「12年前。

   社会人なってから貯めた全財産を使い、
   世界一周を経験しました。


   経験した旅をひと言で言い換えれば、

   "既成概念や固定観念の崩壊"

   その連続でした。」




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内戦の銃弾跡がそのままの、
独立して間もない国を訪れた。


"日本から来た" と伝えても
日本という国を知らない人たち。


立派な建物も店もないが、
そこに暮らす人たちの目に
暗さは一切無く、


「僕たちの国によく来てくれた」と
歓迎してくれた。





「4.5人の子どもを連れた女性に
   "あなたの夢は何?" と問われました。

   私は、迷わず

  "お母さんになりたい"

  そう答えました。

   そしたら、彼女も子どもたちも
   とびきりの笑顔で喜んでくれました。


  "自分の国がある" その喜び。

  "これからを自分の手で創っていける"

  その喜び。

   大人も子どもも、
   希望で満ち溢れていました。」





やがて帰国。

しかし母国で真っ先に感じたのは、

"あれ、日本て、
こんなにも元気がない国だったっけ?"



日常の中で目にする人々の姿や
その暮らしに、
なにか物足りなさを感じた。




「今思えば、それはきっと、
   誰かの日常ではなくて、

   私が自分の足元の生活を楽しみ、

   自分自身を愛せていなかったからだと
   思います。」









やがて、結婚

そして出産。




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3人の男の子の母になった。





「あの時語った夢が叶って、
   本当に楽しみながら
   子育てをしてきました。


   特に、長男は好奇心の塊で、
   とにかく生命力を感じるものが好き。

   喜怒哀楽が人間の皮を被って
   歩いているような子で、

   そんな個性を
   思う存分発揮できるようにと、

   私自身、そっと見守り続けてきました。」






やがて長男が就学。

2年生に進級して間も無く、
毎日のように放課後は、居残りで
担任からの指導を受けるようになり、

トラブルを報告する電話が
毎日のように
かかってくるようになった。





「6月に入ったある日、長男は、

   "学校へもう行かない" と口にしました。

   理由を聞いても、何も言わない。

   とりあえず体調不良ということにして
   数日間、学校を休ませ、
   じっくり息子と向き合いました。」




そこで、ポツリポツリと、
息子の口から出てきた言葉は、

『もうクラスにいらない』

『次、言うこと守れなかったら
   学校に来なくていい』


担任から言われた、言葉だった。





「先生の中では、
   クギを刺すために言った言葉。

   でも息子にとっては、

   目の前に開けていたはずの道が、
   自分のすぐ目の前で、
   閉ざされた言葉でした。



   "悪いのは、ちゃんとできない僕"
   "僕が、ダメだから"

   と、息子は、ずっと
   自身を責めていました。」





"そんなつもりじゃなかった。
   学校に来てほしい"  

と、担任からの連絡を受けても、

そのとき既に、学校に対して、
恐怖を感じるようになっていた。





「息子は当時、

   "無理"   "できない"

   が、口癖のようになっていました。

   行動、態度 一つ一つに
   "だめ!"  と
   言われていた結果だと思います。


  "じゃあこうしてみようか?"

   私が、どんな提案をしても、

  "僕には無理。できない"

  この繰り返しでした。」




そんな時に、親友が届けてくれたのが、 

植松努さんの動画たった。




小学2年生に、
内容が理解できるのか...

まだ、難しいかもしれない…


しかしそんな不安は、

動画をみはじめてすぐに消えた。




「息子の横顔を見たら
   涙を流していました。 

   ああ、伝わってるんだ!と思いました。」




それから毎日、
何度も何度も、2人で動画を見た。


"大丈夫、大丈夫!"

まるで、「合言葉」のように

そんな言葉をかけ合いながら。


 7月末まで、一緒に学校へ通い、
一緒に授業を受けた。 




"どうせ無理"は
  人の可能性を奪う
恐ろしい言葉





「気がつくと、

  "無理"  "できない"

   そんな言葉が、
   息子の口から出ることは、
   なくなっていました。



   きっと、子どもながらに、

   植松さんの言葉を
   全身で受け止めていたんだと思います。」






"植松努さんに逢いたい!"

その思いで、
昨年9月19日に開催された、
くさつ未来プロジェクト主催の
講演会へ申し込みを試みたが、
そのとき既に完売。



講演を聞くことが、できなかった。







 「だから、今回、神戸に
   植松さんをお呼びすることができて、
   本当に嬉しい。

   奇跡だと思っています。



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   そして、これまでに得た、
   たくさんの人たちとのつながりは、


    神様からのプレゼントだと感じています。




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   3月31日、
   植松努さんの講演会を通して、

   多くの人に、希望を届ける
   チャンスをいただいていること、


   私にとって最高の喜びです!


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   The power of smile is 
   the  hope of the world ‼︎」