このご時世にコロナはおろか

ほぼ風邪もひかない1年でした。

 

家で暇さえあれば工作をしていたり、

はたまた平仮名片仮名をほぼマスターして

自作で絵本を作ったり

(キャラは「すみっコ」ですが)、

絵本もこちらが読むまでもなく

音読してくれたり、等々。

 

特に夏休みなど図書館によく避難していて

年間でおそらく400〜500冊くらい

(図書館通帳=借りた記録は200冊)

絵本や児童文学の本を読んだ意味もあるのか、

言葉はわりと早いような気がします。

 

(自分は小学校までほぼ文字は書けませんでした)

 

習い事なども楽しそうに

行っている反面、

ぶっちゃけ根気がないのは悩み。

「反復練習」が苦手なので

自転車などは全然乗れるようにならず。

このへんは今後の課題なのかなと。

 

 

家族でよかったことは、

9月末に宮古島に旅行に行けたこと。

嫁さんが晴れ女だからか

これまで旅先での天気はよかったですが、

今回も台風シーズンなのに快晴。

 

冗談抜きに天に召されたのかと

錯覚するほどの海・空・気候で、

嫁さんとはいつか新婚旅行で行ったハワイに

「また行けたらいいね」と

言っていたものの、

「その金で何度か宮古島に行きたい」

という話になるほどでした。

個人的に沖縄は4回目でしたが、

ちょっと群を抜いていたかも…。

 

そこで娘は初めてシュノーケリングも

しましたが(トップの写真)、

水深5mくらいある場所でも

全然怖がらなかったので、

我々カナヅチ夫婦としては

「プール通わせててよかった!」と

思ったりもしました。

なかなか進級もしないけど、

意味は十二分にあるよなぁと。

 

ほか、夏場にグランピングや

秋に近場で激安旅などもしましたが、

また2023年も家族で色々行けたらいいなと。

 

 

…あと、何故か今年は

わりと外食をよくする年で、

結構外で美味しいものを食べました。

 

年明け早々弁護士の友達に

事務所の看板を作ったお礼で

銀座の高級寿司店に連れて行ってもらったり、

嫁さんと結婚記念日に長年行きたかった

天ぷらの有名店に行ってみたり、

久々に会った友達と昼間っから

コース料理を食べたり、云々。

 

相変わらず日曜と祝日が

嫁さんの出勤のため、

娘と二人(ないし近所の従兄妹たちと)でも

結構色々食べたよなぁと。

自分の趣味のホットケーキの名店開拓も

度々つきあわせていました。

 

↑ 

1時間待ちで入った人気店のホットケーキも

写真撮る前にこの有様。笑

 

後でカードの明細を見て

「ここ抑えたらもうちょい貯金できるだろ!」

などとも思いましたが、

使ったことで回ってきているような気も。

ともあれ今後はもう少し抑えるところは抑えて

「ここぞ」の場面を大事にしようかなぁと。

 

 

おまけで言うと、自分にしては

映画館にもよく行った1年でした。

記憶が確かなら15回くらいで、

(娘と行ったものも何本かありますが)

個人的には

『流浪の月』

『さかなのこ』

『THE FIRST SLAM DUNK』

『すずめの戸締まり』

が特に面白かったです。

(岩波ホールの閉館が残念)

 

本もわりとよく買いましたが、

電子書籍もゆるやかに導入。

(しかし読みづらい…)

なぜか小説を全然買わなかったので、

2023年は小説の年にしようかなと。

 

 

……そんなこんなで

個人的にはずいぶん楽しい1年でした。

 

とはいえまだまだ気軽に

友達とも会えないので

会い損ねた人もいますし、

日々暗いニュースばかり聞けば

それに伴う不安も多々あるので、

自分や家族の平穏な生活も望みつつ、

それ以上に望むことは

「世界平和」だよなとも思います。

野暮すぎるかもしれないですが…。

 

 

ともあれ最近は大して更新も

していませんが、

今年も見に来て頂いた方、

ありがとうございました!

こちら元気にやっています。

 

そして、2023年が

よい1年となりますように!

世界から少しでも

不安と不幸が減ることを祈ります。

食欲の秋、終わらず。

遠方に住んでいる仲良しの友達と

5年ぶりくらいに会えることになった。

横浜でのイベントが目的だそうだが、

空いた時間で鎌倉に行きたいとのこと。

 

日中しか会えないし

せっかくの機会なので

気合いの入ったランチをしようと店探し。

こういうのは楽しい。

 

(舌の肥えた相手なので

 プレッシャーもあるけど)

 

…しかし、その時期は

1週間で4回ほど友達とのランチや

飲み会の予定が。

 

6月にも一度同じようなことがあって、

長年行ってみたかった店に行っても

胃が結構疲れていて

楽しみきれなかった感も。

 

コロナ禍云々抜きにして

友達と会う予定なんてない時は

2〜3ヶ月なかったりもするのに、

わりと贅沢な食事の予定は

ある時期集中して入ったりする。

 

 

セーブするところはセーブしつつ、

自分の体と相談して

全部楽しめるといいなと。

 

そこまで今後1ヶ月ほどは

特に人と会わず仕事集中モードなので、

(サッカーW杯があったか…!)

憂いなく行けるよう頑張ります。

 

気づけば年末。こんなご時世ですが、

少しでも世の中の「楽しいこと」の

総量が増えますように。